博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

博士論文口頭試問  2009年秋編

2009年12月01日 | 留学
体調ですが、取り敢えず発熱のぶり返し幅が少なくなり、食欲が復調し、夜中ある程度寝付けるようになってきました。(体調が悪いと夜中寝付けないのです……)

で、本日午前中に博論の公開口頭試問があったので、行ってみることにしました。前期に博論を提出すると今の時期に試問ということになるようです。形式は前回と同様です。

今回提出されたのは文字編、すなわち『金文編』『甲骨文編』の類の字書ですね。専門柄この手の文字編が学位論文として認められることが多いようです。この手のやつは図版からのスキャニング→文字画像をコピー→該当する文字の条に貼り付けという単純作業が中心で、誰がやっても大差ないものが出来上がるんじゃないかと思われがちですが、指導教授曰く「ポイントとなる文字(解釈が分かれている文字や難読の文字)をどう処理しているかをチェックしていけば大体の評価は出来る」そうです(^^;) 今日の試問でもそのあたりを色々ツッコまれてました。
コメント (3)
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