伽 草 子

<とぎそうし>
団塊の世代が綴る随感録

ぶっちゃけて言えば

2021年09月05日 | エッセー

 ぶっちゃけて言えば──
▼7月8日の拙稿『あれはデモだ』で「菅政権は確実に滅ぶ。」と断じた。その通りになった。別に驚くことはない。
▼「あんなくだらないヤツ」はその器ではなかった。なんにもできなかったのはフリーズしたから。潰れるのは当たり前。
▼戦後最悪の政権は安倍で、戦後最も下らない政権は菅だった。
▼「岸田が五月蠅いからあんた辞めてよ」と一階の上に迫ったら、「だったらお前も辞めろ」になった。多分。
▼かつて政権からずり落ちたのは麻生マウンティング爺さんのせいだった。今さらどうこう言う資格はお前にはない。
▼五輪で盛り上げて政権浮揚。そうは問屋が卸さない代わりに、コロナが卸さなかった。
▼パフォーマンスお得意の河野のあんちゃん。舌足らずの回らぬ舌をグルングルン動かして言語明瞭意味不明のアナウンスをしても、すぐ飽きられることだろう。
▼涙ぐむなんて下手な小芝居付きで、小泉のあんちゃんが辞任を迫ったらしい。浅田次郎御大の最新作『兵諫』にピッタリ。だから、並みな作家ではないと申し上げている。
▼あほワイドショーは政局で持ちきり。例の官邸のポチ・T崎某も引っ張りだこ。「驚きました」なんて、てめーの無能を曝け出し。とっくに要はない。
▼途端に手を挙げるトリックスターたち。塗炭の苦しみが待ってるぞ。(巧い駄洒落?)
▼筋論だかなんだか知らないが、煮え切らないI破某。なんのことはない。勝負勘がないだけだ。それになにより勝ち運がない。かわいそう。
▼T市早苗。日本会議の大立て者にして、最古参の安倍ガールズだ。あのいかにも巫女然とした面容が怖い。安倍が推すらしい。安倍のゾンビか! あー、キモい! 
▼国難といいながら、総裁選のお祭り騒ぎ。所詮、コロナは政争の具か?
▼安倍・菅政権で8年8ヶ月。外交・内政すべて袋小路。張りぼて・目眩まし政治の総括がまず先だろう! ── 
 上記が悪口、罵倒の類いとして品性に欠けると仰せになる向きには、以下の内田 樹氏の達見を翫味願いたい。
〈例えば、相手を罵倒するとか、ひどいことばを発して傷つけるということがあったとしますね。でも、そのことばを発したあとで、顔色が良くなってきて、ご飯もおいしく食べられて、快食、快便、快眠となってきたとすれば、そのことばは生存戦略上言うべきことばだったんだと思います。逆に、言ったあとに気分が悪くなったなら、それは言うべきではなかった、と。(「健全な肉体に狂気は宿る」から)
 断っておくが、悪口、罵倒の対象はすべて上位者である。同位・下位者を槍玉に挙げたことは今までただの一度もない。今回も、もう書いているうちから顔が火照り、腹が減って、おまけに眠くなった。早めの昼寝をしようかな。□