今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

神名備ラーメン

2007年06月02日 | 生活
晴天も今日までのようなので、実家でも、蒲団干しにシーツ洗い、夏物を出し冬物をしまう作業。
他の家族は、姪のお宮参りに行ったので、
昼は久しぶりに近所の『神名備』のラーメンを食べに行く。

近所での一番人気の座は、はす向いの行列の絶えない『つけ麺TETSU』に譲ったが、
最近では接客の良さも評判らしい。
12時の開店直後に入りカウンター席にすわる。

店内には、灰皿がなく、BGMは音量を絞ってあり、
客の賞味を助ける嗅覚と聴覚に対する配慮がきちんとしてある。

街中の店でも、広域に人気のある店はやはり、こういったセンスがちがう。
しかもBGMは静かなクラシックやヒーリング系ではなく、アップテンポのバンド音楽。
これは店内の騒音をマスキングする”ピンクノイズ効果”というハイテクニックではないか。
席ごとに団扇がおいてあり、おしぼりは熱いのと冷たいのから選べる。
温熱感覚にも配慮だ。

ラーメンは680円なので高くない。
隣が180円ラーメンの店なので、つい高いと感じてしまう(1度だけ入った180円ラーメンは100円カップ麺と比べるレベル)。
醤油・大盛にメンマのトッピングを注文。
味はこってり系で、開店当初の頃とはだいぶ変わった。
客の好みに合わせたのだろう(TETSUはもっと脂ぎってる)。
箸でくずせるくらいやわらかいチャーシューはやはり旨い。
メンマもスーパーで売っている奴ではない。
あとの具は茹でモヤシだが、これはチャーシューとともに立体的な盛り付けにするためのようだ。
個人的には、水っぽいだけで汁の味がしみないモヤシは不要を主張したい(炒めモヤシ、あるいはエノキを推奨)。
旨いラーメンでいつも残念なのは、塩分を控えるべき高血圧の身では、汁を飲み干せないこと。
あと、本格的ラーメン店の唯一の欠点は、メニューが少ないので、そう頻繁には行く気になれないこと。
なにしろラーメン自体が栄養的にバランスがとれてない不完全食なので、頻繁に食べるものではないから。
この店が冷やし中華をやってくれれば…。

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