日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

若者のシビアな反応に見るTV業界の危機

2021-05-21 | 他人のフリ見て我が身を正す
日本が急激な少子高齢化を迎えているのは
子どもを産まなくなったからです。

これと同じようなことが今TV離れという現象に見られます。

少子高齢化の波とは問題にならないほど大きな波が
テレビ業界に迫って切ることは明白です。

NHKによると
平日にTVを15分以上見た人は
10~15歳56%(前回2015年は78%、22ポイント減)
16~19歳47%(同71%、24ポイント減)
20代51%(同69%、18ポイント減)
30代63%(同75%、12ポイント減)
40代68%(同81%、13ポイント減)
50代83%(同90%、7ポイント減)
60代は前回と同じ94%
70歳以上は95%で1ポイント減
全体では85%から79%に下落
というデータが出ています。

ということは、今のままで推移しても
テレビの視聴者は早晩半減してしまうということです。

更に言えば
誰も見もしないTVにCMを流し続けるスポンサーが離脱するでしょうから
TV番組の製作費も削られ
番組すら作れなくなるので
更にテレビ離れが加速すると考えられます。

年寄りが作るTV番組を
若者が楽しいと思ってみる筈がないじゃないですか?
ならば若者に番組を作らせなきゃ。。。
この結果がYouTubeなどSNS動画の台頭なのかもしれません。

決して他人事ではないTV業界の衝撃的なデータ
いまこそこのデータに基づき
若者にとって魅力的な媒体になる必要があります。

どの業界にも同じようなことが言えるようで
怖い気もしますが。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする