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夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

一枚の板チョコの想いで・・♪

2006-02-06 18:16:00 | 定年後の思い
過日、読売新聞で2月14日の『バレンタイン日』に向けて、
バレンタイン・チョコレートの特集記事が載っていた。

本命用、義理用、そして自分用の区分があり、
限定品・初上陸・話題品、美味しいもの、有名ブランド等で、
高価な品だど一粒数百円する、と掲載されていた。

私の現役時代は、程々の値段の義理チョコを頂いたり、
家内からは程々のハート・マークのような品を頂いた・・。

私はこのような時、昔の一枚の板チョコを想いだす・・。

昭和28年に春先、父が他界し、そして祖父もその二ヵ月後に亡くなった。
農家をしていたので、大黒柱の男手を失なった事も痛手であるが、
何より農業のノウハウの技量が無くなり、家は衰退した。
私が小学二年から三年生になる年だった。

祖父の妹がサラリーマン宅に嫁いでおり、この伯母が月に数回、来宅した。

妹二人には、それぞれのお土産を持参し、
私はこの伯母を最寄駅まで送ると、
駅前のお菓子屋さんで、お煎餅と一枚の板チョコを渡してくれた。

今のスーパーの店頭で見かける、
明治製菓か森永製菓の一枚100円前後の板チョコレートである。

私が家内と結婚した時、
私の母に連れられて、この伯母宅に挨拶に行った。

家内には、この途中で、
『昔、内が貧乏の頃、伯母さんには凄く助けられたょ・・
駅まで送って行くと、あの頃、高価だった一枚の板チョコを必ず買ってくれたの・・』と私は言った。

今の私は辛党であるが、一年に一回程度、この板チョコを買ったりしている・・。





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続・携帯電話用のキーボード・・♪

2006-02-06 13:45:00 | 定年後の思い
先程の記事で、評価と性能、価格が抜けていました。

五段階の評価として、値段、効果、満足度は、
☆マークが三つの『通信簿3』であった。

ローマ字、カナ入力仕様に加えて、
なんと親指シフト入力仕様まである。

内臓電池で駆動するため、携帯電話の電池を食わない優れもの。

確かに目立つ、と形態の商品である。

価格は5800円(税込み)。

こうしたように書かれており、写真が載っていた。
《『新潮45』2月号より転記》

携帯電話でeメール、或いはプログ等の書き込みには、
便利な入力のひとつでもある、と思ったりしている。

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携帯電話用のキーボード・・♪

2006-02-06 13:18:00 | 定年後の思い
『新潮45』という辛口の月刊誌があるが、
久々に特集記事の『文壇13の「怪」事件簿』に釣られて、先日購入した・・。

昨夜、この雑誌り中で、《あなたのかわりに試します【商品格付け隊が買う!】》
という特集記事があった。

『携帯電話用のキーボード』を取り扱った商品を紹介されていた。
興味があったので読み込んだ・・。

コラムニストの神足裕司・氏が格付け隊員として綴っている。

転記させて頂きます。

『なるほとザ・ワールド』で自動車電話を紹介した時、
日本人は「アメリカ人はバカだ。
いくら忙しくてもクルマから電話するこたあないだろう、
ワッハッハ」だった。

どっちがバカかは、歴史が証明した。

私は99年、NTTドコモが携帯電話でメールを始めた時「バカが」と思った。
キーボードもない、牛乳瓶のフタくらいの画面に向けて、
テンキーでメールなど打てるものか、と、
もうすっかりパソコンeメールに慣れた身でバカにした。

日本中が電車の中で、軍配のようにケータイを掲げ、
電光石火で親指を動かす光景など想像出来なかった。

気が付いたら原稿書きなど業務用を除いて、
メールの主流はパソコンでなく、ケータイになった。
と気付いた時は48歳。

ケータイを持った小林佳樹に、
「難しいんだろ?」と藤岡琢也がすり寄っていくCMは悪夢だ。
ケータイは齧歯(げつし)類のごとき超スピードの進化を遂げて、
第三世代だのおサイフだの、
着うただの言っているのに、
年寄りは会話が出来るだけで満足しろという、
残酷までのデジタル落差。

そんな時、有楽町ビックカメラ携帯電話コーナーの片隅に発見したのが、
携帯電話用キーボードだった。

REUDO RBK-110Cは折り畳んで150X90X20mm、
タバコ二つ分ほどの大きさで180g、
黒いボディは俳人が持ち歩いた矢立てと硯の趣き。

キーピッチ16mm、ストローク2.2mmの、
そこいらのノートパソコンが霞む。

老いたりとはいえコータリ、キーボードを扱わせれば、
棒切れを持った剣豪。
ギャルの前で広げると、
パソコンでも携帯でもないその姿に、
なになにと熱い視線が集まる。
10年は若返ったようではないか。

しかし正直な話、持ち歩き携帯電話と合体させる手間は、
思った以上にかかる。
だから、若者はみんなこれを買わず指技を磨くのだな。

だが、よろしい。
もみじマークのドライブする高齢者も、
ステッキをつきつつ我が足で歩む老紳士もいるではないか。

私はキーボードを広げる。
その昔、ホームズがパイプを燻(いぶ)らせ思考したように。

以上が全文である。

一部分を引用しようと思いましたが、
余りにも年配者の気持ちが的確に綴られている上、
これは文明批評でもあるので、全文転記させて頂いた。

私はこれを読んだ時、布団の中で、笑い出してしまった・・。

私は携帯電話は使えないので、持っていない。
プログラム、文書作成、表計算、電子メール、そしてブログに書く時は、
昭和44年コンピューターの専門学校に入学以来、
全て通常のJISキーボードで入力している。

私は携帯電話のあの小さく、数少ないキーでよく変換している、と今でも思っている。

このブログを立ち上げた時、外出の時にはモバイルのノートパソコンで
無線LANを考えた時もあった。

しかし温泉滞在などの旅行の時、
わざわざこの無線LANを使ってまで、
日々書き込みはする必要はないと思ったりしている。
私は素人のブロガーであると思っているが、プロではないから・・。



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曇り、雪、そして急速に快晴・・♪

2006-02-06 08:19:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、どんよりとした曇り空である。
日中は数度前後の寒い日で、夜になると雪が降り続き、
明日の早朝は、雨で迎えた後、曇り空から快晴となる。

快晴となるが、急速に14度前後まで暖かくなる、と天気予報は報じている。

これだけ急激なお天気の移り変わりは、
早春の二歩手前、と感じている・・。
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