先程、くらしがきらめく ヒントのギフトと称されている公式サイトの【 Hint-Pot 】を見ている中、
『 健康寿命を延ばしたければ「階段を下りる」
~ 認知症予防に取り組む医師が解説 ~ 』
と題された記事の見出しを見たりした。
私は東京の調布市の片隅に住む年金生活の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
ささやかに過ごしている。
そして私は9月下旬の誕生日を迎えると、後期高齢者入門の75歳となり、
家内も12月下旬の誕生日を迎えると、古希と称される70歳となる。
こうした中、私は健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
自宅から3キロ以内の遊歩道、小公園などを殆ど毎日のように歩き廻ったりして、
季節の移ろいを享受している。

今回《・・健康寿命を延ばしたければ・・「階段を下りる」・・》って、
何かと階段の上り、下りを避けていた私は、どのようなことですか、
と思いながら記事を読んだりした・・。
この記事は、公式サイトの【 Hint-Pot 】の編集部が取材されて纏(まと)められた記事であり、
2019年5月15日に配信され、無断であるが記事の殆どを転載させて頂く。
《・・健康寿命を延ばしたければ「階段を下りる」 ~ 認知症予防に取り組む医師が解説 ~
日本人の平均寿命が延び続ける中、
元気に自立した生活を送れる“健康寿命”という言葉が注目されています。
実は、男女ともに平均寿命より10年前後も、この健康寿命が短いことが分かっています。
寝たきりにならず、健康な状態を長く維持するためには、
日常的にどのような習慣を取り入れるといいのでしょうか。
『階段を「下りる」人は なぜ寝たきりにならないのか?』の著者で、
お茶の水健康長寿クリニック院長の白澤卓二先生は、
「階段を下りる」という行為に、秘訣があると説明します。
☆外出頻度が低い閉じこもりの高齢者は死亡率が高くなる?
認知症の予防や治療、研究を行う白澤卓二先生が、著書のなかでも引用している、
東京都老人総合研究所・新開省二部長のグループの研究結果によると、
外出をせず、家に閉じこもっている高齢者の死亡率が高いことが明らかに。
日常生活では、自立しているにも関わらず、
閉じこもり(外出頻度が週1回以下)の高齢者の死亡率は、閉じこもりでない高齢者と比較した場合、
死亡率は2倍強を記録したといいます。
この調査で生活の活動性が低下するだけで、心身機能を弱らせることがわかりました。
「道を歩く」、「買い物をする」など日常の行動が、寿命を延ばすカギだ、と白澤先生は指摘します。
実は、「歩く」という行為だけでも、複雑な動きを要します。
歩くために必要な筋肉は、足だけでなく全身におよび、
全身の筋肉の約3分の2にあたる約260種もの筋肉が使われているのだそうです。
そのため、階段を上る、下りるという動きは、筋肉をより複雑に使うことになります。
☆筋肉は何歳になっても鍛えられる
歳を取り、筋肉が減ってしまったと感じている人も多いのではないでしょうか?
加齢とともに髪の毛や歯、免疫細胞など、さまざまなものが減少していきますが、
意外なことに個人差はあるものの、筋肉を構成する「筋繊維自体は、ほとんど減らない」と白澤先生はいいます。
つまり、筋肉を鍛えることで、年齢に関係なく、
ほとんど減っていない筋繊維の1本1本を、太くすることができます。
そのため、筋繊維が多少目減りしても、
筋肉自体は、同じような状態をキープすることが可能なのだそうです。
☆速筋を鍛えて日常的に踏ん張る力を身につける
「筋繊維は、性質と見た目からふたつに分類することができます」と白澤先生。
「遅筋」と「速筋」といわれ、各筋肉に混在しており、各部位で比率は異なるのだそうです。
ゆっくり収縮する小さな筋肉の「遅筋」は、
長時間収縮ができるため日常的な動作によく使われます。
そして、収縮速度が非常に速く、遅筋の2倍のスピード、1.4倍の強い力を発揮できる筋肉を「速筋」といいます。
速筋は、持久力は低いですが、座る、下りるなどのブレーキをかける動作で使われます。
「遅筋」を鍛えると、日常の動作が楽になり、長時間使っても疲れにくくなります。
「速筋」を鍛えると、動きが俊敏になるため、身体がよろめいたときにさっと脚が出て、
ぐっと踏みとどまることができます。
転倒は、寝たきりになるきっかけとなることが多いですが、
鍛えられた遅筋と速筋は、転ばない身体を作るために大切なのだそうです。
☆特別なトレーニングは不要 階段を下りて健康寿命を延ばす
「階段の上り下り」という動作を考えたとき、上るときは「遅筋」、
下りるときは「速筋」が使われるのだそうです。
「階段の上り下り」は、ふたつの筋肉を育てるのにとても効果的ですが、
白澤先生は「下りる」ことが、より大切だといいます。
それというのも実は、前述した「ほとんど減らない筋繊維」のうち、
多少目減りする筋繊維の大部分は「速筋」のため、速筋は意識して鍛えなければ、
どんどんと失われていくのだそうです。
高齢になって、動きがゆっくりになったと感じている方も多いと思いますが、
それは速筋の減少が関係していると考えられるのだそうです。
速筋は、不足することで俊敏性が損なわれてしまうからです。
白澤先生は「階段を下りるときは、あまり疲れないから大した健康効果はない、と思うのは誤り。
疲れることと筋肉痛になることは、イコールではありません。
階段を下りる行為は、選出された筋繊維一本一本が必死に働き、
着実に成長していることを覚えておきたいところです」と説明。
無理をせず生活に密着した動作で、筋肉を鍛えることができるのが、階段を「下りる」こと。
「安全な階段の下り方に配慮し、ストレスなく健康な身体作りをしましょう。
そうすれば、一日でも長く健康寿命を延ばすことができるでしょう」と白澤先生は解説します。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
私は記事を読み終わった後、日常的に階段を下りることで、具体的な効力を学び、
多々教示されたりした。
私は何かと階段の上り下りは苦手で、
付近にエスカレータがあったならば、利用してしまう軟弱な身であるが、
今回の記事で、《・・健康寿命を延ばしたければ・・「階段を下りる」・・》を学び、
今後はできる限り、わが身の為に、特に階段の下りを活用しょう、と微笑んだりしている。