「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

未年相場の歴史から学ぶ!?

2015-01-10 23:49:26 | 歴史に学ぶ

              
土曜の晩、1週間を過ぎたところで、2015年の相場を考えてみたい。

ここで、過去の羊年相場を紐解くことにより、傾向を見てみるのは
おもしろいと思う。

そこで、プレス記事をアップします。

-----------------------------------
過去5回の未年相場を振り返ってみたい。といっても、ほぼ一貫した上昇
相場をたどったのは、1979年のみで、上昇した55年や2003年にしても、
前半 調整局面を挟んでいたことが伺われる。

また、未年と言えば 
   ①1955年5月=ワルシャワ条約機構結成、冷戦激化
   ②1967年6月=第3次中東戦争勃発、中国が初の水爆実験
   ③1979年1月=米中国交樹立、2月=イラン革命
            3月スリーマイル島原発事故
   ④1991年12月=ソ連 崩壊
       と言った具合に、「中東」「ロシア」「中国」「海外原子力問題」等

今でいう所の海外「地政学的リスク」が顕在化しやすく、原油価格と絡んだ
ロシア。中東問題などは引き続き警戒されやすいところだろう。

尚、過去の羊年相場で、それぞれ月足陽陰線を追うと、いくつかの興味深い
傾向が浮かび上がってくる。

          未年の日経平均 月足陽陰線
      
       1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月  12月
19
 55年    ○     ●     ●    ●     ○     ●    ○     ○     ○     ○       ●        ○
 67年    ○     ○     ●     ●     ○     ●    ●     ●     ●     ○       ●        ●
 79年    ○     ●     ○     ○     ○     ○    ○     ○     ○     ●       ○        ○
 91年    ●     ○     ○     ○     ●     ●     ○     ●     ○     ○      ●        ○  
20
 03年    ●     ●    ●    ●     ○     ○    ○     ○     ●      ○      ●       ○  
 15年               ?       

5回の羊年相場のトータルで、1~4月の「延べ20カ月分」月足陽陰線は
「9勝11敗」の負け越しながら、7~10月の同じく「延べ20カ月分」で
「14勝6敗」と大きく勝率アップする。

各月では、5月、7月、10月、12月がそれぞれ「4勝1敗」の勝率8割
となっている。

1~4月に月足陰線を連ねながら、5~8月に連続陽線に転じた前回、20
03年ケースなどは典型的だが、前半調整→中盤から復調→10月にかけて
高値形成と言った恒例パターンも想起されてきそう。

思えば14年相場も前年の高値納会から一転、年前半の軟調発進を強いら
れたが、その後、大きく切り返した経緯がある。

15年も前半に反動安の調整展開を強いられる可能性は、捨てきれないが、
そんな時にこそ、「羊辛抱の相場格言を胸に、いたずらに悲観に傾く事なく
安いところを、じっくり拾っていく位のスタンスが求められそうだ。
                                (出典:日本証券新聞15/01/01号)
-----------------------------------

この連休中、しっかり作戦を立てるのも、おもしろいと思う。
それでは、また。 

                                 
 ☆各1クリック応援の協力を お願いします。☆ 

 

  にほんブログ村

 株式投資ランキング



最新の画像もっと見る

コメントを投稿