夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

穀雨(こくう)の時節、私の住む東京の郊外は、若葉の色あい深めて・・。

2013-04-22 15:48:31 | 定年後の思い
私は東京郊外の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に住む年金生活の68歳の身であるが.
一昨日の20日の朝、居間にあるカレンダーをぼんやりと見たら、
『穀雨(こくう)』と明記されていたので、思わず苦笑したりした・・。

過ぎし18日は初夏のような23度の快晴の陽気に恵まれた後、
19日には曇り時々晴れの日中であったが、北風の吹く3月中旬の気温となり、
20日は朝の6時は8度、昼下がりは12度前後、夕方の6時は9度前後、
曇り空の日中で夜から雨、と報じられ3月初旬の気温に戻ってしまい、
『穀雨(こくう)』の時節には相応(ふさわ)しくないなぁ、と苦笑させられたのである。

もとより穀雨の時節は、暖雨にうるおい百穀生じ育つ、と古人からの伝えられているので、
私は幼年期に農家の児として育った体験からして、
農作物は陽射しと雨と土、そして肥料で育つと固く信じているひとりである。
               
しかしながら肌寒いじゃないの、と思いながらも、家内と共に小庭の手入れを朝の9時から始めたが、
昼から小雨が降りだして、
信頼している気象庁の予報は夜から雨なのに、どうしてなのょ、と空を見上げたりしたが、
私たちは小雨降る中、午後4時頃まで奮戦したりした。

昨日の21日も雨降る日中で、2月下旬のような寒さとなり、
今頃になって寒気団の襲来は勘弁してょ、と我が家はガスファンヒーターで暖房し、
天上の気候の神々の采配に戸惑ったりした。


今朝は雨上がりの快晴に恵まれ、平年並みの昼下りは16度前後と報じられていたが、
北風か吹き、体感温度は寒く、私は冬のスポーツシャツで午前中のひととき買物に行ったりした。
その後、私は近くに流れる野川の遊歩道を散策した・・。
               

この後、この遊歩道に隣接した所に、過ぎし9年前ごろにある大手の不動産会社がマンションを建設し、
広々とした敷地の中に数10棟のマンションとなり、小公園を公開して下さり、
樹木も四季折々の情景をかもしだして、私は秘かに好感している処でもある。
      

そして私は歩きながら、ここ一カ月は落葉樹の若葉の色合いは、
萌黄色から黄緑色にうつろい、新緑色に染められ、昨今は色あいを深めている、と実感させられたりした。
      

私の半生は、何かと卑屈と劣等感にさいなまれ、悪戦苦闘の多かった歩みだったので、
せめて残された人生は、多少なりとも自在に過ごしたと思ったりしているひとりである。
               
このような思いを秘めている私は、平日の日中のひととき、
こうした情景の中をのんびりと過ごせるのは、この世の最上の時、と享受したりした。
      
そして樹林の中を一時間ぐらい身も心もゆだねて、時を過ごし、やがて自宅に向かった。


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