1月も5日(月)となり、世の中は平常モード初日となったが、
私は明日がその初日なので、今日は正月休みから平常モードへの移行日として、
そして食べ正月でなまった体に喝を入れるため、ウォーキングに出た。
といってもまだ出不精気分が残っているので、遠方に出かける気が起こらない(本当は栃木の佐野の唐沢山城跡などを考えていたのだが)。
そこで何も考えずに、自宅から徒歩でふらりと行けるわが地元の「谷中七福神」詣でに決めた。
まずは田端の東覚寺。
この寺の本堂に上がって、本尊や閻魔像などを拝す(本堂に上がることを勧める)。
谷中七福神巡りの人は、駅や寺で入手した案内地図を手にしているが、私は勝手知ったる界隈なので、タブレットの地図さえも見ずにすたすた歩く。
東覚寺以外にも幾つかの寺は、本堂に上がるので、靴は着脱しやすいものがいい。
それと、寺の参拝はもちろん”合掌のみ”なのだが、
いい歳した人でも、神社式の参拝(2礼、柏手)をしている。
こういう人は、正月くらいしか寺社に参拝しないのだろう。
最後の不忍池の弁天堂に難なく達したので、さらに延長して、湯島天神に向う。
湯島天神は意外に空いていた。もうじきセンター試験だが…。
小腹がすいたが、沿道の出店では買う気がおこらず、道脇のコンビニでコロッケと春巻きを買う。私にはこれで充分。
神田明神に達したが、背広姿のサラリーマンたちの大行列が境内の外の普通の道に途方もなく続いている。
周囲のオフィス街では仕事始めに神田明神を参拝するならわしがあることを思いだした。
この長大な行列の最後尾に並ぶ気にはなれないので、残念ながら神田明神(江戸の鎮守なのに)は省略。
その代わり、向い側の湯島聖堂に入る(写真)。
こちらはうって変わって静か。
でもちゃんと、門松が立てられ、絵馬が売られて”初詣”の対応がしてある。
堂内の孔子様に賽銭を投げ、合掌した(そういえば儒教式の参拝って知らないわ)。
実は神田(お茶の水)に向ったのは、書店に行きたかったから。
駿河台下の書店街に行く手前、お茶の水駅の裏側に丸善がある。
ここも本がそれなりに揃っているので、まずここに入る。
探していた本があったので、ここで買い、JRで帰宅した。
ウォーキングと初詣と欲しかった本を買えたので満足。