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夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

川、海に落ちたら「浮いて待て」 、命を守る着衣泳、遅ればせながら私は初めて学び、やがて微苦笑をして・・。

2019-07-23 13:38:52 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 AERA dot. 】を見ている中、
『 「UITEMATE」は世界中の合言葉! 
                        水に落ちたら「浮いて待て」 命を守る着衣泳を知っていますか? 』
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の74歳の身であるが、
《・・水に落ちたら「浮いて待て」・・》って・・初めて知り、どういうことですか、
と思いながら記事を精読してしまった・・。

この記事の原文は、日本気象協会の公式サイトのひとつの【 tenki.jp 】に、
2015年7月14日に配信された記事であり、少し古い記事であるが、
もとより水難は生死に係わることであり、多くの御方と共有致したく、転載させて頂く。

              

梅雨が明けると、やってくる夏。
暑いと海や川など、冷たい水を求めて、遊びに行きたくなる人も多いのではないでしょうか。

でも、不意に湖や川、海などの水の中に、もし落ちてしまったら?
そんな水難事故への対処法として、世界的に注目されている合言葉が「UITEMATE」。

着衣のまま、水面に浮いて、救助を待つことをいい、
子どもだけでなく、大人にも体得してほしい救命法です。

本格的な夏のレジャーシーズンを前に、大切な命を守るためにもぜひ知っておきましょう!



☆こんな時はどうする?


海水浴に川遊び、ボートや釣りなど、楽しい夏の遊びで注意したいのが、水難事故です。
河川で遊んでいて、流されてしまった・・!
船で釣りをしていたら、海に落ちてしまった・・!

こういう場合はどうしますか?
当然、靴や服を着けたままですから、衣類が水分を吸収して重く、動きにくくなります。

慌てて、もがくと溺れてしまうだけでなく、泳ぎが得意な人でも、上手く泳げませんし、
無理に泳ぐと、無駄に体力を消耗することにもなりかねません。

そんな時に命を救う自己救助法が「ういてまて」。
文字通り「浮いて待て」という意味で、
水面に体を仰向けに浮かべて呼吸を確保し、救助を待つ方法です。




服や靴は脱がずに、そのままプカプカと浮いて救助を待ちます

 

「ういてまて」のポイント

水に落ちた時に助けを求めようと手を挙げると、
体は立った状態で、頭の一部だけが水面に出るため、さらに溺れやすくなってしまいます。

長く呼吸ができるように、次のポイントを押さえましょう。

①慌てずに大きく息を吸って、水面に仰向けになる。
     *この時、怖がらずにあごを上げ、空を見るようにすると息がしやすくなります。

②手足は、大きく大の字に広げて、水面に浮いたままひたすら救助を待つ。
     *手は水上に出さず、水の中に入れておきます。

③水に落ちても、無理に服や靴を脱がない。
     *軽い靴は、浮き具の代わりになり、服は体温を保つ役目を果たします。

     この方法は「着衣泳(ちゃくいえい)」ともいい、
     水難学会の救急救命士や指導員が、全国の小学校などで講習会を開いています。

     あえて靴をはいたまま、服を着たままで水に浮く練習、
     「ういてまて」を実践してみると、水着を着てプールに入った時とは状況が違う、
     ということがよくわかるといいます。



☆世界的にも注目され「UITEMATE」が合言葉に


東日本大震災の際、宮城県の小学校では、津波に押し流された子どもや教員が
「ういてまて」を実践して助かったケースがあります。

また、この方法を津波の被害の多いフィリピンやタイなどアジア諸国に紹介したところ注目を集め、
「UITEMATE」という日本語のまま、広まっています。

木の葉のように、プカプカ浮くだけですから、とても簡単。
力が抜けた状態で、水面に浮くことができれば、
長い時間、息をすることが可能になり、体力も温存できるのです。

もし、ペットボトルやボール、発泡スチロールなど浮くものがあれば、
ラッコのように胸に抱えると、浮力があるので安心です。

そして、重要なことがもう一つ。
溺れている人を見かけたら、助けようとして、飛び込んではいけません!

119番に通報し、大声で助けを呼ぶのが賢明です。
近くにボールがあったら、溺れている人に投げてあげてください。

ペットボトルは、そのままだと軽すぎるので、少しだけ水を入れると
遠くのほうまで投げることができます。

ほんのちょっとの知識と体験が、安全で楽しい水遊びを約束します。
今年の夏も楽しく過ごせるように、いざというときに対応できるようにしておくことをお薦めします。

<参考>一般社団法人水難学会HP「UITEMATE(浮いて待て)」(リンク先参照)・・》

 注)記事の原文に、あえて改行を多くした     


                

私は記事を読み終わった後、遅ればせながら、《・・水に落ちたら「浮いて待て」・・》 、
初めて学び多々教示されたりした。

私は平素の散策で、川沿いで水際にある小道を歩いたりするが、
油断して足を滑らすと、川に落ちる。

こうした時、私は若い時に、恥ずかしながら平泳ぎで50メートルが限界であったが、
今や齢ばかり重ねて体力も衰え、その上に突然の危機に動揺して、おぼれ死んでしまうことも、
十二分に考えられる。

或いは旅先の海で、イルカ、或いはクジラなどの遊泳を定員30名クラスの船で、
幾たびか鑑賞してきたが、この時は船長の指示により、救命具のライフジャケットを上半身を身に着け、
万一に備えてきたりした。

そして海沿いの歩道も幾たびか散策してきたが、
足を滑らすと、海に落ちる可能性もあり、こうした時、
今回学んだ、《・・落ちたら「浮いて待て」・・》で対処できると学んだりした。

しかしながら、こうした時は私は動顛してしまい、果たして冷静にできるかしら 、
と私は微苦笑を重ねたりした。
コメント (2)
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