続き。
動画の話。
「私とワルツを」は昔から好きな曲で…好きと言うか、一緒に口ずさもうとしてもサビで絶対泣いてしまう歌でした。…別に誰か(「キャラ」でも)に重ねてるわけでもないときからそんな感じだった…と思う。
「誰にも傷が付かないようにと ひとりでなんて踊らないで」
そんな風にする人がいたら、きっと見てるのは辛いだろうな…とか思ってたんだろうな。
これ、社長にぴったりじゃないか…、と気づいてしまった時から、ますます泣けるようになって。
今年はこの曲を社長に贈ろうと思った。…いつだっただろう。とりあえずすーごい前です。去年…2010年の内にもう、ぼんやりとは考えていた気もする。
去年の「きみはともだち」は社長の視点だったから、今年は青眼の視点でちょうどいいやとも思ってて…。
うpするギリギリ前まで、タイトルは「社長と青眼で」にするつもりだった。
去年のと揃えるって意味もあったし、…なんか「社長とキサラで」っていうのはちょっと違和感があって。
キサラ、あんまりちゃんと出てるわけじゃないしなーと思ってたんだけど、冷静に考えると、青眼はもっと出てない(ラストだけ…)(像やら石板でめっちゃ描いたので出てるような気がしてた…)。タイトル詐欺にもほどがあるなあと思って変更しました。
あと、サムネのせいもあるかも。作ってる間はぼんやりと、ラストの青眼出てるとこにしようと思ってたところを、…ここに載せたのもあって、あのキサラの…唯一まともに顔が映るシーンにしようって決めたんだよねえ。あのサムネで、タイトルが「青眼で」っていうことにしたら…意味があるって伝わるかもしれないけど、一見詐欺っぽいので…変えたんでした。
…なんで、違和感があったんだろう?
考えてみて、気づいた。多分私は、「社長」と「キサラ」に繋がっていてほしいとは思っていない…から。
繋がりとあるとしたらそれは「社長と青眼」、「キサラとセト」であって欲しいと思うから。
これ、あんな動画作っておいて何言ってんの…って感じかなあ。すみません。表現力不足ですね…動画の方が。
この動画を作る前に、イメージとしてあった言葉が、ひとつありまして。
「ファイブスター物語」、3巻のクローソーの言葉。
「コーラスサード…
あなたがこの世から消えても 次のあなたが生まれて来る…
人間は死にはしない
次の世代へとほんの少し姿を変えて…現れる
愛していましたよ…コーラスサード…
愛しているわ…コーラスシックス…
愛していますよ…
そんな人間たちを… 私は…」
クローソーというのは…まあ簡単に言うと、女神です(←簡単に言いすぎ)。
コーラスという国を、…いや、「ファイブスター物語」をずっと見守っていく、女神。
今回のキサラには、このクローソーのイメージを重ねています。
「愛していましたよ…セト様
愛しているわ…瀬人様」 みたいな。
25日のうちの記事が、いきなり愛の告白から始まっているのも実は意味があったんです!(えー)
動画冒頭の、「Always love you.」にもね!
私の中では、キサラはそばで社長をずっと見守っていた…ということになっておりますが、それでも「セト様を通して」社長を見ていた、と思う。「セト様の魂」を守るべく、そこにいたんだと。
うーん…難しいな。説明が。色々と微妙で。
極端な話をすると、…悲恋に終わった(ということに一応する)キサラとセトの関係を現世で成就させたいわけじゃないですよね、キサラは。
守りたい、と…。闇から。様々な悲しみから。
そして「セト様の」願いを叶えたい、と…思ってたんじゃないかな。
「魂の交差する場所」へと、必ず辿り着けるように。
原作をトレスすることにしたのも、大分前に決めたような気がする。
青眼とか…真剣に描けないし。内容的に、去年みたいな絵じゃ全然合わないと思ったし。
原作をトレスなんて…とも、確かに思った。迷った。
でもこれは「MAD」なんだ、って思った。
アイマスでも、もちろん普通のアニメでも、…元は違うシーンの表情とかを組み合わせてストーリーを作るっていうのは、普通にある。今回はそれなんだと思った。ただ、素材の準備が「トレス」という作業になるだけで。
開きなおるとかじゃないけど…それでも、作りたいと思った。これを。
原作を切り貼りする方が楽だったんじゃないか…っていうのは作業中も思ったけど、でも、結局修正するべき箇所はあるわけだし(フキダシとかあるし…)、原作にないシーンの追加もするつもりだったし。その「絶対手で描かなきゃいけないところ」と「それ以外」の差を少しでも縮めるためにも、やっぱり全シーントレスは必須だった、と思う。
まあ、なぞるだけなのに、すーごい大変でしたが……。
青眼が大変とかいうのはわかってるからいいんだけど…セト様のポエムの石板とか、KCのビルとか…そういうのが大変で大変で、半泣きでトレスしてました…。しかもKC本社前には、青眼の像まであるし!社長、ほんと勘弁してよ…!と思いながらの作業でした。三匹とかマジで無理。
アクナディン様の線の多さにもびっくりした。キサラの髪の細さにも…。
社長がパーツ多いのは慣れたものだったけどねえ…。でも文庫版の感想の時からトレスにしておけば、簡単だったんじゃないかなとは思った(しかも見やすい)。…まあ、あれはあれでいいとは思うので今更直しませんが!
まあ、何よりも時間がかかったのは、構成ですね。
曲だけはかなり前から決まってたけど、短くしようって思ったの…割と最近だしね…。
最初はフルでやるつもりだったんだけど、どうしてもダラダラするというか、うまく埋められない箇所があって…思い切って短くしたのはいいけど、今度は詰め込みすぎっぽいし。難しい…。
あと、こうしたい!と思っても、原作にそういうシーンがなければできないわけで、それも大変でした。探すのが大変だった。
最初はファラオが倒れてるとこ、って思って探したら、ファラオはさんざん傷ついてはいるけれど、倒れてるとこなんて皆無!目を伏せてるシーンすら見つからなくて、もうこれはどっかのシーンを逆さにするか横向きにするかして、目も閉じさせよう!って決めて…そこから探すという…。ちなみにアレは、カルトゥーシュに真の名前が刻まれるシーン。そんないいとこ使ってすみません。パズルの砕ける様子は、御伽父にパズルを破壊される様子のとこから。そんなやなとこ使ってすみません(笑)。
続く。ていうかスクショ貼れよって話ですよね…。次から貼ります。
そして詰め込みすぎのストーリーも解説(予定)。
動画の話。
「私とワルツを」は昔から好きな曲で…好きと言うか、一緒に口ずさもうとしてもサビで絶対泣いてしまう歌でした。…別に誰か(「キャラ」でも)に重ねてるわけでもないときからそんな感じだった…と思う。
「誰にも傷が付かないようにと ひとりでなんて踊らないで」
そんな風にする人がいたら、きっと見てるのは辛いだろうな…とか思ってたんだろうな。
これ、社長にぴったりじゃないか…、と気づいてしまった時から、ますます泣けるようになって。
今年はこの曲を社長に贈ろうと思った。…いつだっただろう。とりあえずすーごい前です。去年…2010年の内にもう、ぼんやりとは考えていた気もする。
去年の「きみはともだち」は社長の視点だったから、今年は青眼の視点でちょうどいいやとも思ってて…。
うpするギリギリ前まで、タイトルは「社長と青眼で」にするつもりだった。
去年のと揃えるって意味もあったし、…なんか「社長とキサラで」っていうのはちょっと違和感があって。
キサラ、あんまりちゃんと出てるわけじゃないしなーと思ってたんだけど、冷静に考えると、青眼はもっと出てない(ラストだけ…)(像やら石板でめっちゃ描いたので出てるような気がしてた…)。タイトル詐欺にもほどがあるなあと思って変更しました。
あと、サムネのせいもあるかも。作ってる間はぼんやりと、ラストの青眼出てるとこにしようと思ってたところを、…ここに載せたのもあって、あのキサラの…唯一まともに顔が映るシーンにしようって決めたんだよねえ。あのサムネで、タイトルが「青眼で」っていうことにしたら…意味があるって伝わるかもしれないけど、一見詐欺っぽいので…変えたんでした。
…なんで、違和感があったんだろう?
考えてみて、気づいた。多分私は、「社長」と「キサラ」に繋がっていてほしいとは思っていない…から。
繋がりとあるとしたらそれは「社長と青眼」、「キサラとセト」であって欲しいと思うから。
これ、あんな動画作っておいて何言ってんの…って感じかなあ。すみません。表現力不足ですね…動画の方が。
この動画を作る前に、イメージとしてあった言葉が、ひとつありまして。
「ファイブスター物語」、3巻のクローソーの言葉。
「コーラスサード…
あなたがこの世から消えても 次のあなたが生まれて来る…
人間は死にはしない
次の世代へとほんの少し姿を変えて…現れる
愛していましたよ…コーラスサード…
愛しているわ…コーラスシックス…
愛していますよ…
そんな人間たちを… 私は…」
クローソーというのは…まあ簡単に言うと、女神です(←簡単に言いすぎ)。
コーラスという国を、…いや、「ファイブスター物語」をずっと見守っていく、女神。
今回のキサラには、このクローソーのイメージを重ねています。
「愛していましたよ…セト様
愛しているわ…瀬人様」 みたいな。
25日のうちの記事が、いきなり愛の告白から始まっているのも実は意味があったんです!(えー)
動画冒頭の、「Always love you.」にもね!
私の中では、キサラはそばで社長をずっと見守っていた…ということになっておりますが、それでも「セト様を通して」社長を見ていた、と思う。「セト様の魂」を守るべく、そこにいたんだと。
うーん…難しいな。説明が。色々と微妙で。
極端な話をすると、…悲恋に終わった(ということに一応する)キサラとセトの関係を現世で成就させたいわけじゃないですよね、キサラは。
守りたい、と…。闇から。様々な悲しみから。
そして「セト様の」願いを叶えたい、と…思ってたんじゃないかな。
「魂の交差する場所」へと、必ず辿り着けるように。
原作をトレスすることにしたのも、大分前に決めたような気がする。
青眼とか…真剣に描けないし。内容的に、去年みたいな絵じゃ全然合わないと思ったし。
原作をトレスなんて…とも、確かに思った。迷った。
でもこれは「MAD」なんだ、って思った。
アイマスでも、もちろん普通のアニメでも、…元は違うシーンの表情とかを組み合わせてストーリーを作るっていうのは、普通にある。今回はそれなんだと思った。ただ、素材の準備が「トレス」という作業になるだけで。
開きなおるとかじゃないけど…それでも、作りたいと思った。これを。
原作を切り貼りする方が楽だったんじゃないか…っていうのは作業中も思ったけど、でも、結局修正するべき箇所はあるわけだし(フキダシとかあるし…)、原作にないシーンの追加もするつもりだったし。その「絶対手で描かなきゃいけないところ」と「それ以外」の差を少しでも縮めるためにも、やっぱり全シーントレスは必須だった、と思う。
まあ、なぞるだけなのに、すーごい大変でしたが……。
青眼が大変とかいうのはわかってるからいいんだけど…セト様のポエムの石板とか、KCのビルとか…そういうのが大変で大変で、半泣きでトレスしてました…。しかもKC本社前には、青眼の像まであるし!社長、ほんと勘弁してよ…!と思いながらの作業でした。三匹とかマジで無理。
アクナディン様の線の多さにもびっくりした。キサラの髪の細さにも…。
社長がパーツ多いのは慣れたものだったけどねえ…。でも文庫版の感想の時からトレスにしておけば、簡単だったんじゃないかなとは思った(しかも見やすい)。…まあ、あれはあれでいいとは思うので今更直しませんが!
まあ、何よりも時間がかかったのは、構成ですね。
曲だけはかなり前から決まってたけど、短くしようって思ったの…割と最近だしね…。
最初はフルでやるつもりだったんだけど、どうしてもダラダラするというか、うまく埋められない箇所があって…思い切って短くしたのはいいけど、今度は詰め込みすぎっぽいし。難しい…。
あと、こうしたい!と思っても、原作にそういうシーンがなければできないわけで、それも大変でした。探すのが大変だった。
最初はファラオが倒れてるとこ、って思って探したら、ファラオはさんざん傷ついてはいるけれど、倒れてるとこなんて皆無!目を伏せてるシーンすら見つからなくて、もうこれはどっかのシーンを逆さにするか横向きにするかして、目も閉じさせよう!って決めて…そこから探すという…。ちなみにアレは、カルトゥーシュに真の名前が刻まれるシーン。そんないいとこ使ってすみません。パズルの砕ける様子は、御伽父にパズルを破壊される様子のとこから。そんなやなとこ使ってすみません(笑)。
続く。ていうかスクショ貼れよって話ですよね…。次から貼ります。
そして詰め込みすぎのストーリーも解説(予定)。