今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

冬に冷えすぎる冷蔵庫:追記あり

2022年02月06日 | 生活

我が名古屋宅の冷蔵庫は、冬になると野菜室の野菜まで凍るようになってしまった(白菜は凍らすと長持ちするが、大根はダメになった)
全室凍結状態。

温度設定は年間を通して「弱」にしている。
すると、夏になると冷却不足になり、野菜が傷みやすくなる(これは設定を上げれば済む話)。
そして「弱」にしていても冬になると全室凍結。

ということはこの冷蔵庫は外気(といっても室内)に著しく反応していることを意味するが、
冬といっても、室内で暖房のない空間だが0℃以下にはならない。
それでも庫内が氷点下になってしまう。

温度設定を「弱」よりもさらに下げてみたら、実質的に「切り」になってしまい、冷却スイッチが入らず、常温になってしまった(冷凍室まで解凍)。
そこでアナログの温度設定ダイヤルを微妙に試行錯誤して、なんとか凍結させないで冷やす位置を見つけた(その位置にペンで印をつけた)。

ところが、昨日から名古屋は降雪で外気温はずっと0℃前後。
すると庫内のタッパ内のモヤシをひたした水が凍った。
これ以上設定を下げると「切り」になってまうので、それはできない。

今までの冷蔵庫の挙動から推測すると、
冷蔵庫のある空間の室温を上げれば、庫内の温度が上がるはず。

そこでトイレに置いていたセラミックヒーター(300W)を冷蔵庫の後ろ側に置いて、温める事にした。
冷蔵庫を外から温めることで、内の冷えすぎを防ぐのだ。
なんか釈然としないが、論理的には整合している。

実はこの冷蔵庫、買って30年になる超オールドタイプ。
なにしろメーカーはパナソニックの前身であるナショナル松下電機!)。
しかも、当時でも安物の部類(この地に長居するつもりはなかったため)。
もちろん冷蔵庫だから、ずっと電源入れっ放しで稼働し続けてきた。
ところが、冷却機能が落ちるどころか、このように強まってさえいる。
意外なところで、当時の日本メーカーの底力を思い知った。
同じく30年物の洗濯機(シャープ製)も電子レンジ(東芝製)も健在だし。

追記
”計測マン”を自認する私としたことが、計測データなしで上の記事を書いてしまった。
面目を取り戻すため、庫内と庫外に温度計を設置してみた。
庫外が12−13℃の時、庫内は0℃(ぎりぎり凍らない)。
庫外が15℃の時、庫内は2℃。
すなわちわが30年物の冷蔵庫は、”最弱”設定だと外気から13℃下げる仕事をしているようだ。