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夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

遙かなるオホーツク海・・♪

2006-10-24 19:26:00 | 定年後の思い
快晴の朝の中、層雲峡の銀河、流星の滝をほめた後、
大雪湖から石北峠に向かう道は私は好きな景観のひとつである。

エゾマツ、トドマツ、そしてダケカンバの多い樹林の中、
左側の道路沿いに数多くのせせらぎがある。
こうした中、ときたま鹿を見かける時もある。

『クマ(熊)なく・・シカ(鹿)と・・コンキよく・・観てください・・』
とバスガイドさんが言った。
確かに、この辺は熊、鹿、そしてキツネを見かけることもある。

北見市に抜ける途中は、広大な畑が広がり、その奥まった処が小高い里山となり、紅葉、黄葉に染められた錦繍の世界が展開し、
私は道内の風物詩のひとつと思っている。

網走を通り過ぎると、オホーツク海が望め、斜里を過ぎると、海岸沿いの道になると、
北海道らしい景観となる。

私は冬の季節、流氷を追い求め、初めて流氷を眺めな時、厳粛な心持になったことを想いだしていた。

知床五胡の2湖を散策した途中、羅臼岳を望みながら、
湖面沿いの小道を歩くのも私の好きな光景のひとつである。

宿泊するホテルは、ウトロ港をまじかに景観できる処だった・・。


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雨、そして風の中の層雲峡・・♪

2006-10-24 13:06:00 | 定年後の思い
旭川の明け方は、霧雨だった。

家内と家内の母は、旭山動物園に行き、私は独りで今晩の宿泊先の層雲峡に向かった。

駅前で路線バスを待っている時、中国人の観光客のグループと同乗となった。
60代の温厚そうな男性がリーダーらしく、
15名の20代から40代の人達を先導していた。
上川市経由層雲峡に向かったが、雨は強さを増し、ときたま風が吹いた。

終点の観光ビルでホテルからの送迎車を待っている間、
私は『層雲峡・渓谷案内図』を温厚そうな中国人のリーダーらしき人に手渡し、
つたない英語の単語を並べ、解説した。

先方の方は、にっこりと笑い、頷(うなづ)いた。
後で私は反省したが、メモ用紙で漢字を並べた方が好かった、思ったりした。

昨年の5月に層雲峡は宿泊したが、夕方に到着し、朝にこの地を離れたので、
今回は黒岳方面のロープウェイに乗り、周辺の景観をほめる予定であったが、
風のために運行は中止となっていた。

やむ得ずホテルに直行したが、昼前であり、チエックインの時間前であったが、
部屋に通してくれた。

私は昼のひととき、大浴場、露天風呂に浸(つ)かったが、
たまたま独りであった。

露天風呂の前面は、渓谷に面していたので、
風がうなりの音をたてて通り過ぎて寒かったが、
これ以外はすこぶる快適であった。

家内達が部屋に着いたのは、3時過ぎであった。
やはり旭山動物園も雨が強さを増したので、早めに引き上げてきた、
と家内は呟(つぶや)いていた。


夕食の時、オリジナル創作料理と称して、
タマネギの中身をくり抜き、ビーフシチューを詰め込んで焼き上げた料理は好感した。
ありふれた料理でも、少し工夫すれば、このような夢のある形、味わいが増すということである。









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旅の始まりは、北海道限定ビール・・♪

2006-10-24 10:44:00 | 定年後の思い
私共夫婦は、北海道はたびたび旅行しているが、
旭川市に関しては、昨年『旭山動物園』に3時間ばかり観た以外は、
昼食に立ち寄る程度であった。

今回の旅行で、家内の母が動物好きなので、この動物園をゆっくり観たい、という要望の為、
市内のホテルに宿泊することとなった。

旭川空港に昼に着き、バスで市内に入ると、
町の街路樹に紅い実をつけ、朱色に染め始めたナナカマドが観られた・・。

ナナカマドの樹木は、本州では里山、高山に見られるので、
『おかあさん・・やはり、北海道だね・・』と私は、家内の母に言った。

ホテルにチエック・インをした後、遅い昼食を取るために、
旭川の街並みを歩いた。

これといった当ての無い食事処であったので、結果として寿司屋に入った。

座敷に上がり、家内の母は、通常はアサヒビールのスーパードライを飲んでいるので、
北海道限定の『北の職人』を注文した。

私は北海道に来た時は、サッポロビールの北海道限定『クラシック』を飲み、
地酒は『男山』、『国士無双』の純米酒が殆どである。

私達3人は、『北の職人』をグラスに注ぎ、
『おかあさんの・・初めての・・北海道・・乾杯ね・・』と私は言った。

こうして家内の母は、初めての飛行機の搭乗を羽田空港から旭川空港の旅路を終えて、
初めての北海道観光のはじまりとなった。

尚、この寿司屋の味は、私は美味しい感じ、『大番寿司』という名の店であった。

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旅の終りは、雨・・・♪

2006-10-24 06:49:00 | 定年後の思い
北海道の観光めぐりを終えて、晴れ間の釧路空港を定時に離陸した。

私達の乗った航空機は、雲海を下に見下ろして平行飛行となったので、
私はノートをひろげ、ポールペンで旅の思い出を綴ったりしていた。

羽田空港に近づくと、雨の中の東京湾に面した街並みが見えた・・。

カフェ・テラスで家内と家内の母は、コーヒー、私はビールを呑み、
家内の母の初めての飛行機搭乗、そして初めての北海道観光を祝った。

76歳の家内の母から、初めての北の大地の思い出を聴いたりすると、
私達夫婦はある面感慨深げになったりした・・。

歳を重ね、その人の思いに加味されると旅先の感想も色々と考えさせられる事もあったりした。

今回、たまたま7泊8日の3人の北海道観光旅行となったが、
今後綴る予定である。

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