夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『鬼滅の刃』の作品の大ヒットをしている理由、こっそりと高齢者の私は学び、やがて微笑み・・。

2020-10-28 12:05:11 | ささやかな古稀からの思い
昨夜、ときおり愛読している文藝春秋の公式サイトのひとつの【 文春オンライン  】
を見たりしている中で、
『 映画も異例の大ヒット「鬼滅の刃」女性作者の謎に包まれた素顔
               初連載で売り上げは20億円にも 』
題された見出しを見たりした。

私は東京都の調布市に住む年金生活の76歳になる身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。



          
     
こうした中で、私は
午後からの大半は、

随筆、ノンフィクション、小説、近現代史、総合月刊雑誌などの読書が多く、
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くこともある。

この間、私は年金生活を過ごしている中で、何かと身過ぎ世過ぎの日常であるので、
日々に感じたこと、思考したことなどあふれる思いを
心の発露の表現手段として、ブログの投稿文を綴ったりしている。




過ぎし一週間前の頃、家内はテレビの番組で、めずらしくアニメの作品を視聴しているので、
近くの椅子で本を読んでいた私は、
『漫画を視ているのは・・珍しいじゃないの・・』
と私は家内に言ったりした・・。

『何かしら最近流行(はや)っている・・『鬼滅の刃』・・
たまたま再放送をしているから視ているのょ・・』
と家内は私に微笑みながら言ったりした。

私はテレビの画面に眼を移して、数分ぐらい『鬼滅の刃』という作品を視聴したが、
無念ながらどうして面白いのか、判らなかった。




このような心情を秘めていた私は、今回の見出し記事を見て、

好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
こっそりと『鬼滅の刃』の作品の大ヒットをしている理由を学びたく記事を読んだりした。


この記事は『週刊文春 2020年5月7・14日号に掲載された記事が原文で、
関連の文春オンライン  】に10月27日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。




《・・『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が、異例の大ヒットを記録している。
10月16日の公開から3日間で興行収入46億円、観客動員342万人突破。
公開直後の土日の興収では「アナと雪の女王2」などを超えて過去最高となった。


 『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』予告編より


もともと2016年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まった『鬼滅の刃』。

作者が謎に包まれていること、
今年5月に人気絶頂のなか連載終了したことも話題となった。

映画が大ヒットしているいま、
あらためて最終回直前、
作者の素顔に迫った「週刊文春」の記事(2020年5月7日・14日号)を再公開する。

なお日付、年齢、肩書き等は掲載時のまま。



2016年2月から『週刊少年ジャンプ』で連載が開始された同作。

作者は、吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)という謎に包まれた新人作家で、
今回が初めての連載だ。

家族を鬼に食い殺された物語の主人公・竈門炭治郎(かまどたんじろう)が、
唯一生き残ったが鬼となってしまった妹の禰豆子(ねずこ)を人間に戻す方法を探るべく、
鬼の親玉・鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を探す旅に出る、
というのがあらすじ。

剣術などの鍛錬を積みながら、仲間と協力して敵を倒していく様は、ジャンプの王道である。

「設定もシンプルで、子供にも分かりやすいため、小中学生にも大人気。
低学年くらいの子でも、食い入るように単行本を読んでいる姿は、
日常茶飯事です。

しかし、鬼を倒すには、その首を切らなければならず、
キャラクターたちの作画も不気味で、グロテスクな一面があるのが、気になります」(ある保護者)

こうした心配の声もちらほら上がるが、なぜここまでヒットしているのか。



東京工芸大学マンガ学科教授の伊藤剛氏が解説する。
「確かにグロテスクな部分が多いのですが、
『鬼滅の刃』は、そうした描写に関する批判が大きくない。

炭治郎たちの“いい子さ”が、
作品全体を明るくする作用を果たしているからでしょう。

熾烈な戦いを制して、鬼を倒した後にも、
その鬼の手をぎゅっと握り締めるシーンや、
倒した鬼の武器であった手まりを亡骸に添えるシーンなど、
主人公の優しさには、鬼と人間の分け隔てがありません」


さらに、ヒットの裏にはこんな理由も。
「アニメ化をきっかけに、原作漫画へのファンの逆流入が起こりました。

作品自体の魅力はもちろん、大きいのは動画配信サービスの普及でしょう。

これまで、アニメを見るには、リアルタイムか録画が主流で、
途中からの参入が難しかった。



ところが、『鬼滅の刃』は、地上波での放映当初から、
Amazon PrimeやNETFLIXなどでも配信されており、
口コミで面白いと聞けば、一気に追いつくこともできる」(同前)

アニメ放送(2019年4月〜)前は、累計350万部ほどだった売り上げが、
今年2月には4000万部を記録、5月には6000万部を突破した。

印税に連載のギャラ、アニメ化の原作使用料やキャラクタービジネスなどで、
優に20億円は稼ぎだした作者だが、その正体はベールに包まれている。




☆性別も明かしていない作者の素顔は?

「性別すら明らかにしていませんが、
処女作は2013年、24歳の時に書き上げた『過狩り狩り』なので、
今は31歳前後。

これが鬼滅の前身になった作品です。
この時は福岡在住となっており、コツコツ新人漫画賞などに応募していたようです。

初連載を機に上京し、初めてアシスタントなどを雇うのに、
先輩漫画家の事務所を見学に行ったとか」(ジャンプ関係者)

メガヒットの物語は、佳境を迎えている。
ドル箱作品は、連載を延ばせるだけ、引き延ばすのが常識だが、
「ジャンプでは、すでにボスの鬼舞辻無惨との戦いも終わっています。

ネット上では、様々に噂されてきましたが、実は作者は女性です。
家庭の事情もあり、長く東京で漫画家生活を続けることはできないみたい。
連載終了のタイミングで、実家に帰るのではと囁かれています」(別のジャンプ関係者)

小中学校の休校が続いているためか、動画配信サイトでもランキング上位を走る同作。
まもなく訪れるラストから目が離せない。

※「週刊少年ジャンプ」2020年5月18日発売号で連載終了・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



記事を読み終わった後、
多々教示されたりした。


ネットの世界は、一極集中で予測した以上にヒットすると格言があるが、
原作の漫画、その後にアニメ、地上波での放映、
そして動画配信サービスのAmazon PrimeやNETFLIXなどでも配信、
やがて今日の映画館で放映・・
たえずくまなく話題を欠かさず、やがて多くの国民に浸透したのかしら、
と私は感じ深めたりした。

そして新型コロナウイルスの終末のない今日、何かと閉塞感のある世の中で、
この作品は、学童、そして若き女性を中核に支えられて、大ヒットをしていると学んだりしてきた。



漫画の本、アニメ動画、映画、小説など、
どのような分野の作品でも、多くの御方に見られて、評価されることは、
創作者に喜ばしいことであり、無力な高齢者の私でも、文化のひとつ・・
と微笑んだりしている。
コメント
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