極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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嘘が真実のようになった慰安婦問題

2017-01-08 14:52:11 | 日韓

以下文は、正論(1992,6)、私の戦争犯罪、1996年・1998年国連人権委員会資料(極一部)、久保有政氏等の資料等々を参考にしています。

 

1983年、吉田清冶氏(福岡県芦屋町出身、2007年に亡くなられています。)が「私の戦争犯罪、朝鮮人強制連行」という本を出版されました。

内容は 「私は日本軍の命令によって、朝鮮人女性205人を強制連行して従軍慰安婦にした」という内容の告白内容です。

以後、朝日新聞がこれを大々的に取り上げて、従軍慰安婦の話が広まってしまいました。朝日新聞は徹底的に慰安婦の話を取り上げ、真実のようにすり替えました。これが従軍慰安婦問題に発端です!
以前は、従軍慰安婦などという話はありませんでした。勿論、韓国側からも出たこともなく、日本側にもありませんでした。

全ては、吉田清冶氏の著書が問題の始まりです。 
 

酷いのは、吉田清冶氏の話はまったくの作り話で嘘であることが明確に判明しました。勿論、吉田清冶氏自身も嘘と認めましたが、謝ることはありませんでした。
1989年には韓国語に訳され真実のように語られました。両国の不幸の始まりです。自分の非を認めない吉田清冶氏・・・

 

吉田清冶氏の内容にある、韓国人女性たちを強制連行したという韓国の済州島ではあまりの内容に疑問を持った人が多くいたそうです。

以後、済州新聞が詳しく調査等した結果、吉田清次氏の本は作り話であるという記事を発表しましたが、何故か日本では報道されませんでした。

新聞記事には、250余りの家しかない村で15人も徴用したとすれば大変な大事件だけれども当時そんなことはなかった!当時の新聞には多くの村人の証言などが載せられています。

日本の現代史家の秦郁彦氏も、自身が済州島に渡っていろいろ調べられ、雑誌の正論(1992年6月号)に発表、吉田清冶氏の作り話であることが証明されました。

吉田清冶氏自身、週刊新潮(1996年5月号)で、作り話だったと告白しましたが、謝ることもなく、本に真実を書いても何の利益もない、新聞だってやることじゃありませんかと発言・・・びっくり仰天してしまいます!

自己益のためなら、平気で嘘を言い、どれほど日本社会に混乱がもたらされたか知れません。勿論韓国社会も同様です。多くのアジアの国々をも混乱させてしまいました。

日本は悪者だったという観念を広めよう、左翼的イデオロギー(共産党員)に基づいたとしても、怒りを超えてしまいます。

旧日本軍に強制連行された朝鮮人女性の従軍慰安婦達がいたという話を本気で信じている人たちが世界中に大勢います。

勿論、戦場に慰安婦達がいたというのは間違いなく事実です。しかし、日本軍に従軍したと名のつくようなものではありません。そんな言葉も実態も存在しなかったし、従軍看護婦などの言葉と混同された可能性はありますが、従軍というのは、あたかも日本軍が強制連行したかのような印象を与える言葉です。
 

現代の感覚では理解しずらいですが、当時の慰安婦たちは、金になるからと言って、日本人、韓国人の一部女性は自ら進んで戦場で商売をしていました。取り仕切る業者(日本人、韓国人等)がいました。日本軍はその業者に営業を許可していたにすぎません。兵士たちは金を払い、慰安婦たちはそれを受け取って商売をしていました。

この件については小野田氏もまったく同様のことを言っておられます、何故慰安婦問題が起きるか分からないと・・・唯で慰安婦と・・・は絶対にいませんでしたと。商売として成り立っていた。今の時代からすれば理解が難しいかも知れまえんが、生きるのに必死だったと言われています。勿論、戦場であり戦に巻き込まれた人達もいたと言われています。

戦場の慰安婦は、ドイツ、アメリカ等々、当時は何処の国の軍隊にもあるものです。旧日本軍にも慰安所が設けられていましたが、彼女たちは高い料金設定で商売をしていました、兵隊は明日をも知れぬ命です、列をなして順番を待っている者が多くいたといわれています。
文献等を読めば、戦場のほうが危険はあっても遥かに儲かるから慰安所の業者が入っていたと言われています。慰安婦の中には、当時の大卒者の給料の10倍、兵隊の100倍程度の収入を得ていた人も多くいたそうです。2~3年で故郷に家が建ったといわれています。強制連行などではなく、皆お金になるから自発的にやっていたようです。日本軍は強制連行なんかする必要は無いのです。

吉田清冶氏の韓国訳本により韓国では私も強制連行された、無理矢理、慰安婦にさせられた・・・日本よ、賠償せよと主張する女性たちが続々と現われました。

当時の韓国政府もなんで今頃こんな問題をと大変苦慮したと言われています。

それまでは、そんなことを言う人は誰もいなかったのに、急に彼女たちはテレビ等に出て涙ながらに旧日本軍の横暴を訴えました。

彼女たちの証言に、韓国内では本当に無理矢理、強制連行され慰安婦にさせられた女性がいたのかと思った人達が激増したようです。
訴えを起こした女性達の殆んどは、事実を言ったのではなく、補償金目当てと言われています。

過去、日本大使館前で元慰安婦の女性たちが、抗議デモを行なったことがありますが、ある韓国人女性は、19歳で学校を卒業する25日前に日本軍に引っぱり出され、仕方なく慰安所に行ったんだ! やっぱりあの時死んでればよかった、もう死んでやる、殺してくれ!等々と叫び、私自身が日本の横暴な従軍慰安婦の証拠だ!顔がテレビで大写しに放映されましたが・・・実はこの女性は韓国内でも証言がころころ変わることで有名人でした。
 

1993年日本政府も、16人の元慰安婦の女性たちに聞き取り調査を実施しました。他に10人の元慰安婦の証言集があって、26人を調べましたが、その中に信憑性のある者はゼロでした。

26人のうち強制連行されたと証言した人が8人いましたが、このうち2人は、日本側で調べましたが証言に食い違いがあってとても信用できる証言ではありませんでした。

他4人は韓国人研究者側から、話の前後のつじつまが合わなくて、とても調査が難しいとされたようです。 残り2人も、慰安婦にされたのが戦地でなく遊郭で働いていた人でした。
慰安婦というものが存在しましたが、自発的に金儲けのための女性達がいただけで、強制的な従軍慰安婦というものではなかったようです。

大きな問題は、後の日本政府の対応が極めて非常にまずいもので、いくら探しても強制連行による慰安婦というものが見つからなかったにもかかわらず、当時の日本政府は「韓国人をなだめようと安易に韓国政府に対して謝罪」したのです!

事前に韓国政府から、金銭的補償は求めないから、慰安婦の強制連行があったということにしてほしいと要望があったといいます。

それに対して日本政府は、調査したところ強制連行の例は見つからなかったが、韓国がそう言っているのだから、この際、強制連行があったことにしよう。当時の日本政府は日本国民に平気で汚名を着せてしまいました。

当時の日本政府は呆れるばかりです!

日本政府の安易な謝罪会見が、日本にはありもしない従軍慰安婦という汚名をせられてしまったのです。
以後は現在まで、世界に類を見ない性犯罪国家ということになってしまいました、まともな日本人なら本当に怒り心頭です。
可笑しな謝罪会見で日本人、日本軍はとんでもない人間だ等々、日本政府も認めたというニュースがが世界を駆け巡る結果となりました。

1996年2月5日、国連人権委員会でスリランカのクマラスワミ女史が、吉田清次氏の著書、日本政府の謝罪会見、韓国側民間団体の要望等を元に、旧日本軍の性的奴隷制度を断罪する報告書、女性への暴力に関する特別報告書(E/CN.4/1996/53)が提出されました。

E/CN.4/1996/53「Report of the Special Rapporteur on violence against women, its causes and consequences, Ms. Radhika Coomaraswamy, submitted in accordance with Commission on Human Rights resolution 1995/85」

1998年にも、アメリカのゲイ・マクドガル女史が、再びこの問題を取り上げて日本の歴史を非難、このように当時の日本政府の軽率安易な対応が、現在でも大きく尾を引いていると言えます。上記特別報告書より詳細に記しています。

E/CN.4/Sub.2/1998/13,22,June,1998「Systematic rape, sexual slavery and slavery-like practices during armed conflict Final report submitted by Ms. Gay J. McDougall, Special Rapporteur」

これらの文は、今も読めます。(英文)

日本政府関係者等には日本の国益、国民益とはを考えてほしかったですね。これも突き詰めれば戦後から続く目先の利益、自己益を守るためかなと思います。

迷惑を受けるのは日本国民だけでなく、韓国、中国等々の良識ある人達も結果的には計り知れない被害を受けているということになります。
吉田清冶氏が出版した作り話が、エスカレートし両国を隔てる不幸な大きな問題に発展し現在の慰安婦像問題に至っていると思います。

 

吉田清冶氏の自分さえ益を得れば他はどうでもいいと言う道徳心無き、利己的な生き方がもう取り返しの出来ない結果となってしまいました。

最隣国でもある韓国民の心を引き裂いた、私の戦争犯罪、朝鮮人強制連行・・・多くの方にこの事実を是非知ってもらいたいです。この真実は多くの韓国民にも、是非知ってほしいです。この文の英文を作成しています。韓国の若い人達は英語を理解できる方が多いと思いますので。

朴槿恵・韓国大統領は慰安婦の真実を理解してる数少ない大統領であることを付け加えておきます。

 

 



 


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