ウィトラのつぶやき

コンサルタントのウィトラが日頃感じたことを書いていきます

後期授業始まる

2015-10-19 09:09:53 | 東工大

私にとって最期の授業になる後期の授業が始まった。私の東工大での任期は今年いっぱいなので、来年の後期の最後のほうは大学に居ないことになる。そこで来年は非常勤講師として講義を完遂させることにしている。

例年、私の授業の受講者は10人前後だが、今年は20人以上が来ている。最初の数回の授業では学生は色々な授業に顔を出してどれが良いかを選択するので、最終的に何人になるかはまだわからない。しかし、私の授業では学生に議論をさせて、議論への参加度合いと発言内容で成績を決めることにしているので、人数が大きく異なると進め方を考えないといけないと思っている。

最初の数回は参加者が確定しないので講義にしているが、今年の受講者には欧米系の学生が多く、適宜質問を入れてくれるのでやりやすい。ちなみに私の授業は英語で行っており、殆どの受講生は留学生で日本人の受講生は毎年1人か2人である。

今年は5年間の最後の年なのでスポンサーであるJR東日本に対しての5年間の総括もまとめないといけないし、研究として手掛けてきた電波の有効利用もまとめておく必要がある。忙しい秋になりそうである。


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1 コメント

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授業と留学生 (世田谷の一隅)
2015-10-20 11:51:32
ウィトラさんの講義は欧米系の学生が多いとの事ですが、「標準化」に関しては、日本が辿ってきた道を考えると、中国や、韓国、東南アジア等の国々の学生の方が参考になるのではないかと思いました。

欧米系の学生にしてみれば、政界標準の構築過程で、日本がいかに苦労して来たかを聴く内容もさることながら、それこそ、まさに中国、韓国の学生たちが、学んで身につけていくべき知識の領域ではないかと感じます。

もっとも、欧米系の学生から、日本人の考える標準化活動を別の観点から取り組もうとしているのかもしれません。その辺りを講義の中で、うまく取り込んで論議を進めていくと深みのある授業になりそうですね。

東工大では、中国、アジアからの留学生の割合は少ないのでしょうか?

我が家には、これまで8人の留学生が早稲田大学の紹介でホームステイしていますが、米国人(風の)4人、韓国1人、ベトナム1人、マレーシア1人、中国1人でした。
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