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夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

介護保険制度を利用した「デイサービス」、具体的に私は学び、人生の晩秋期の楽園と微笑み・・。

2019-07-08 14:39:31 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 マネーの達人 】を見ている中、
『 介護保険制度を利用した「デイサービス」の1日や負担額について紹介 』
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅に住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
ささやかに過ごしている。 

こうした中、私は都心に行く為に電車に乗車している時、
隣席の50代の女性グループの御方達が、「デイサービス」って、便利で何かと助かるわょ・・、
と私が聴こえたりした。

いつの日にか、私も介護にお世話になることも予測されるので、
「デイサービス」って、どのようなことなの・・と思いながら記事を精読してしまった。

この記事は、介護施設で正社員として介護保険請求・医療保険請求に関わる仕事に携わっている田中 あかりさんの寄稿文であり、
公式サイトの【 マネーの達人 】に2019年7月5日に配信され、無断であるが転載させて頂く。

《・・介護保険制度を利用した「デイサービス」の1日や負担額について紹介

                

日中働いている家族にとって、介護を必要とする親がいる場合、
多少なり心配になってくるのではないでしょうか。

さほど介護の必要がなくとも、不在の家に留守番させるに当たり不安も多いかと思います。

かといってまだ介護保険制度を利用したサービスを使うには、
まだ段階的に早いのかなと感じている方もいるかと思います。

ずっと家にいて外出もせず、家に引きこもっているのも何か寂しいですし、活力もなくなりますね
そんな時は、思い切ってデイサービスを利用してみましょう。
 

介護保険制度を使ったことがない方は、まずは介護申請をしましょう。

『要支援1』からでも、デーサービスは利用できます
ただしデイサービス(通所介護)という言い方ではなく、サービス内容はほとんど変わりませんが、
介護予防通所介護となります。

               

☆デイサービスってどんなところ?

デイサービスとは、自宅まで車で迎えに来てくれ、デイサービスまで送迎してくれます。

デイサービスでは、食事や入浴など生活援助のサービスはもちろん、いろいろなレクリエーションがあります。
引きこもりがちな高齢者が外出することができて、
家族以外の人と交流することで、気分転換や認知症予防にもつながり活性されます。

デイサービスは、介護保険サービスの中でも人気で、介護保険サービスの第一歩とも言われています。


☆デイサービスでの一日の流れ

◎送迎

朝、送迎者が自宅まで迎えに来ます。
時間は8時から9時の間くらいで、迎えに来てくれるのが一般的です。

◎朝礼

デイサービスに着いて、その日の利用者さんがそろったら、スタッフと共に挨拶をします。
そしてその日の予定などを教えてくれます

◎健康チェック

デイサービスの場所によっては、内容や順番は多少前後しますが、
私が介護施設で勤めていた時のデイサービスでは、朝礼後は看護師による健康チェックがあります。
血圧や体温を測定し健康状態のチェックをします。
何もなければ入浴できます。

◎入浴

デイサービスでの入浴は「個人浴」、「大浴場」、「特別浴槽」とありますが、
デイサービスによって、全てそろっているとは限りません

大浴場に、天然温泉を引いているような所までさまざまです。
他の人と一緒に大きいお風呂に入りたい人は「大浴場」がある所を、
「一人で入りたい」という人は「個人浴」に入ります。

一人で入れない身体の状態の人は
「特別浴槽」があるのかを、介護支援専門員に相談して決めてもよいかと思います。

◎昼食

食事は、普通食から利用者の病気や状態に合わせた、
病院食のようなメニュー対応してくれるところがほとんどです。
自分で食事を摂るのが困難な人や、少しの介助が必要な人、さまざまな状態にも対応してくれます。 

◎レクリエーション

レクリエーションは、デイサービスによって違いがあります

集団で体操や体を動かずゲームをしたり、運動器具を導入したスポーツジムのような事ができる所もあります。
また、囲碁や将棋、俳句、手芸といった文化教室のようなレクリエーションを行っているところもあります。

私が勤めていた会社のデイサービスにはパチンコ台があり、男性の利用者様に大変人気がありました。

◎お昼寝

その日の体調に合わせたり毎回必要な人など、お昼寝をさせてもらえます。

他の利用者の方はレクリエーションに参加している間、
お昼寝することもできますので、本人の状態に合わせて施設の方に相談しましょう。

◎送迎

帰りの時間は16時から17時の間にデイサービスを出発して、自宅まで送ってくれる所がほとんどです。

              

☆費用はどれくらいかかる? 

デイサービスの費用は。介護保険制度を利用して、利用者負担額に収まるように通えます。

介護度によって、利用者負担額が変わってきます。

『要介護1』の人で、お住いの自治体によっても若干かわりますが、
だいたい1日660円+昼食代が平均で600円程で約1,300円程度。

週に5日通った場合、1か月食事代込みで2万6,000円程です

迷っていたり、分からない場合は介護支援専門員、
いわいるケアマネージャーは介護保険制度やいろいろな施設や情報を持っているので、
どんなささいな事で相談できます。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
 
                

我が家の両親は家内の母だけとなり、遠方に一人住まいをしている。
そして家内が家内の母宅に行って介護などで6泊7日前後で行っている時は、
ときおり私は『おひとりさま』の生活を丸14年半を体験してきた。

こうした中で、漠然としながらも、
まさかの出来事で、私を残して家内があの世に旅立たれることもあるので、
本当に『おひとりさま』の生活になってしまった時、幾たびも思案したりしている・・。         

私は家内が亡くなった時は、世の中はこのようなこともあるの、  と茫然(ぼうぜん)としながら失墜感を深めて、
私たち夫婦が長年話し合ってきた葬儀に関して、
ささやかな家族葬、やがて四十九日を終えて、約束どうりに樹木園に行き、埋葬をすると思われる。

そして家内に先立たれた時、
私が身も心も溌剌であった時は、
古惚けた我が家で独り住むことも思案したりしている。

               

過日、私たち夫婦は最寄の銀行に行った帰路、ある地域福祉センターを通り過ぎ、
センターから何かしら集会があったらしく、談笑と歓声が私たち達は聴こえてきた・・。

やがて私たち夫婦は、遊歩道を歩くながら、
『僕がおひとりさまになったら・・家に閉じ込まらなくて・・
ああした地域福祉センターで、 定期便のように通うと思うょ・・』
と私は家内に言ったりした。

私は亡き母の遺伝を素直に受け継いだ為か、男の癖に小学5年生の頃から、おしゃべりが好きで、
年金生活の今でも、何かと家内と談笑したり、 ご近所の奥様、ご主人さまと話し合ったりすることが多い。

もとより地域包括支援センターは、《・・介護の必要がなくても、誰でも利用できる。・・》、
《・・介護予防のための体操教室や談話会など・・》を知り、微笑んだりした。  

そして私はおひとりさまになってしまった時、相変わらず古惚けた自宅を出て、
トボトボと歩いて、地元にある地域包括支援センターに殆ど毎日通い、数時間を過ごす・・。

そして私はコーヒーを飲みながら、或いは昼食を共に頂きながら、
70代が多いと思われるが、 XXさん、と私は呼ばれたり、
やがて同世代の女性からでも、 XXちゃん、 或いはXXクンと苗字で、呼ばれることを夢想したりしている。

この後、コーヒー代、昼食代を支払い、わずか700円以下が多いと思われ、
何よりも数多く同世代と共に数時間を気楽に共有して、談笑できるので安らぎのひとときと思える。

やがて帰宅後は、自宅付近の遊歩道、公園を散策した帰路、 この日の夕食、翌日の朝食の為にスーパーに買物して帰宅する。

その後は、随筆、ノンフィクション、小説、近現代史、総合月刊雑誌などの読書とし、
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くと思われ、独りを愉しむ時を過ごす。

このように過ごせば、たとえ私は『おひとりさま』になっても、
ときおり寂しさは感じても、孤独は無縁だよねぇ・・と心身のバランスが保てる、 と思ったりしている。

                                       

このような深情を秘めている私は、今回、デイサービスの具体的な状況を学んだりした。

そして、いつの日にか私は介護・要になってしまった時、
「デイサービス」に通う人々と共に、日中をゆったりと過ごして、お互いに談笑できそうな施設・・
私にとっては、人生の晩秋期の楽園かしら、と微笑んだりした。

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