「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

日経平均、3/29配当権利落ち日を検証/予想!?

2010-03-28 00:05:41 | 歴史に学ぶ

        
 桜の開花宣言は出たものの、3月最終土曜日は、ここ数日 寒の戻りで、桜の
 蕾も眠ったままの状態。満開は、月変わりのエイプリルフール頃でしょうか。

 特別なのは、山下公園のシダレ桜で、ほぼ満開です。(上記フォト参照方)

 さて、来週から受け渡しベースで、4月新年度相場入り。桜にまつわるBGM
 をバックに、配当権利落ち日3/29の日経平均を検証/予想してみます。

 今夜のBGMは、ケツメイシのさくらにします。

 タイトル: さくら
 歌   : ケツメイシ


 大手金融機関の大半が、保有株式評価替えの基準を、3月末でなく3月中平均
 としている現在、4/1の第一生命上場を控えても、月末の需給要因は、悪く
 ないと言う見方もできるかもしれません。

 期末前後のアノマリーとして 「配当の3月末権利落ち日の株高」 というものが
 ありますが、過去の実績はどうでしょうか。

 表1は、過去15年の権利落ち日と当日の日経平均の騰落を調査したものです。
 
 
        表1  3月配当落ち日と日経平均の騰落 
 
     西暦      3月権利落ち日   日経平均の騰落    
   1995年       3/28        △585.48 
   1996年       3/26        △ 99.33
   1997年       3/26        △ 32.84
   1998年       3/26        △322.28
   1999年       3/26        △ 30.95
   2000年       3/28        △ 93.31
   2001年       3/27        ▼223.98
   2002年       3/26        ▼ 53.17
   2003年       3/26        △113.16
   2004年       3/26        △239.74
   2005年       3/28        △ 31.20
   2006年       3/28        △ 40.14
   2007年       3/27        ▼156.91
   2008年       3/26        ▼ 38.59
   2009年       3/26        △156.34
   
2010年       3/29           ?

 1995年以降、過去15年、3月配当落ち日の日経平均は11勝4敗(勝率、
 73%)となっており、本来、配当落ち分を修正しない日経平均の場合、安く
 なるのが普通だが、この配当落ち分を吸収して株高が鮮明
となっています。

 今年3/29の権利落ち分は、約70円と見られ、上昇が期待されるところ。
 
 権利落ち日に高くなる傾向があるのは、この日に「買われる」と言うより、実は
 権利取り回避した売りが出た反動で、結果的に高くなっている方が、解釈として
 適当かもしれません。

 ただ、今年は、権利取りの昨日まで、3日続伸となっており、増配、復配企業の
 増加で、先高感から買いチャンスとみた投資家も多いかもしれません。

 とすれば、3/29は、過熱感からの調整と、利益確定タイミングとみる個人
 投資家がいても、4月以降、国内外の機関投資家の新規資金流入観測から、
 上値追いの展開も想定する必要があるかもしれません。
 
 検証から推定した3/29の日経平均は、過去15年の平均騰落幅84.8円を
 当てはめると、11081円程度
となります。
 
 明後日の株式相場は、どうような結果を出すでしょうか。

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