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桜の開花宣言は出たものの、3月最終土曜日は、ここ数日 寒の戻りで、桜の
蕾も眠ったままの状態。満開は、月変わりのエイプリルフール頃でしょうか。
特別なのは、山下公園のシダレ桜で、ほぼ満開です。(上記フォト参照方)
さて、来週から受け渡しベースで、4月新年度相場入り。桜にまつわるBGM
をバックに、配当権利落ち日3/29の日経平均を検証/予想してみます。
今夜のBGMは、ケツメイシのさくらにします。
タイトル: さくら
歌 : ケツメイシ
大手金融機関の大半が、保有株式評価替えの基準を、3月末でなく3月中平均
としている現在、4/1の第一生命上場を控えても、月末の需給要因は、悪く
ないと言う見方もできるかもしれません。
期末前後のアノマリーとして 「配当の3月末権利落ち日の株高」 というものが
ありますが、過去の実績はどうでしょうか。
表1は、過去15年の権利落ち日と当日の日経平均の騰落を調査したものです。
表1 3月配当落ち日と日経平均の騰落
西暦 3月権利落ち日 日経平均の騰落
1995年 3/28 △585.48
1996年 3/26 △ 99.33
1997年 3/26 △ 32.84
1998年 3/26 △322.28
1999年 3/26 △ 30.95
2000年 3/28 △ 93.31
2001年 3/27 ▼223.98
2002年 3/26 ▼ 53.17
2003年 3/26 △113.16
2004年 3/26 △239.74
2005年 3/28 △ 31.20
2006年 3/28 △ 40.14
2007年 3/27 ▼156.91
2008年 3/26 ▼ 38.59
2009年 3/26 △156.34
2010年 3/29 ?
1995年以降、過去15年、3月配当落ち日の日経平均は11勝4敗(勝率、
73%)となっており、本来、配当落ち分を修正しない日経平均の場合、安く
なるのが普通だが、この配当落ち分を吸収して株高が鮮明となっています。
今年3/29の権利落ち分は、約70円と見られ、上昇が期待されるところ。
権利落ち日に高くなる傾向があるのは、この日に「買われる」と言うより、実は
権利取り回避した売りが出た反動で、結果的に高くなっている方が、解釈として
適当かもしれません。
ただ、今年は、権利取りの昨日まで、3日続伸となっており、増配、復配企業の
増加で、先高感から買いチャンスとみた投資家も多いかもしれません。
とすれば、3/29は、過熱感からの調整と、利益確定タイミングとみる個人
投資家がいても、4月以降、国内外の機関投資家の新規資金流入観測から、
上値追いの展開も想定する必要があるかもしれません。
検証から推定した3/29の日経平均は、過去15年の平均騰落幅84.8円を
当てはめると、11081円程度となります。
明後日の株式相場は、どうような結果を出すでしょうか。
それでは、また。
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