「パティシエになりたーい!」ブログ。

元パティシエ・オペラのお菓子の話やらオタクっぽい話やらのごちゃ混ぜブログ。

vsじゃがいも・1

2015-06-16 23:29:15 | きょうのできごと
ありがたいことに、我が家には田舎の親戚からお米やお野菜がよく届きます。
しかしその「田舎」が全て同じ土地(鹿児島)だからなのか、内容がかぶることも多々…。ぽんかんとかぼんたんとかの柑橘類とかがかぶったり。

今回は「新じゃがいも」でした。
…豊作だったんでしょうか、今年はそれはもう、尋常じゃないくらいのかぶり具合でした。最初にミニミニサイズの新じゃががいっぱい届いて、「やー、これはよ使わんとあかんね」と思ってたら二軒目からも大量のじゃがいも(と、たまねぎ)。三軒目の時はもう箱を開けた瞬間膝から崩れ落ちそうになりましたね…!いやありがたい、ありがたいんだけども…!
もう今年は弟もいなくて、全ての食材の消費量が減ってる我が家(お米が古くなってしまうレベル!って前書いたなこれ)。
じゃがいもはそこまで足が早くはないとはいえ、油断したらこの量のお野菜が全滅してしまうかもしれない…!それはもったいなすぎる!!
じゃあどうするか?
とにかく、意識して、じゃがいもを使うことだ…!!

それから私(現在我が家のご飯作りをほぼ全て担当)と、じゃがいもの格闘の日々が始まりました。

とりあえず届いた順のこともあり、最優先はミニミニ新じゃがの消費…(これ、冗談じゃなく、100個以上ありました)。
直径3~4cmのホントにミニなサイズで、どう考えてもこれを皮むきはしたくない…(おい…)。
なので「新じゃがいも 皮ごと」とかでレシピを探しました。

とりあえず肉じゃが。

レシピに「しらたき」ってあったからしらたき探しに行ったんだけど、なかった。
糸こんでいいんやんな?別名やんな?でもこの日は何故か白い糸こんも売切れてまして黒いのになりましたとさ…。

大好きグラタン。

最近自分でも気づいたんですけど、私は「グラタン」が大好きみたいです。食材をゆでるなりなんなりしてチーズかけて焼く、ってだけでもめちゃ好きで、週に何度食べても飽きない。油断したらしょっちゅうグラタン作っちゃいそう。実際、この写真を撮る前にも別の新じゃがのグラタンを作ってた気がする…。その時に本当に丸のまま入れたらちょっと食べづらくて、この時は半分にカットしたのを入れました。

クックパッドのレシピは便利だけど、とにかく探しにくい…(会費払うのが嫌で無料会員貫いてるせいだけど)。
それにまだまだじゃがいもはある。これは…図書館で本を借りて、もっとまじめに「じゃがいも料理」を探すべきかも。

そこで図書館へ。料理の本のコーナーはお菓子の本の隣なので、よく見てました。確か「じゃがいも料理」というそのものズバリのタイトルの本があったはず…。
でも見つからない。めっちゃ何度も棚を見たんですが、見つからない…。あれもずいぶん前からある本だし、もしかしたら入れ替えの対象になっちゃったのかもしれないな…と思ってたら、なんと近くにあった「返却台」の上に乗ってました!(係りの方が棚に戻すためにこのあたりに持ってきていた)…わかったぞ。うちみたいにいっぱい新じゃがが送られてきて、消費方法に困った主婦の方が借りてたに違いない…!

これです。
じゃがいも料理
クリエーター情報なし
集英社

料理の本ではすごくめずらしいハードカバーの本なので、棚に差してある状態でもすんごく目立ってて見覚えがありました。

そして調子に乗ってもっとゴツいこんな本まで借りちゃった。
世界のじゃがいも料理: 南米ペルーからヨーロッパ、アジアへ。郷土色あふれる100のレシピ
クリエーター情報なし
誠文堂新光社

いやこれすごくおもしろいんですよ…!世界各地のじゃがいも料理が紹介されてて…!でも本格的過ぎて実践は難しそうなんだけど…。
じゃがいもがどんな風に広がっていったかとか、読み物もすごくおもしろい。あと、この本のラストは「日本のじゃがいも」なんだけど、そこに主な種類って紹介されてる品種にちゃんと「はるか」があるのです!棚の前で立ったままぱらぱらって見てて、これを見つけた時、めちゃ重いけど借りて帰ろうって思ったね…!

さっそく「じゃがいも料理」の本から。「じゃがいもと青のりのかき揚げ」。

桜エビも青のりもあるし(←お好み焼き用に常備してる)、ってことで最初にこれをやってみたんだけど…これが、我ながらめっちゃおいしくできて!感激でした!
一旦ゆでたものをカットして、他の材料と粉と水を混ぜてかき揚げにするって、普段のうちなら「ええ~めんどい…」ってなりそうなもんだけど、…こんななんでもない材料でこんなおいしいものができるなら、これくらいなんでもないなって思った!
…ちょっと揚げすぎてカリカリで口の中に刺さりそうだったけどね!!てか本の説明にも「薄く色づくまでカラリと揚げる」って書いてあった…。うちはしょっちゅう「料理の本もお菓子の本くらい細かく色々書いてくれてたら失敗しないですむのに~」とか文句言ってますが、書いててもやんねーじゃん!っていうのがよくわかりました…。すいませんでした…。
この本の作者さんがうちの作る様子見てたら怒るだろうな。「薄くって言ってんだろ!!」「一口大って言ってんだろ!!」って…(でかかったらしい)。

一度、母が帰宅する時間まで私が寝こけてたことがありまして、その時に「ピザでも取る?」って母が言った。宅配ピザは高いし材料はあるからいいです今からやります…ってふらふらご飯作った日があったんだけど。
もしや母はピザが食べたかったのかもしれない、と思って後日久々にパン焼き器で生地こねてピザを作ることに。
モッツアレラチーズとか買うとまた高くなっちゃうから(ケチ…)(倹約です!!)、お家っぽいピザにしようと。玉ねぎも頭抱えるほどいっぱいあるし、ピザ用チーズはグラタン大好きな自分の為に常備してるし…あとはコーンとかのせて…ええと、ツナ缶もまだあったよな…。
ピザソースは買っちゃいます。

これ「へー、ピザーラなんや」と思って買ったんだけど、よく見たら「ピザトーストソース」やった…。ま、まあ一緒やんね!?

玉ねぎ切ってる間に思い出しました。「そういやピザ屋さんの広告で、じゃがいものってるのもあったような気がする…!」
そこで急遽、じゃがいももいちょう切りにしてゆでて、パーツに。どんな時でもじゃがいもを消費することを忘れない…!

玉ねぎがむらさき玉ねぎですが気にしないで下さい。あとじゃがいもあんま見えてませんがのってます。ななめにかかってるのはマヨネーズです。
焼成っ!

おうちピザって感じ!!おいしかったです。私は分厚いパン生地のピザが一番好きなので!!(あの…負け惜しみじゃないですこれ…)

やべえ、まだまだあるのに書ききれない。
続く!!

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