博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

最近読んだ本

2009年12月17日 | 中国学書籍
昨日病院の待合室で落合淳思『古代中国の虚像と実像』(講談社現代新書)を読んでました。なんつーか、物凄くツッコミたくて仕様がない(^^;) が、今はダメだ。体調が回復してから……

取り敢えず二言。

○共伯和が王位を乗っ取ったかどうかはわからん。ぶっちゃけ、私は通説通りでも問題ないと思う。あと、当時周公はいなかったかもしれんが、召公はたぶんいた。(このへんのことについては後日詳しく述べたい。)

○この本で言っているようなことは宮崎市定の「身振りと文学」「史記李斯列伝を読む」が数十年前に通った道ッ!!……この論文のあらまし:「『史記』の説話は市井の講談や演劇を元ネタにしているんだよっ!」

あと、ボチボチ長谷川哲也『ナポレオン 獅子の時代』をボチボチ読んでます。タミフル飲みながら読むと夢にサンジュストが出て来たりして困る(^^;) あと、これを読んでロベスピエール先生を心の師として仰ぐことに決めました。

革命軍は地上最強ッ!!大陸軍は世界最強ッ!!
コメント (7)
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