夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
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日本のクスリ、実はほぼ「中国製」、初めて私は学び、やがて震撼させられて・・。

2024-07-13 16:10:12 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【現代ビジネス】の記事を見ている中で、
『  日本のクスリ、実はほぼ「中国製」だった・・・!
           患者が知らない「ヤバすぎる実態」
    ~「要衝」を中国に握られている~  』、と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の79歳の身であり、
こうした中、私は糖尿病の予備軍のひとりであり、最寄りの内科医院に、
8週間毎に定期検査日、そしてこの間に検査結果日と健診を受けている。


糖尿病の範囲の対象から何とか克服でき、医院長より指針とされたことは、
糖尿病の指標となる血液検査項目の
HbA1cに於いて、
糖尿病の境界値である6・5%を切れば、糖尿病予備軍となります、
このようなことを明言されたりした。

そしてこうした定期健診を受けるたびに隣接した薬局で、血糖値を下げる薬を頂き、
日々朝食後に飲んでいるが、これ以外は至って健康だ、と思ったりしている。

このように毎日、薬を服用しているが、
今回、《・・日本のクスリ、実はほぼ「中国製」だった・・・!・・》、
私は真摯に学びたく、記事を読んでしまった。




☆「日本製」でも実は……

普段からクスリを飲んでいる人は、
作っているのが、どこの製薬会社か確認してみてほしい。

おそらくそのほとんどが日本、あるいは欧米のメーカーの製品だろう。
一部の漢方薬を除いて、中国製のものを飲んでいる人は、ほとんどいないのではないだろうか。

しかしそれらのクスリも、製造工程の上流へとたどっていけば、「中国製」と言える。

慶應義塾大学名誉教授で、医療経済研究機構の副所長を務める印南一路氏が解説する。
「そもそもクスリを製造するには、原料となる化学物質が必要です。
実はその大部分を製造しているのが、中国のメーカーなのです」


「日本の製薬会社の医薬品だから安心」と考えている読者も多いかもしれないが、
実は製薬会社は、原料から直接クスリを作っているわけではない。

図で示すように、クスリは「原料→中間体→原薬→医薬品」という4つのステップを経て、
私たちの手元に届く。

ほとんどのケースにおいて製薬会社が担っているのは、「原薬」から医薬品を作る最後の過程だけだ。

 

☆1から作っていない

原薬とは、クスリのパッケージに記載されている有効成分のこと。

たとえばよく使われる解熱鎮痛剤のロキソニンであれば、
「ロキソプロフェンナトリウム水和物」が原薬にあたる。

製薬会社は、そこに添加剤などを加えて、カプセルや錠剤に加工して販売しているのだ。

なお原薬を作る際には、原料となる化学物質をさまざまに反応させる必要があるが、
1回反応させただけで、効果の高い原薬ができるとは限らない。

場合によっては原薬になるまで、10回以上も化学反応を繰り返す必要がある。
その途中でできた化合物のことを「中間体」と呼ぶ。

Photo by iStock
 
 

「日本の製薬会社で、原薬を1から、自社で製造しているところは、1社もありません。
中国やインド、イタリア、韓国などのメーカーから購入したものを使って、医薬品を製造しています」
(印南氏、以下「 」内は同)

仮に原薬の輸入元であるどこか一国との関係が悪化し、輸入が断たれたとしても、
別の国から調達することができるだろう。

また厚生労働省も、国内に原薬工場を作ったり備蓄を進めたりして、安定供給を目指している。

日本政府も、この問題を認識し対応に努めているものの、打開するのは簡単ではない。
それどころか、すでに中国の影響を受けて「クスリを作れなくなる事態」まで起こっているという。

「週刊現代」2024年7月13日号より ・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行など多くした。


製薬業界にも無知な私は、今回、初めて薬の製造過程を学び、
原料の大部分は「中国製」である、と学び、動顛させられたりした・・。

そして何かと気弱な私は、健康を維持する大切な薬、
他国に委(ゆだ)ねていても、関係が悪化した場合、
大丈夫なのかしら、と不安を感じ深めたりした。


尚、この記事の最終行に、後編の記事には、
『習近平の思惑で、日本で「クスリを作れない」大惨事に…これから起こりうる「最悪の事態」』
で詳しく解説する、明記されていたので、
関心のある御方は、クリックされてお読み下さい。

コメント (2)
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