夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

コロナ対策と熱中症対策、やさしい柔軟な自己管理で予防、改めて高齢者の私は学び、やがて微笑み・・。

2020-08-27 14:58:41 | ささやかな古稀からの思い

私は東京の調布市に住む年金生活のまもなく76歳の身であるが、 
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 日刊ゲンダイDIGITAL 】を見ていたら、
『 人がいなければマスクは外してOK  熱中症は柔軟な自己管理で予防する 
と題された見出し を見たりした。

私は年金生活の中で、夏も原則として散策している。

          

こうした中で、私の夏模様として、容姿は制服のようになった半袖のスポーツシャツ、或いはアロハシャツ、
長ズボン、そして夏の帽子を深くかぶり、サングラスを掛け、ウォーキング・シューズで足元を固め、
そして紳士バックを園児のように斜め掛けにして、颯爽と歩いたりしている。

しかしながら陽射しが燦燦と照らす青空の中、歩いたりすると汗ばみ、
ハンドタオルで顔をふいたりし、ときおり扇子を取りだして扇(あお)いだりしているが、
汗がひたたり落り、微苦笑したりしている。

やむなくハンドタオルで顔などを拭いながら、できる限り樹の下にある歩道を歩いているが、
炎天下の道もあるので、高齢者の私でも、人生は気合いだ、と自身を叱咤激励をしたり、
或いは冬の寒さを思い浮かべて、 足早に歩いているのが実情である。
          

こうした時、ときおり  ♪しあわせは 歩いてこない  だから歩いて ゆくんだね・・ 
と何かと単細胞の私は、1968年(昭和43年)の頃に流行(はや)った
【『三百六十五歩のマーチ』の歌を心の中で唄い、歩く時もある。

このように私は、水前寺清子さんが唄った『三百六十五歩のマーチ』の歌に、
ときおり叱咤激励されて、 何とか健康寿命の範囲にいられるので、
作詞された星野哲郎さんに感謝をしながら、 私にとっては心身のビタミン剤だ、と思いを深める時もある。

やがて休憩ねぇ、と思いながら、小公園に寄り、幾重か大きな樹の下にあるベンチに座り、
コンビニで買い求めたペットボドルの煎茶を飲み、水分補給をしたりしている。

          

こうした根底には、高齢者は、脱水を起こしやすい要素をいくつも持っていて、 
放置すると、寝たきりや認知症を招く結果になりかねない、と学んだりしてきた。

そして脱水にならないことは、やはり喉の渇きを感じる前に、
こまめに水分補給は大切だ、 と思いながら実施してきた
     




このように昨年までは、熱中症対策をして熱い夏を乗り越えてきたが、
今年の夏は、コロナ対策のひとつとして、

買物、散策、病院の通院など外出の時は、苦手なマスクを付けてきた。

こうした中で、口の周りが熱く汗ばむようで息苦しくなり、
人影のいない遊歩道、公園などで、こっそりとマスクをはずしたりしている。

このように今年の夏は、コロナ対策と熱中症対策の二重苦で、
体力の衰え、右脚の膝(ひざ)の痛みを感じているので、
重苦の夏だよなぁ・・と微苦笑しながら過ごしている。

このような深情を秘めている私は、今回の記事を読んだりして、
やがて微笑んだりした。

この記事は、公式サイトの【 日刊ゲンダイDIGITAL 】に8月23日に配信され、
無断であるが記事の殆どを転載させて頂く。


 
《・・コロナに脅かされた2020年も、いつの間にか折り返し地点。

緊急事態宣言や自粛要請も解除され、もとの日常が戻りつつあるが、
東京都の感染者数は増減を繰り返しており、依然予断を許さない。

そして、街を歩けば、ほとんどの人がマスクをつけ、
マスクをつけない人は白い目で見られてしまうという、
「新しい日常」はまだまだ続く。

改めて新型コロナ禍での熱中症対策について、
帝京大学医学部附属病院高度救命救急センター長で、
同大学医学部救急医学講座の三宅康史教授に話を聞いた。

同氏は、環境省「熱中症予防声かけプロジェクト」の実行委員長も務める熱中症対策の第一人者である。

「通常は夏に向けて、徐々に身体が暑さに慣れていく暑熱順化が起こりますが、

今年は長引いた外出自粛で、この暑熱順化が進んでいない。

そんななかで、一気に経済活動が再開し、これまでテレワークで朝はのんびりしていた人が、
急に電車通勤を再開して、会社に行く。

さらに今年の夏は、日本人が皆マスクをつけたまま迎えるという、
かつてない夏となります。

これによって熱中症の患者がどのくらい増えるか、
予断を許さない状況です」



本来、人間は冷たい空気を吸うと、温かく湿った空気が呼気として出て、

その分身体が冷やされる。

しかし、マスクをつけたままだと、
息を吸う時に温かくなったマスクを通過してくるので、
温かい空気が身体に入ってくる。

さらに吐く息がマスクを暖めるという悪循環によって、
呼吸によって身体を冷やす効果が圧倒的に落ちてしまうのだ。

「コロナ対策にマスクは必須ですが、

そのマスクによって体温が上がって、熱中症になるリスクが高まるのも確か。

今年の夏は、コロナ対策と熱中症対策、
この両方をきっちりやらないと乗り切れないと言ってもいいでしょう」

もっとも、マスクをするとで顔の表面温度は確かに上がるとはいえ、

 そのために冷房を使ったりこまめに水分を取る人が増えれば、
 熱中症になる人も増えない可能性もある、と三宅医師は補足する。



そもそも、このコロナ禍において、常時マスクをつけていなければいけない、
と思い込むのも間違っているというのだ。

「マスクは、何のためにするのかといと、飛沫を人にかけないため。

特に大声でしゃべったり、くしゃみやせきをしたときに、
飛沫を近くにいる人にかけないためにするのです。

症状はなくても、コロナに感染している可能性はあるから、
人に自分のコロナをうつさないためにマスクをしている。

逆にいえば、周りに人がいない空間だったら、マスクをする必要はないんです。
周囲2メートル以内に人がいない、換気もできている空間なら、
必ずしもマスクをする必要はありません。

マスクをしないと白い目で見られるといっても、
周りに人がいなければ、白い目で見る人もいないわけですから」

道を歩いていても、周囲に人がいなくなったら、外してもいい。

口元が蒸し暑くなってきたら、人気のいないスペースにいって、
マスクを外すのも大いにアリだ。

「もちろん、マスクを外すだけが熱中症予防ではありませんから、

冷たい水分を取るとか、マスクをしたままでもエアコンのきいたところに行って、
冷たい風を浴びるとか、そういったことは積極的にやったほうがいいです。

マスクをしたまま涼しいところで休憩するのも、立派な熱中症の予防策です」



30分歩かなければならないとしたら、
初乗り料金分だけでもタクシーに乗るとか、
途中の喫茶店に入って涼むなどの対処法も前もって考えておく。

水分補給には、自販機でペットボトルを買うよりも、
水筒を持ち歩くのがお勧めだ。

「ペットボトルの水は、すぐにぬるくなってしまいますから、

それよりは水筒の水に氷も入れて持ち歩くのがいい。
冷たいまま維持できる持ち歩き方をするというのがポイントです」




飲み物は水が一番いいが、ジュースやカルピスには糖分を取る効果があるし、
コーラなどの炭酸飲料も、糖分を取るだけでなく、胃腸の動きをよくして
食欲増進効果があるという意味では、身体を元気に保つ効果がある。

コーヒーやビールは、利尿作用があるので熱中症対策にはマイナスだが、
ストレス解消のために適量飲む分には構わない、と三宅医師は話す。

「大事なことは、蒸し暑さを感じたら早めに少し休んだり、水分を取ること。


今年はコロナ対策と熱中症対策の両方をやらなければならない年になりましたが、
このふたつは十分に両立できるのです」‥》


  • 注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



    私は記事を読みながら、
    多々教示されて、微笑んだりした。

    たとえば《・・コーヒーやビールは、利尿作用があるので熱中症対策にはマイナスだが、
    ストレス解消のために適量飲む分には構わない・・》
     
    私は今年の7月に、紳士用の日傘を買い求めたりした。
    そして燦燦と陽射しが照らす時は、外出の散策の時など、
    日傘を差して、幾分涼しいよねぇ・・と独り微笑みながら歩く時もある。
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2 コメント

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私は9月で63歳です。 (西やん中州に居ます)
2020-08-27 22:09:52
はじめまして。

私は、来月、63歳になります。
仕事中に、仕事場の隣の広めの駐車場を歩く事も多多あり。
朝は、毎日、その駐車場の先にあるコンビニに「タバコ」を吸いに。

最近は、「タバコ」を吸う時はもちろんですが、マスクを外します。
そして、周りの状況を見て、人とすれ違う場合を除いて、マスクを外しています。

マスクしていると、鼻から口のあたりの湿度は最悪で。マスクもびしょびしょになって。
なので、人が近くに居ない間は、マスクを手に持って。

これも「自己防衛」じゃないでしょうか。
時と場合によって。
「臨機応変」に対応しないと、きついですから。
返信する
もとより「臨機応変」に対応されて・・。 (夢逢人)
2020-08-28 12:41:20
西やん中州に居ます貴兄さま。

>はじめまして。

こちらこそ、初めまして・・。

>私は、来月、63歳になります。

私は齢ばかり重ね、9月下旬に76歳になりますが、
60代前半は御若いなぁ・・と少し羨望する次第です。

>仕事中に、仕事場の隣の広めの駐車場を歩く事も多多あり。
>朝は、毎日、その駐車場の先にあるコンビニに「タバコ」を吸いに。

>最近は、「タバコ」を吸う時はもちろんですが、マスクを外します。
>そして、周りの状況を見て、人とすれ違う場合を除いて、マスクを外しています。

>マスクしていると、鼻から口のあたりの湿度は最悪で。マスクもびしょびしょになって。
>なので、人が近くに居ない間は、マスクを手に持って。

>これも「自己防衛」じゃないでしょうか。
>時と場合によって。
>「臨機応変」に対応しないと、きついですから。

特に今年の夏は猛暑の上、コロナでマスクをする時節となり、
働いて下さる貴兄はじめ多くの御方が大変な時期に遭遇していると、
年金生活の私でも思い深めている次第です。

もとより「臨機応変」に対応されて、適時にマスクを外して、
お過ごしして下さい。

コメントありがとうございました。

猛暑の時節、貴兄も程々に御身体を御自愛されて、お過ごしして下さい。
返信する

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