今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

私のバンクーバー

2010年02月12日 | 
バンクーバー・オリンピックが開催される。
バンクーバーといえば、私にとってはじめての海外旅行先。

大学時代は登山ばかりやって、いわゆる旅行には興味がなかったこともあり、
私の海外デビューは大学院時代と奥手だった。
でも、その最初の海外旅行というのが、予算をもらってのカナダでの共同研究だったので、
旅費はタダ。

ところが、共同研究者は現地に別ルートで行くというので、
海外が初めての私はたった一人でカナダに渡航するはめとなった。
初めての国際線で太平洋を越え、最初に降り立った地がバンクーバー。

入国手続きの担当官は丁寧な日本語で応答してくれたので、
海外での最初の英会話は、空港からホテルへの電話。
ホテルまでタクシーで行こうと、手を挙げたら、
運転手はターバンを巻いたインド系。
その後、モントリオールへ飛行機で行き、かの地で研究仲間と会った。

再び一人になってバンクーバーへ戻った頃にはすっかり旅慣れて、
一人で出かけて、船に乗ったり、山の公園にハイキングに行ったり、
若者が集る夜の街へ出かけたりした。
モントリオールと較べても街が小奇麗で、周囲の自然も豊かで住みやすそうな印象だった。

これで度胸がついたので、その後は、ウィーン、ザルツブルグ、フィレンツェ、そしてバリ島も、
国内旅行と同じく地図を片手に一人で歩き回るようになった。