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夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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《昨年の2月の旅路》定山渓温泉滞在記 第10章 初めてのスノーシュー体験を学び 

2015-02-16 08:06:17 | 旅のあれこれ
       第10章 初めてのスノーシュー体験を学び

2月11日
一昨日、宿泊している館内のロビーの片隅に、
《 定山渓でスノーシュー!!
    初心者でも女性の方でも、ガイド付きで安心らくらく雪中探検 》
と題されたパンフレットがあった。

私たち夫婦は雪舞い降る山里の路、街の中を歩くことは20余年を体験してきた。
          
こうした時に愛用してきた軽登山靴はマイナス15度ぐらいの耐久のマインドルの靴で、
家内はマイナス30度に耐えられるアクの軽登山靴で、
滑り止めとして簡素なゴム製の金属製スバイク付いた品を装填している。

そして私は肌着の上に冬のスポーツ・シャツ、ジャケット風の襟(えり)のあるフリース、そして防寒コートとすれば、
マフラーはフリースの襟が首回りまであるので不要となっている。
そして帽子は、私は山岳用を愛用し、家内のはロシア婦人がかぶる様な形のを気にいっている。
このような容姿で私たち夫婦は、厳冬の中の雑木林の道、山里、そして街中を歩き廻ったりしてきた。

私はスキーには全く興味はないが、ここ数年山里の森林の雪上を歩くスノーシューには、
旅先で機会があったら体験してみたい、と秘かに思ったりしてきた。

しかしながら体力の衰えた現在、もとより本格的に山の中を歩くことは無念ながらできないので、
若葉マークと称される初心者用のコースを歩いてみたい、と念願してきた。

こうした思いのある私は、このポスターを見て、
今しなくて、いつ覚えるのよ、と自身を叱咤激励して、家内に誘ったりした。


そしてこのパンフレット発信元に電話連絡したが、未通で落胆した時、
過日訪れた豊平峡温泉の湯処でも、オプションの一環として、スノーシューのコースがあったことを思いだして、
私たち夫婦は申し込んだりした。

もとより初体験の初心者コースとしたが、靴などを含めて洋装は大丈夫ですか、
と質問されて、私は冬の防寒ズボンで街中でも歩ける長ズボンであったので、少し不安となったりした。

家内は予備用として、スキー用の長ズボンを持参していたので、問題はないと思われたりした。


そして翌日の11日の朝、私たち夫婦は路線バスを利用して、豊平峡温泉に到着後、
受付で予約した確認後、やがて40歳前後の男性が現れて、スノーシューを担当させて頂くXXです、と紹介を受けたりした。
この後、私は全くの未経験でして・・こんな長ズボン、靴は大丈夫ですか、
と指導員にお伺いしたら、微笑まれながら問題ありませんょ、と言われ私は安堵したりした。

まもなく今回参加されるオプションの参加メンバーは、私たち夫婦と若き20代のご夫妻であった。
そして指導員の方が自動車を運転され、私たち生徒4名は車中の人となり、山里の道を登っていった・・。

やがて自動車は停止すると、『定山渓 自然の村』の堅牢な案内標識があった。
           

そして私たち4名の生徒は、スノーシューが配られて、靴に付ける方法を学んだりしたが、
私などは指導員の方に殆ど行って頂き、家内は微苦笑したりしていた。
          

やがて私たちは指導員のアドバイスに基づき、スノーシューを履き、
両手にはストックをして、広大な定山渓の自然の村を歩き始めた・・。
低山の森林であったが、この時節は冬眠の森のように静寂であった。

おだやかな登り、或いはゆるい下りを歩いたりし、指導員は時折立ち止まり、
幾数本の落葉樹を解説して下さったりした。
         
          ☆ スノーシューの最中、にぶ児の私はこれ以外の写真を撮る余裕がなかった ☆

こうした冬眠の森林の中を一時間半ぐらい歩いたりした。
そしてスノーシューを履くと、積雪の深い中でも歩くことが出来、
夏の時節は藪深い処、湿地帯、ときには沼地でも、この冬には積雪で覆われて、
雪上を歩けるのは利便性もあるが、何よりも景観が変貌して、圧倒的な美景となることもある。

こうした中で、急降下の処は雪すべりを2回ばかり体験し、童心に還ったりした。

或いは後半の20分は、ストックに頼らず自身のバランスでしましょう、
と指導員の方から私たち生徒は言われて、指導員はストックを私たちから回収されて、
私たちはそれそれおぼつかない積雪の上を歩いたりした。

やがてスノーシューの初めての体験が終了したが、もとより指導員のアドバイスの賜物であるが、
私は汗ばんだりして歩いたりしたが、予期した以上に満喫した。
          

この後、私たち一行は、豊平峡温泉の前に帰館した。

そして私たち夫婦はお互いに入浴した後、この館の食事処で
名高いインド料理のパン生地を平べったい皿のように焼いたナンとカレーを頂いたりした・・。
          
この食事処は、各国の老若男女が利用されて食事されているが、
私は《インド人シェフの本格派 インド料理》の特有な個性に、瞬時に魅了されたひとりであり、
食事を終えた後、旅の最終日に来て、もう一度食べてみたい、と私は家内に言ったりし、
何かと料理に辛口の家内でも、大いに同意した。

その後、私たち夫婦はお借りしている個室に戻り、
スノーシューも楽しかったり、お風呂も最上だし、その上に料理にも魅了されたので、
これ以上のことはこの世に中々ないよ、と私はビールを吞みながら高揚を増したりし、
家内もそうよねぇ、と頷(うなず)いたりした・・。
                                         《つづく》
★コメントに関しては、自宅不在に伴い、17日まで閉鎖させて頂きます。

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