今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

暖房時にはサーキュレーター

2012年11月21日 | 生活

冷房時にサーキュレーターで室内を撹拌することはかえって逆効果であることは、
このブログで詳細な実測(室内のあちこちに設置した温度計と電力計による)にもとづいて立証済みのことだが
(実測にもとづかない理屈だけの反論は無意味)、
同じ論理で、暖房時にはサーキュレーターを使わないことは著しい非効率であることも言をまたない。

すなわち冷気が逃げない足下を暖めるために、必要以上にエアコンの設定温度を高くして、
天井部を不必要に高温にしてエネルギーを浪費している。

私の部屋では、天井近くにあるエアコンの暖房(450W前後)の設定温度は18℃にしてある。
それをONにして、サーキュレーターを使わないままだと、
エアコン吹き出し口近くと、自分がいる場所の床から20cmの所(以下、居場所)の温度差はあっという間に3℃になる
(同時に二ヶ所測れる温度計による)。

そこで床に置いてあるサーキュレーターのスイッチを入れる。
風向はエアコンの口に向けている。
ただし風の強さは最弱(20W)。

まずはエアコン口の温度が下がっていく。
床付近の冷気がエアコン口に向かっている証拠だ。
そして時間はかかるが次第に、居場所の温度が上がっていく。

最終的に、エアコン口も居場所もともに20℃を越え、ほぼ等温になる。
室内の撹拌が成功した証拠。

生気象学的に、室温を20℃以上にする必要はまったくない
(不必要に室温を上げると、不必要に乾燥を促進する)。
エアコンの設定を18℃にしたのは、室内の居場所の気温を20℃に保つための試行の結果。

エアコンの稼働はサーモスタットにより最小限となり、サーキュレーターもつけっぱなしだが最弱なので、
消費電力はたいしたことない(エアコンの1/20以下)。
サーキュレーターを使わずに、エアコンの設定温度を上げて暖房をガンガンかけるより、ずっと消費電力が少ない。

この事実は、夏の冷房にサーキュレーターの併用がかえって無駄になることも証明している。
ちなみに使用しているサーキュレーターの価格は2500円程度。

※2018年現在、同じエアコンの暖房で、風向を真下に、風速を自動にするだけで、部屋の撹拌ができてサーキュレーターは不要になった。
というこでサーキュレーターは夏はもちろん冬も要らない。 


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