博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『後宮甄嬛伝』その2

2012年07月03日 | 中国歴史ドラマ
『後宮甄嬛伝』第5~10話まで見ました。

色々見てはいけないものを見てしまい、(具体的に何を見たかは……まあ、お察し下さいw)病の床に伏せる甄嬛。これを奇貨とし、幼馴染みの温太医と示し合わせて病が癒えないふりをし、皇上との床入りを延ばせるだけ引き延ばすことに。で、年越しの宴への出席をさぼって散歩していたところ、やはり宴を抜け出て来た雍正帝と鉢合わせしそうになったので、自分は倚梅園の宮女だと誤魔化してその場を逃れた甄嬛ですが、後日雍正帝が彼女を捜索させたところ、あの日たまたまその場に居合わせた倚梅園の宮女余鶯児が偽って名乗り出て「答応」(下級の后妃)に任じられます。

特技の崑曲で雍正帝の心をつかむ偽シンデレラこと余答応ですが、華妃の取り巻きとなり、調子に乗って甄嬛ら他の后妃に横暴にふるまうなどやりたい放題。后妃となったところで満足しておればいいものを、ここで調子に乗るのが後宮クオリティなんでしょうか(´・ω・`)

しかしその甄嬛も御花園でブランコで遊んでいたところを雍正帝に見出され、(この手のドラマはどうしてブランコが恋のアイテムになるんでしょうか……)「常在」から「貴人」に出世し、雍正帝との床入りも済ませて一躍寵愛を独占することに。仮病生活もここで終了です。

しかしそのことが他の后妃たちの嫉妬を招き、まずは甄嬛の姉貴分の沈貴人が華妃に呼び出され、夜通し文章の書き取りをやらされたり、華妃の手の者に背後から池に突き落とされて半死半生の目に遭わされたりします。

ついで甄嬛も滋養のためにと毎日支給されていた薬湯に微量の毒が混入していたことに気付きます。ホント後宮生活は地獄だぜ!フゥハハハーハァーと言いたくなる展開です(^^;) しかし最近何だか眠気が取れないという所から毒薬の混入を見抜くとは、甄嬛は神であるとしか…… そして余答応が毒薬混入の指令を下したことが明らかとなり(本当は更に華妃がその黒幕となっているのですが)、雍正帝が彼女に自害を申しつけることとなり……

ということで、余氏は甄嬛のお陰で思わぬ出世をし、甄嬛のお陰で破滅していくという展開になるわけですね。
コメント (2)
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