私は室内の空調の対象を居住空間だけに絞り、それ以外の空間は無視することで、エアコンのエコを達成している。
早い話が、夏の冷房はフローリングの床付近に冷気を集め、天井は熱いままにまかせる。
室内全体を撹拌して冷やす必要などまったくない。
それによって、エアコンは「除湿」で充分なため、消費電力は約半分に抑えられる。
その室内の温度分布(ただし気温ではなく、壁面の温度)をサーモグラフィの画像で示す(右写真)。
壁の上面にあるエアコンの吹出口(青黒い長方形)の風向を真下にしているので、その方向から冷気が自分坐る場所(十印(29.3℃)のやや左下のちょっと黄色=暖かくなっている場所)に直接ふりそそいでいる(吹出口の左下に拡がる青黒い分布が冷気の流れを可視化している)。
そしてエアコンの真上は赤く37℃以上のままである。
ちなみに居住空間である十印付近の”気温”は、温度計によれば27℃(夏の至適温度)である。
この場所に座っている限り、この設定でまったく問題ない。
あと外出時は大きめの日傘がベストですが、日本でも男の日傘はほとんど見ません。私は日傘普及のため独りさし続けています。