博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『西遊記 ~はじまりのはじまり~』

2014年11月23日 | 映画
周星馳の最新作『西遊記 ~はじまりのはじまり~』(原題『西遊 降魔篇』)を見てきました。最新作と言っても中華圏で上映されたのは随分前(2013年の旧正月映画ではなかったかと)なので、もう日本では公開されないのかと思っていましたが。

主人公は妖怪性善説に沿った妖怪ハンターをめざす若き日のイケメン陳玄奘。そんな彼にやり手の妖怪ハンター兼山賊の女親分段小姐が惚れてしまい…… ということでイケメン玄奘を文章、段小姐を舒淇(スー・チー)が演じ、(彼女がEDスタッフロールの出演者の部のトップにきてます……)監督・プロデュース・脚本の周星馳は今回は少なくともわかりやすい形では出演していないみたいですね。

作品自体は良くも悪くも癖が無い手堅い娯楽大作に仕上がっています。お笑い要素も随所に盛り込まれていますが、パロディは控えめです。しかし中華映像作品も随分CGがリアルになってますね。10年ほど前の張紀中版『天龍八部』では見るからに安いソフトで作った感じのCGの動物が出ていて「あちゃー」と思ったものですが(^^;) しかしこのイケメン玄奘が後年only youを熱唱したりするんでしょうか……

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2 コメント

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アラフォーの私 (wanko)
2014-12-03 14:07:01
アラフォーの私は数年前の旧正月映画でこれ見て、ラストのGメン75のテーマソングに家族の中で1人悶絶してましたが、日本の反応はどうだったんでしょう。っていうか、そこんとこの著作権どうしたんだろう。
私としては、水の妖怪のちっちゃくなっちゃったバージョンのキーホルダーとかぬいぐるみとか作ってくれたら絶対買うのになと思ってました。長江7号よりかわいかったです。
黄渤の悟空が周星馳になるのがどうしてもなんか納得いかない。ちなみに家人の、話が無駄に長くて終わらない上司は我が家では「唐三蔵」と呼ばれています。
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Unknown (さとうしん)
2014-12-03 20:36:30
>wankoさま
日本語版ではGメン75も柔道一直線もEDのスタッフロールで著作権表記出てましたよ。ちゃんと許諾を得たんじゃないでしょうか。特にGメン75は周りでは反応がいいですね。締めの一番いい所で出てきますし。

長江7号の時もそうでしたが、ああやってゆるキャラ的なマスコットを出してくる割にはそういうグッズを売り出したりはしないんですよねえ。なぜか…
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