今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

サイキック・パワー講座8:終講・参考図書

2021年05月03日 | パワー・スピリチュアル

サイキック・パワー講座として、基本スタンスを気の理論におき、ペンデュラムダウジングオーラなどを紹介してきた。
この講座は、「初級」講座のつもりで、こういう経験を0から始めるためのものであった。
いずれも私自身、特別なトレーニングをせず、やってみたらその場でできた。
そしていったんできると、いつでもできるようになる。
講座としてはこれで終りにする。


ここでの講座でうまくいかなかった人は、成書あるいは直接指導者にあたるか、パワー・スポット(無根拠の”観光パワスポ”ではなく、きちんとパワーが確認されている所※)で受動的に経験してみることをお勧めする。
※:本ブログで紹介している茶臼山カエル館(長野県根羽村)近くにある岩に手をかざすと、たいていの人が”気”の触感を得られる。

これらのパワーを何かの目的のために使うには、さらに強いパワーが必要になる。

ただ、これらのパワー(システム4※)がこれからの人生で必要かどうか。
少なくとも、社会生活を営む上では必要ないだろう。
むしろ普通の心身の能力・技能(システム1・2※)、あるいは瞑想法(システム3※)をマスターした方が役に立つ。
※心の多重過程モデル:”心”を以下のサブシステムからなる高次システムとみなす私のモデル
システム0:覚醒・自律神経などのほとんど生理的な活動。
システム1:条件づけなどによる直感(無自覚)的反応。身体運動時に作動。
システム2:思考・表象による意識活動。通常の心はここまで。
システム3:非日常的な超意識・メタ認知・瞑想(マインドフルネス)。
システム4:超個的(トランスパーソナル)・スピリチュアルレベル。ニュートン的物理法則を超えるサイキック・パワーの領域

システム4を開発してこういう分野を極めたい、という人はさらに頑張ってほしい。

その場合、注意したいのは、サイキック・パワーは元が生命エネルギーなので、使いすぎると生命エネルギーが衰弱するということ。
成書の著者(指導者)に意外に短命者(平均寿命未満)が多いのは、プロスポーツ選手が身体の故障を抱えやすいように、指導者なればこそ自分の生命エネルギーを酷使したためかもしれない。
パワーを向上させるには、日々のトレーニングが必要だが(成書はそう勧めている)、やり過ぎると、生命力を酷使してしまうことになる。

なので、力を抜いてリラックスしてやってほしいし、”気”についてはむやみに外に放射せず、収功(終了動作)を忘れないこと。
そして外気との交流を盛んにすること(内部の邪気を出し、外部の清気を取り入れる)。

気功もヨーガも本来は健康増進が目的なはず。
まずはそれを目的にし、強いパワーを得られたなら、ヒーラーの道に進んでほしい。


最後に、”成書”って言われてもいったい何を読めばいいのか困る人のために、参考となる図書を紹介する(『書名』著者 出版社)。もちろんこれがすべてではない。
また以下の著者のスタンスでわかるように、気功やヨーガが理論的にも実践的にもサイキック・パワーのベースになる。ただし欧米人は気功には馴染みが薄いようだ(個人的には密教が理論・実践に貢献していないのが残念)。

●『サイキック・バイブル』 ジェーン・ストラザーズ ガイアブックス
この世界の入門にはいい本(広く浅い紹介)。いろいろなエクササイズが(西洋人向けに)紹介されているが気功は載っていない(易は載っている)。実践の最初に「グラウンディング」の必要性を説いている点が参考になった。

●『秘法 超能力仙道入門』など 高藤聡一郎 学習研究社 
道教起源の仙道は気功より広い領域で超能力要素を含む。説明も図もわかりやすく実践に裏打ちされたオリジナリティもある。この著者の他の本もすべて読んだ方がいい。ただ、元は新書サイズで安価だが中古でしか入手できない状況。

●『スピリチュアリティの真実』など 本山 博 PHP
ヨーガをベースにサイキック・パワーを実証的に研究していた人。この人の一連の著作は研究書レベルのもあるため、学問的水準で参考になる。いわば私が進みたい道の先を行く人。この本にはクンダリニーについても書いてある。ヨーガ系だが気功系(気の理論)にも言及。

●『スピリチュアル・レッスン』など 井村宏次 ビイング・ネット・プレス
鍼灸が元だが、この人も科学的態度を貫いている。この分野の翻訳も手がけている。

●『あなたにもオーラは見える』 テッド・アンドリューズ 成甲書房
見えたのがオーラなのか自信がない場合にいい。オーラを見るための訓練もわかりやすい。ヨーガ系。

●『気功革命』など 盛 鶴延 コスモス・ライブラリー
日々やる気功の練習(練功)ならこの本がわかりやすい。著者の気功は、道教だけでなく、仏教・儒教も含んだ総合的なもの。ただエクササイズはDVDでないと”動き”がわかりにくい。数冊ありしかもDVD版、さらに『秘伝奥義 集大成』まで揃えると財布が痛い。

●『ヒーリング・パワー』など  ドロレス・クリーガー 春秋社
セラピューティック・タッチという著者が開発したサイキック・パワーの実践法。パワーをヒーリングに使う好例。

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