私は民間会社に35年近く勤め、2004年(平成16年)の秋に定年退職となり、
その後は多々の理由で年金生活を始めた75歳の身である。
そして東京の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に住み、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭で、
雑木の多い小庭に囲まれて古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。
我が家の小庭の常緑樹、落葉樹の雑木は、体力の衰えた私は、さぼったりしてきて、
枝葉は伸び、剪定をしなければ、と思うばかり、何とか4月30日に少しばかり手入れをしたが
全般として30%ぐらいで、何とか剪定をしたりした。
もとより小庭の手入れは私の責務の範疇であったが、
私の体力の衰えで、年に数回は私より5歳若い家内の手助けを借りているのが実態である。
このような関係で5月3日に私たち夫婦は、樹木の剪定をしたりした・・。
そして当日の朝、私は5時半過ぎに目覚めて、ぼんやりと小庭を眺めたりした。
こうした中、家内はトレーナー姿の容姿でタオルを姉さん被(かぶ)り、
ウォーキング・シューズの万全な容姿で、滑り止めの軍手をして、
鋸(のこぎり)右手に持ちながら、伸びた枝葉を切り落としていた・・。
『少し早いじゃないの・・あと45分過ぎたら、駆け付けるょ』
と私は家内に言ったりした。
そして私は洗面して、朝食を食べた後、トイレに寄って、
ストレッチパンズの長ズボン、着古したスポーツシャツ、
ウォーキング・シューズ、帽子、滑り止めの軍手をし、剪定鋏(ハサミ)を腰の周りにして、
庭先に降り立った・・。
そして剪定された枝葉が散乱している小庭の中にいる家内に、
『何時から・・試合開始にしたの・・』
と遅れてしまった私は、家内に微苦笑しながら言ったりした。
『5時少し前からょ・・陽射しが燦燦と照らす前にしたいのょ・・』
と家内は私に言ったりした。
この後、私は切れ味抜群の鋸(のこぎり)右手に持ちながら、
適度な台に乗り、枝葉を切り落としはじめた。
家内も鋸(のこぎり)右手に持ちながら、伸びた枝葉を切り落としたり、
或いは剪定鋏(バサミ)を器用に使ったりしていた。
私は75歳となり、家内は誕生日を迎えると70歳となり、高齢者夫婦に該当するが、
それぞれ奮戦すれば2馬力だよなぁ、と私は微苦笑したりした。
やがて小庭にあるアカネモチ、ツバキ、モミジ、キンモクセイなどを剪定したりした。
しかしながら私は無念ながら体力の衰え、30分毎に簡易椅子に座り、用意した煎茶を飲み、
5分ぐらい休息としたりした。
こうした時、一昨年まではタバコを喫ったりしたが、
昨年の新年早々、断腸の思いで、タバコにさよならをしてきたが、
何かしら手持ち無沙汰で、やむなくガムをかんだりした。
そして40代の頃は、55分ぐらい剪定したり、草むしりをして、
5分ぐらい休憩で奮戦していたよなぁ、と思い浮かべて、
あの当時は体力があったなぁ・・と私は微苦笑をしたりした。
やがて私たちは3時間ぐらい樹木の剪定をした後、剪定は中断して、
散乱している枝葉を大きなビニール袋に入れ、
袋に破れないように入れる為、私たちは枝葉を適度に剪定鋏(バサミ)で切ったりした。
確か昨年の4月頃までは、市から指定されている『燃えるゴミ袋』のLLサイズ
(45リットル入り、有料・10袋入り、840円)に入れる条例であったが、
ごく普通のビニール袋に改定され、無料で回収されることとなったりしている。
この後、家内は剪定が終わっていない樹に、枝葉を切り落とし始めたが、
『XXちゃんさぁ・・疲れたから・・やめない?・・』
と私の方から家内に提案したりしたのは、午前10時過ぎであった。
そして昨日の夕食の中、明日は曇り空の一日みたいですから、
小庭の手入れをしませんか、と私は誘われたりした・
家内は陽射しが燦燦と照らすのは、樹木の剪定には眩(まぶ)しすぎて苦手であり、
曇り空は最良であったりした。
本日、予定通り私は5時に目覚めたりした。
そして家内が横で寝ていないので、何かと早朝型の家内は、
早くも手入れを始めたのかしら、と思いながら玄関の軒下に家内は居た・・。
そして剪定された枝葉が付近に散乱している近くにいる家内に、
『何時から・・試合開始にしたの・・』
と遅れてしまった私は、家内に微苦笑しながら言ったりした。
『5時少し前からょ・・』
と家内は私に微笑みながら私に言ったりした。
そして私は洗面して、朝食を食べながら、テレビで地元の天気情報を視聴したりした・・。
朝6時は19度前後、昼下がり20度前後、夕方の6時は20度前後で、
曇りで所により一時霧雨、と報じられていた。
私は気温は殆ど変わらなく、横一線の曇り日かょ・・と心の中で呟(つぶや)いたりした・・。。
やがて私は6時少し前、庭先に降り立ち、
タオルを姉さん被(かぶ)りをしている家内と合流して、
お互いに鋸(のこぎり)右手に持ちながら、伸びた枝葉を切り落としていた・・。
やがて2時間が過ぎた頃、霧雨が降り出して、
『ところにより一時・・霧雨・・と報じていたが・・
少し早いじゃないの・・』と私は家内に言ったりして苦笑したりした。
そして霧雨を降ったり、やんだりする中、一時間か過ぎた頃、
『XXちゃんさぁ・・疲れたから・・やめない?・・』
と私の方から家内に提案したりしたのは、午前10時半過ぎであった。
今回も早朝型の家内に私は鼓舞されても、私は疲れを感じ、霧雨にしっとりと触れ、
儚(はかな)くも断念してしまった・・。
そして家内は朝5時少し前より、私は家内の奮闘に鼓舞されて、6時少し前より奮戦したが、
今こうして投稿文を綴っているが、けだるさを感じて、やはり齢だよなぁ・・
と心の中で呟(つぶや)いたりしている。