「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

来年の干支、申年相場を歴史から検証!?

2015-12-23 23:58:22 | 歴史に学ぶ

               
金融政策の提示の仕方/マーケットとの対話姿勢と原油安から、日米欧の
株価に若干の明暗となる、今月の日本株は大きく乱高下しています。

この後、どう動くのか。東洋経済online15/12/23号からアップします。

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2015年の日本株は、まさに「未(ひつじ)辛抱」と相場格言の通りになりそうです。

17000円割れ~20000円台の往来を繰り返し、特に12月相場は日中値幅が
大きくなっている。

市場関係者にとっては、16日米利上げは想定内、18日日銀の補完策は想定外。
日経平均株価は急伸した後、発表内容の手詰まりから急反落、日中値幅900円
に達した。黒田日銀総裁は「経済の下振れリスクの増大に対応したものではなく、
追加金融緩和ではない」と述べた。

市場関係者が「あかんわ(緩和)」と言ったかは定かではない。

一方、日本株は下値を切り上げてる。1月安値が16500円台(WTI原油44ドル
台)9月安値が16900円台(銅急落に伴うショック)、12月安値が185000円台
(WTI原油34ドル台)と、PER(株価収益率)が13~14倍台になると、下値買い
が入ってくる。

一方、戦後5回の未年の日本株は平均プラス7.6%。14年末値17450円に
上乗せすると、想定される2015年末値は18776円。仮に来週の大納会に、
19000円台を回復すれば、小じっかりした未年ではなかろうか。

今日、自然災害やテロ事件が起こったとする。その数日後に周囲の人々に自然
災害などの再発を尋ねると、「たぶん近いうちに起こるだろう」と答える。これを
「近接バイアス」という。株式市場でも同様のバイアスが掛かる。

12月の日経平均株価は20012円から18565円までスピード調整した。
アナリストやストラテジストの予想もやや揺らぎ、日本株に対して悲観的な見通し
も目立ち始めている。

ただ、日経平均株価は半値押し18471円(9月安値16930円→12月高値
20012円)で下げ止まっている。また、株価体温計ともいわれる騰落レシオは
80%台と、沈静圏に近づきつつある。

アベノミクス相場といわれてから3年が経過しつつも、200日線19506円(12月
22日時点)を下回る局面は、押し目買いの好機となっている。投資家は極端な
情報に流されないよう、需給関係の5合目ともいえる200日線を軸とした大局観が
大切だ。

なお年初来でみると、米国株はマイナス圏へ沈んでいる一方、日本株と中国株は
1割前後のプラス圏で推移している。中国政府による景気刺激策や国営企業改革
等への期待感から、中国株は底堅くなりつつある。

■ 申年における日本株は平均プラス10.4%

1956年(昭和31年)は神武景気、1968年(昭和43年)はいざなぎ景気を背景に
プラス30%前後の株高に至った。ただ当時の国内経済規模(GDP10~50兆円
台)から、株価の大きな振れ幅を割り引く必要がある。

1980年(昭和55年)は第2次オイルショック、2004年(平成16年)は鳥インフル
エンザ等の影響もあり、プラス7~8%の小幅高に留まる。1992年はバブル崩壊
となり、マイナス20%超の株安となった。

2016~2017年の相場格言は「申酉(さるとり)騒ぐ」。過去5回の申年において
日本株は平均プラス10.4%。また2016年は丙申(ひのえさる)にあたる。
「丙」は事業が積極的に進展する年とも言われている。そもそも十二支は農作物の
成長過程の12段階を指す。

「申」は9番目で「伸ばす」が由来。草木が伸びて実が成熟、香りと味が固い殻に覆
われていく時期を指す。現在は円安基調が大手輸出企業の業績を押し上げている
一方、中小企業は人材不足や人件費上昇等から厳しい状況が続いている。

2015年の日本株は中国不安、原油安、米利上げによる下振れがあったものの、
下値は切り上げている。2016年は春までじり高とみる。企業業績の二極化が
改善され底上げにつながれば、日本株の「伸びしろ」も期待できよう。

さて、日経平均株価は12月第3週(12月14日~18日)に比べると、第4週(12月
21日~25日)に入って日中値幅が縮小しつつある。22日の東証1部売買代金も
2兆円割れとなった。

23日の東京市場が天皇誕生日、24日の米国市場は短縮取引、25日の欧米市場は
クリスマス休暇になるため、積極的な売買が手控えられそうだ。

ただ、祝日明けとなる24日の東京市場は信用取引の高値期日(6カ月)が到来、一時
的に戻り売り圧力が和らぐ。仮にドレッシング買いが入れば、掉尾の一振といわれる
年末にかけて尻上がりの展開も。戻りメドとして3月月中平均、200日線、11月末値の
ある19200円~19700円台が意識されると思われる。         (中村 克彦)
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先程、始まったNY株式市場、原油価格の持ち直しや良好な米経済指標を手掛かりと
した買いに続伸しています。このまま継続して終了するか、ポイント。

明日の日経平均、祝日明けの19000円台回復クリスマスプレゼントとなるか・・・。


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