「横浜ザル」の株式投資独り言

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経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

酉年相場を診断!「月別騰落」で

2017-01-09 23:48:01 | 歴史に学ぶ

     
午後から穏やかな晴れ間となり、「成人の日」着物姿が晴れやかでした。

さて、明日の3連休明け相場がどうなるか、楽しみであるが、今宵は、
今年の相場情勢を歴史から学んで診たい・・。

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過去の酉年相場の傾向を月別の日経平均月足「星取り表」から診てみたい。
下表の通り、過去5回の酉年相場にあって全勝の月は、存在しないが、「4勝
1敗」の高勝率を示したのは、1、3、8、12月の4つの月だ。もともと、戦後
60余年を通じても1、3、12月は勝率の高い月としてな知られるだけに、酉年は
比較的、例年の傾向が素直に出やすいと言えるだろう。

一方で、「1勝4敗」の月はなく、2勝3敗の負け越しは、2月と5~7月となって
いる。1月から12月までを3つの時期に分けて、各々の陽陰線を集計して診ると
1~4月は13勝7敗(勝率65%)、5~7月は6勝9敗(勝率40%)、8月~12月
17勝8敗(勝率68%)ということになる。

おおまかなイメージとして、「春先は途中(2月)に調整をはさみながらも、堅調な
推移をたどり、初夏の頃から利食い売りに押される展開となるが、8/M頃調整
が終了。秋口からと年末にかけ上値を追う。」といったパターンが浮上する。

もう1つ、年末にかけての連謄フィ二シュとなりやすい事も要注目。

1969年は、8月~12月の5カ月連続高、81年は、3カ月連続高で、前回の
2005年は(郵政解散を経て)5月~12月に8カ月連続高を記録している。
もちろん、1957年のような失速年もあるが、基本的には、年央に連続安、年末
にかけ連続高を期待したい。

2017年相場に当てはめると、1月~4月は、トランプ大統領就任100日間の
ハネムーン期間(4/30まで)で株高基調継続。5月は仏大統領選挙決戦投票、
その後、欧州選挙ラッシュも控えて、手控え気分から反動安局面に転じ、それで
も20サミットを経て、各国経済政策が意外と有効に機能していることが確認され
て調整も終了。米国景気の力強さが次第に明らかになり、年末に向けて騰勢を
強めるとのシナリオ。少々こじつけが強すぎるだろうか・・・?。

                   戦後 酉年相場の月足 陽陰線
  酉年
 西 暦 1月  2月  3月   4月   5月   6月  7月  8月  9月  10月  11月  12月
1957年  ○  ○  ○   ●  ●  ●   ●  ○   ○   ●    ●   ●
1969年  ○  ●  ○   ○  ○  ●   ●  ○   ○   ○    ○   ○
1981年  ○  ●  ○   ○  ●  ○   ●  ●   ●   ○   ○   ○
1993年  ○  ●  ○   ○  ●  ●   ○  ○   ●    ●   ●   ○
2005年  ●  ○  ●   ●  ○   ○   ○  ○     ○  ○   ○    ○  
2017年 ?  ?  ?  ?  ?  ?  ?   ?     ?  ?    ?   ?                                                     (:月足陽線、:月足陰線) 
                            (出典:日本証券新聞17/01/01号)
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それでは、また。


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