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日本の皆さんへ・離任御礼のメッセージ、キャロライン・ケネディ

2017-01-24 12:58:20 | 日米

以下文は、米国大使館発表のキャロライン・ケネディー駐日大使の離任の際の日本の皆さんへのメッセージです。誤訳があるかも知れません。他ウィキペディア資料を一部使用しています。

トランプ米国大統領就任前等々で、あまり話題になりませんでしたが、キャロライン・ケネディ大使は私達に心からのメッセージを送っています。日本各地を回り多くの日本人と接した数少ない駐日大使です。特に沖縄への関心は大きく7回沖縄へ行っています。在任期間は2013年11月12日~2017年1月18日でした。

キャロライン・ブーヴィエ・ケネディ( Caroline Bouvier Kennedy)、アメリカ合衆国の弁護士、第29代駐日アメリカ合衆国大使、第35代大統領ジョン・F・ケネデの長女で、現在58才です。

大使就任前は、ケネディ記念図書館の館長、ハーバード大学ケネディ・スクールの顧問を務めていましたた。自身が直接政治活動をすることは少なかったようです。駐加大使候補にもたびたび擬せられましたが、ニューヨーク州選出のヒラリー・クリントン上院議員がオバマ政権で国務長官に就任することが明らかになると、その後継に意欲をみせたと言われています。

米国の主要メディアの世論調査では、過半数がケネディは上院議員になる資質を備えていると答え、ケネディがヒラリーの後継となることには52%が肯定的、42%が否定的な反応を示しています。2009年になって一身上の都合により上院議員の補填指名を受けることを辞退しています。

セブン・シスターズの名門校ラドクリフ大学(1999年にハーバード大学と統合)を卒業後、コロンビア大学ロースクールを卒業して法務博士となり弁護士資格を得ています。元国務長官のジョン・ケリーが家庭教師だったそうです。メトロポリタン美術館在職中に、ユダヤ系ウクライナ人の血を引くエドウィン・シュロスバーグと出会い、1986年に結婚、結婚後もシュロスバーグ姓を名乗らず旧姓のままです。

 

「ケネディ大使から日本の皆さんへの離任御礼のメッセージ」

日本の皆さん、こんにちは

最も緊密かつ友好国、同盟国である日本で大使を努められ大変光栄でした。

私達家族を歓迎してくれた、日本の皆さんありがとうございました。

 

信任状奉呈式では緊張しましたが、皆様方のたくさんの声援を頂き素晴らしい経験になると感じました。

私の父の就任演説や母への敬愛の気持ちについて話して下さった、皆さんありがとうございました。

昔、雛人形を頂いた松本さんを探してくれた方々にお礼を申し上げます。私が日本を好きになったのは彼女がきっかけです。

戦後70年の節目には、父の魚雷艇に衝突した駆逐艦の艦長だった花見奥様にもお会いすることができました。

世界平和に向け、日米の連携を願っていた父の意思で引き継いでいると感じています。

 

安部総理、日本政府にも感謝しています。

希望の同盟を強化し、大統領が信じる和解の力に共鳴していただきました。又日米同盟への強力な支持と過去3年間の功績にも感謝しています。

何より安部総理と、岸田外務大臣の大統領の広島訪問への尽力と、先月の真珠湾訪問に対し感謝します。

 

国家の成功の鍵は女性であると確信させてくれた日本女性の方々に感謝します。

変化の真っ只中、日本女性は国を主導する力を持っています。

女性を支援し能力ある女性の活用に取り組む学校、企業、家庭の皆様に感謝します。

 

私を暖かく迎えてくれた東北の皆さん、被災地に残って復興を助ける学生や自らが被災してるにも関わらず復興に取り組む自冶体職員の姿に胸が熱くなりました。人々の生活や地域の再建は着実に進んでいます。

 

沖縄の弛まない努力や歴史を教えてくれた、県民の皆さんにも感謝します。

日本は、過去30年間で最大の土地返還を実現しました。

今後も共通の目標に向けた連携の継続を願っております。

 

日本各地でお会いした学生さんにも感謝しています。

皆さんには新しい世界観を教えられ、多くの元気をもらいました。

皆さんは最高の大使です。何時の日か米国へ来てください。日米同盟を築くのは皆さん方です。

 

私は日本を去りますが、さよならは言いません。

日本での経験や思い出を持ち帰り、何時の日か又日本に戻ってきたいと思います。

今までほんとうにありがとうございました。


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