私は東京郊外の調布市に住む年金生活の高齢者の68歳の身であり、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我家は家内とたった2人だけの家庭であり、
そして雑木の多い小庭に築後35年の古ぼけた一軒屋に住んでいる。
私は民間会社の中小業に35年近く勤めて2004年〈平成16〉年の秋に定年退職となり、
何かと卑屈と劣等感にさいなまれ、悪戦苦闘の多かった半生だったので、
せめて残された人生は、多少なりとも自在に過ごしたく、その直後から年金生活をしている。
そして私が年金生活を始めて最初に配慮したことは、
家内の従来の専業主婦の日常のペース、ささやかな憩(いこ)いひとときなどの過ごし時を配慮して、
私は独りで外出して、自宅の周辺にある遊歩道、小公園などを散策して、季節のうつろいを享受し、
本屋、古本屋に寄ったりしている。
もとより家内は料理、洗濯、掃除などがあり、
私の現役時代は小庭の手入れをするぐらいであったので、
せめて退職後は日常の買物ぐらいと思い立ち、私は自主的に買物の担当となったりした。

こうした中で、私が平素の買物をする前に、家内がスーパー、ドラッグ・ストアーなどのチラシに、
赤のサインペンで丸印したのが我が家の当日の必須の購入品とし、
あとは私が店頭の商品で魅了された品を買い求めているのが、原則としている。
そして食料品の野菜、果物、肉類などはもとより、
コーヒー、ビールなどの嗜好品、お醤油、ソースなどの調味品もあり、
衣服の洗剤の数々、台所の洗剤に加わったり、そしてティシュ・ペーパー、トイレット・ペーパー等もあり、
その上、時折お米5キロ入りなども加わるので、我家は2人だけの家庭でも、ある程度の量となる・・。
我家は世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅の地域であり、
ご近所の多くは、殆ど乗用車を保有しているが、我家は無念ながら所有していない。
私は若い頃は、実家の自動車を盛んに運転をしていたが、
その後に結婚したり、定年前の30年間はペーパー・ドライバーであり、
定年退職後、車を購入して、ゆったりとドライブするのも、ひとつの楽しみと思ったりした。
しかし、齢を重ね感覚が衰えているので、自身の過ちで事故を起こした場合のことや、
何より人様に対して人身事故で傷つかせたりした場合を考慮すると、
単なる保険の賠償支払いで済まなくなるので、自制し、退職後まもない更新時に免許書を破棄することにした。
私は一時的な自動車の快適さより、
万一、私が加害者となった時、多大な賠償の上、何より被害者の心身の痛切な思いを想像したり、
或いは交通刑務所などに服役したりした場合のことを考えたりすると、
定年後の大切な生活が狂うのが、何よりも困るというのが本音でもある。
このような気弱で小心者の私は、私の住む地域は幸いにして公共交通のバス、電車の便に恵まれ、
ときたまタクシーを利用しても程々の費用で済んでいる。

買物を担当しはじめた頃から、私は根がケチなせいか、路線バスには乗らず、
ひたすら歩き、買い物をしてきている。
しかしながら買物をする時、多くの品を購入する時とか、
或いはビール24缶入り1ケース、お米5キロなどの重い品を買い求める時、
買物の曳(ひ)き車と称される『キャリーカート』を利用している。

何かしら以前に家内が買い物をしていた時、
この『キャリーカート』に大きなトートバックなどを載せてきた、と私は教えられた。
そして私は家内から譲り受けて、私としては段ボールを載せている。
その後、私は5年前に少し堅牢な『キャリーカート』の新車をホームセンターで買い求めたりした。
そして私が買い物する品が手で提げられないような場合は、
この『キャリーカート』を私は曳(ひ)きずりながら買物に行き、
スーパーなどの店内で買物をし、支払いが終った後、段ボールを頂き、
この中に購入品を入れたりしてきている。
これだったならば、たとえ特売品を多めに購入しても、負担がないので私は愛用している。
私は住宅街の歩道をこの『キャリーカート』に段ボールを載せて曳(ひ)いていた時、
ご近所の奥様方にお逢いし、最初の頃は少し驚かれたご様子であった。
私は家内と国内旅行に行く時は、
旅行バックのカートを曳(ひ)きずったりしているので、

たまたま今年の1月に買い改めた時の記念写真
これと同じと思いながら、平素のような明るく大きな声で挨拶をしたり、
ときおり奥様方、或いはご主人様と談笑したりしている。
そして、買物が多い時は、この『キャリーカート』は最良の友となり、
私の定年後の愛車となっている。
昨夕、家内から、明日ホームセンターで買いたい品がある、と私は告げられた。
私は何かと家事の大半は家内をしてもらっているので、
せめて家内のボディ・ガード、荷物持ちをして、お供をしなければ、
一家の主(あるじ)としての責務が果たせない、と私は瞬時に感じて、
『はい! 了解しました・・行きましょう!』
と私は高齢者4年生の身であり、ボケてはいけないと、
若き自衛官の諸兄に負けないように、明るく大きな声で応(こた)えた。
そして本日、10時過ぎにお互いに『キャリーカート』を曳〈ひ〉き、
徒歩15分ばかりのホームセンターで買い物をして、帰宅した。
そして私はたわむれに私が曳〈ひ〉いてきた『キャリーカート』の記念撮影をした。

今回の段ボールは平素より大きいが、宅配便で送付することがあるので、
たまたまホームセンターで買い求めた品である。
そして取手にあるのは、私か途中で買い求めた煎茶のペットボトルである。
このように我が家は、年に数回ぐらい『キャリーカート』2台フル活用して、
私たち夫婦は買い物をする時もある。
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私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我家は家内とたった2人だけの家庭であり、
そして雑木の多い小庭に築後35年の古ぼけた一軒屋に住んでいる。
私は民間会社の中小業に35年近く勤めて2004年〈平成16〉年の秋に定年退職となり、
何かと卑屈と劣等感にさいなまれ、悪戦苦闘の多かった半生だったので、
せめて残された人生は、多少なりとも自在に過ごしたく、その直後から年金生活をしている。
そして私が年金生活を始めて最初に配慮したことは、
家内の従来の専業主婦の日常のペース、ささやかな憩(いこ)いひとときなどの過ごし時を配慮して、
私は独りで外出して、自宅の周辺にある遊歩道、小公園などを散策して、季節のうつろいを享受し、
本屋、古本屋に寄ったりしている。
もとより家内は料理、洗濯、掃除などがあり、
私の現役時代は小庭の手入れをするぐらいであったので、
せめて退職後は日常の買物ぐらいと思い立ち、私は自主的に買物の担当となったりした。

こうした中で、私が平素の買物をする前に、家内がスーパー、ドラッグ・ストアーなどのチラシに、
赤のサインペンで丸印したのが我が家の当日の必須の購入品とし、
あとは私が店頭の商品で魅了された品を買い求めているのが、原則としている。
そして食料品の野菜、果物、肉類などはもとより、
コーヒー、ビールなどの嗜好品、お醤油、ソースなどの調味品もあり、
衣服の洗剤の数々、台所の洗剤に加わったり、そしてティシュ・ペーパー、トイレット・ペーパー等もあり、
その上、時折お米5キロ入りなども加わるので、我家は2人だけの家庭でも、ある程度の量となる・・。

我家は世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅の地域であり、
ご近所の多くは、殆ど乗用車を保有しているが、我家は無念ながら所有していない。
私は若い頃は、実家の自動車を盛んに運転をしていたが、
その後に結婚したり、定年前の30年間はペーパー・ドライバーであり、
定年退職後、車を購入して、ゆったりとドライブするのも、ひとつの楽しみと思ったりした。
しかし、齢を重ね感覚が衰えているので、自身の過ちで事故を起こした場合のことや、
何より人様に対して人身事故で傷つかせたりした場合を考慮すると、
単なる保険の賠償支払いで済まなくなるので、自制し、退職後まもない更新時に免許書を破棄することにした。
私は一時的な自動車の快適さより、
万一、私が加害者となった時、多大な賠償の上、何より被害者の心身の痛切な思いを想像したり、
或いは交通刑務所などに服役したりした場合のことを考えたりすると、
定年後の大切な生活が狂うのが、何よりも困るというのが本音でもある。
このような気弱で小心者の私は、私の住む地域は幸いにして公共交通のバス、電車の便に恵まれ、
ときたまタクシーを利用しても程々の費用で済んでいる。

買物を担当しはじめた頃から、私は根がケチなせいか、路線バスには乗らず、
ひたすら歩き、買い物をしてきている。
しかしながら買物をする時、多くの品を購入する時とか、
或いはビール24缶入り1ケース、お米5キロなどの重い品を買い求める時、
買物の曳(ひ)き車と称される『キャリーカート』を利用している。

何かしら以前に家内が買い物をしていた時、
この『キャリーカート』に大きなトートバックなどを載せてきた、と私は教えられた。
そして私は家内から譲り受けて、私としては段ボールを載せている。
その後、私は5年前に少し堅牢な『キャリーカート』の新車をホームセンターで買い求めたりした。
そして私が買い物する品が手で提げられないような場合は、
この『キャリーカート』を私は曳(ひ)きずりながら買物に行き、
スーパーなどの店内で買物をし、支払いが終った後、段ボールを頂き、
この中に購入品を入れたりしてきている。
これだったならば、たとえ特売品を多めに購入しても、負担がないので私は愛用している。
私は住宅街の歩道をこの『キャリーカート』に段ボールを載せて曳(ひ)いていた時、
ご近所の奥様方にお逢いし、最初の頃は少し驚かれたご様子であった。
私は家内と国内旅行に行く時は、
旅行バックのカートを曳(ひ)きずったりしているので、

たまたま今年の1月に買い改めた時の記念写真
これと同じと思いながら、平素のような明るく大きな声で挨拶をしたり、
ときおり奥様方、或いはご主人様と談笑したりしている。
そして、買物が多い時は、この『キャリーカート』は最良の友となり、
私の定年後の愛車となっている。
昨夕、家内から、明日ホームセンターで買いたい品がある、と私は告げられた。
私は何かと家事の大半は家内をしてもらっているので、
せめて家内のボディ・ガード、荷物持ちをして、お供をしなければ、
一家の主(あるじ)としての責務が果たせない、と私は瞬時に感じて、
『はい! 了解しました・・行きましょう!』
と私は高齢者4年生の身であり、ボケてはいけないと、
若き自衛官の諸兄に負けないように、明るく大きな声で応(こた)えた。
そして本日、10時過ぎにお互いに『キャリーカート』を曳〈ひ〉き、
徒歩15分ばかりのホームセンターで買い物をして、帰宅した。
そして私はたわむれに私が曳〈ひ〉いてきた『キャリーカート』の記念撮影をした。

今回の段ボールは平素より大きいが、宅配便で送付することがあるので、
たまたまホームセンターで買い求めた品である。
そして取手にあるのは、私か途中で買い求めた煎茶のペットボトルである。
このように我が家は、年に数回ぐらい『キャリーカート』2台フル活用して、
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