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2のエンディングのこと(アイマス2プレイメモ番外編)

2011-11-29 22:42:23 | アイマス2プレイメモ
アイマス2プレイメモの番外編的なもの。
加筆・修正して無理矢理プレイメモに入れ込む予定ですがとりあえず書いて、ここに置いておきます。
(ていうかどうしてもプレイメモが書けないので、一度自分の思考を整理しようと思った…。ああまだ53週だよ。エンディングまでまだまだあるよ…)(それよかその前回の投稿が8月な件……)


「アイドルマスター」、「アイドルマスター2(箱○版)」の春香トゥルーエンドのネタバレを含みます。





私は、アイドルマスターに続編が出る、という最初の一報(確かまだ「アイドルマスター2」という名前はなかった頃)を聞いたその瞬間から、ずっと、ずうっと、気にしてた。
「次は、春香のトゥルーエンドは、一体どうなるんだろう?」って。

PVが次々公開されて、9.18があって……。
そして発売されて、買って…
プレイしてる間は必死で、必死だけど楽しんでて(「1のボーカルレッスンもこれくらい判定甘くなってくれ!」とか「運命のランキングって何だよ!」とか「注目度すぐ下がるじゃん!」とか「ノーマルコミュしか出ないんだけど…」とか)(……)、
忘れたフリで楽しもうとしてた。
だけどいつも心の片隅には、トゥルーエンドのことがあった。一瞬たりとも忘れられる事はなかった。
どうなるんだろう、どうなるんだろうって。
見ないフリをしてたけど、消える事はなかった。
毎晩のじゃんけんに一喜一憂してる間も、ずっと…心配してた。

「心配」?
…心配だった。全く予想できなかったから。
自分が制作する立場だったら、どうするだろう…とかも考えてみたけど、全然答えは出なかった。

…じゃあ、例えば、どういうトゥルーエンドなら、納得できるんだろう。
「納得」?
……1のことは、すでに受け入れられたつもりでいたけど、そうやって考えていくと、またぐらぐらする。


また自分の動画の話で恐縮ですが、……「DIGITAL GIRL」がその後、当時の自分の墓標に見えたりするのは、…ひたすらその「恐怖」が見えるからなんだなあと、最近気づいた。
どんな「トゥルーエンド」が来るのかわからなくて、怖かった。受け入れられるのかどうか、わからなくて、……でも、きっと…どんなのが来ても受け入れようとは思ってて…。
今思えば、悲壮すぎる決意だ。
私の悪い癖、「『最悪の事態』に備える」というのがめちゃ出てしまってる。
どんなことになろうと、今のこの気持ちは絶対に覚えておこうと……。心が壊れそうになっても、立っていられるようにしようと……。

この時の自分にとっての「最悪」は、なんだったのか?
1とは真逆の…春香の告白を最後にPが受け入れるもの、とか?
…そうだ、もし、もしそうなってしまったら、1の春香はどうすればいいんだ。
だけど私は春香が好きなのに、そんなハッピーエンドを「最悪」と思うなんて、それはどうなんだ。
春香が永遠に悲しめばいいとでも思っているのか……。

どういう風に考えても、どこかが矛盾してて、苦しい。
2は楽しみだった。でも怖かった…本当に。


発売前からずーっとその事を心配していたわけですが…1周目を進めながら、気づいた。…2の春香は「リーダー」であることにいっぱいいっぱいで、Pへの恋心みたいなのを、あんまり見せてくれないんだなって。
これはもしかしたら、エンディングは、全く違う方向へ行くのかも……と、少しだけ、思った。春香はPに、自分の気持ちを打ち明けたりしないかもしれない。そもそも春香は、Pに恋はしていないのかもしれない。…それは以前からのとは全く違う種類の不安だったけど、確かに「期待」でもあった。

でも、…あのエンディング。
1周目も後半になると、…当初の自分自身が望んでいた通りに「ゲームに必死に」なっていたらしい、…と今なら思える。高ランクのコミュはあまり見ずに、ひたすらにステージに乗ってファン人数を増やすことに躍起になっていた。春香の事も、リーダーとして…ファンのため、お別れするPのために必死に頑張っている…という風にしか見えていなかった。
だから、…最初は、本当に驚いた。行かないでと必死に訴える姿に、…驚いた。

かなり動揺しながらも、「…これじゃうちが1のPみたいだ…」と少しだけ思った、と思う。
1のトゥルーエンドでは、勇気を出した春香の告白に対して、まず…Pはそのことを想像もしてなかったらしい反応を返す。
(こんなこと書きたくないけど)1のPは春香に恋をしてはいなかったんだなあ、と思う。
でも「プレイヤー」は違う。一年間の間、Pに恋する春香の姿に恋をし返しているからこそ…、あのエンディングに傷つく。Pの反応が理解できなくて。

2のゲーム中をやっていく中で、少なくとも私は…Pは心から春香に信頼されている、好意も持たれている、というのはわかったけれど…、本気で好かれているというところまではわからなかった。
1では…違ったよね?明らかに春香の気持ちってだだ漏れだったよね…?
いや、どうだったんだろう。私は実際にゲームをする前にあのトゥルーエンドの事も知ってたし、春香にすっかり心を奪われた後だったから、フィルターがかかって見えてたんだろうか…。

…いや、何より今回は、春香の方にそんな余裕がないように感じたんだ。
ユニットメンバーの事も、お仕事も本当に大好きなんだろうけれど、それよりなにより「リーダーとしての責任感」が彼女に重くのしかかっていて、自分の事も、ちょっと気になるPの事も後回し……という風に感じたんだ。
「プレイヤー」としてはそれが少し寂しく感じたので、めっちゃ覚えてる。



「ずっと一緒にいてくれませんか。」って言われた瞬間、本当に震えた。
春香が、…春香の目の前にいる、ゲームのPだけに言ってるんじゃなくて、
天海春香という魂が、プレイヤー(私)に直接訴えているように感じて。

…「今度こそ」って。

結末を知ってるのに、何度もトゥルーエンドを選び…、春香に悲しい顔をさせてきた私を、許してくれているようで。だから今度こそって、もう一度、手を伸ばすチャンスを、春香がくれたようで……。

だから、…ここでもやっぱり断るPを、
本気でハリセンで殴りたくなった(……ちかたないね)。

でも、Pの言葉も、しょうがないと思った。
また私達は、春香を抱きしめることができない……。



……最初にこのエンディングを見た時は、めちゃくちゃに泣きながらも、…まだ耐えられた。
トゥルーエンドじゃない、と思ってたから(1周目はIA大賞しか取れなかったので「グッドエンド」だった)。
トゥルーになれば、部門賞も全制覇すれば、…ここのPの反応も変わるのかもしれない、と思ってたから、まだ耐えられた。
実際には2の「トゥルーエンド」と「グッドエンド」の違いは、Pが旅立ってから1年後の様子が描かれるかどうか、というだけなので、ここの会話は変わらない。
そんなことはもちろん知らずに、2周目、3周目と進めて……その間ユニットに春香は入れなかったんだけれど、やっぱりいつも、心の隅にトゥルーエンドのことがずっとあった。

…トゥルーであれば違うのかもしれない、でもじゃあ、どう違えばいいんだろう。
結局ずっと同じだ。どう考えてもどこか矛盾してて、…待つしかなかった。



つづく。

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