今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

私の登山限界は

2014年05月10日 | 山歩き

先日(5/4)の奥高尾・陣馬山(855m)~景信山(724m)縦走、すなわち都民が最初に登る高尾山(599m)の次の山で、左膝が痛んで歩行困難になったことは、自分の登山人生の危機を迎えたようで、心中かなりショックだった。

なにしろ中学時代から山に登りはじめ、高校はワンゲル部、大学は山岳部に属し、北アルプス・白馬から上高地までの大縦走や岩登り、冬山を経験し、ずっと山を歩き続けて、そして定年退職後の山歩きを何よりの楽しみとしているわが身なのだから。

なもので、自分の膝がホントに登山に堪えないのか、もう一度チェックすることにした。

行き先は、都民が3番目に登る、奥多摩の入口、高水(たかみず)三山(いずれも700m台)。

もちろん今回は入念に、CWXの機能性タイツを履き、その上の腰と左膝に関節の動きを正常化する鴻江ベルトを装着し、そして両手に山用のストックを持つという完全防護のフル装備。

晴天の新緑の中、青梅線の「軍畑」で降り、中学と高校の時以来の”奥多摩入門”の山に向う。

高水山(759m)を越え、最高峰の眺めのいい岩茸石山(793m)に着いた(写真)。もともと登りは問題ない。
ここで昼食(例によって足下の枯枝を集めてソロ・ストーブでカフェオレ)。

調子がいいので、ここからはストックをしまい、二本足だけで歩く。
3つ目の惣岳山(756m)を越え、最後の麓までの長い山下りになる。

最初のうちは、問題なかったが、しばらくすると左膝に違和感を覚えはじめる。いやな予感。

それがはっきり”痛み”になると、いそいでストックを取り出し、足にかかる負荷を減らす。

それでも左膝はどんどん痛みを増し、下界に降りたって最後の駅に向う下りの石段ではまともに膝を曲げられなくなっていた。

ダメだったか。

私の左膝は標高700mが限界なようだ…

入門コースの山しか登れない身なのか…

 私の膝の痛みは、痛みの部位からみて、膝の曲げ伸ばしの高頻度による「腸脛靭帯炎」だと思う。

 

ついでながら、惣岳山の下りの途中、「しめつりの御神木」という巨木が立つ神域(周囲に注連縄)があった(写真)。
巨木のたたずまいに感じるところがあったので、iPadにインストールしてある「幽霊探知器」(ばけたん)を神木に向け、探知ボタンを押してみた。
案の定「良い状態にあります。守り神の出現を期待できます」と出た。
この探知器を使ってきたおかげで、当初はゼロだった私の霊感がかように鍛えられた。


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