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極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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アーノルド・トインビー・国民の道徳心が失われた時、建国の歴史を知らない国は滅びる。

2025-07-18 19:26:22 | 日本社会

 (以下文は、過去の国際派日本人養成講座等々を参考にしています。)

 英国の歴史学者アーノルド・トインビー(1889~197:英国を代表する大歴史家、日本を独立した一文明圏として捉えています。)は、一つの国が滅びるのは戦争、天変地異、経済破綻によってでもありません、国民の道徳心が失われた時、建国の歴史を知らない国は滅びると言っています。

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 戦前、中に日本人が学んだ修身・・・この類の道徳規範は世界にありません、当時の日本人は高い道徳心を求め、有していたと言えると思います。

 修身には25項目(1 家庭のしつけ、2 親孝行、3 家族・家庭、4 勤労・努力、5 勉学・研究、6 創意・工夫、7 公益・奉仕、8 進取(しんしゅ)の気象(きしょう)、9 博愛(はくあい)・慈善(じぜん)、10 資質・倹約、11 責任・職分、12 友情、13 信義・誠実、14 師弟、15 反省、16 正直・至誠(しせい)、17 克己(こっき)・節制(せっせい)、18 謝恩(しゃおん)、19 健康・養生(ようじょう)、20 武士、21 愛国心、22 人物・人格、23 公衆道徳、24 国旗と国家、25 国際協調)を日本人にとって馴染みの深い過去や現代の偉人や有名人の言葉やエピソードをふんだんに用いて教えています。内容が分り易く、学び易い内容と言われています。
 グローバル化で可笑しくなった昨今の日本社会、問題の根底を変える事が出来るのは修身・道徳教育以外にないように思います。

 明治41年、ロンドン大学で国際道徳教育会議が開催、そこに提出した日本の修身等は各国の注目を集め、道徳教育の粋として絶賛されました。以来、多くの国が道徳規範を日本の修身等に求め、参考にして道徳の教科書を編んでいると言われています。
 先人達が大切にしてきた、人間としての生き方、自分の存在は先人、世の人々のお陰と考え、少しでも何かを世に恩返しをしたい・・・心ある人は、人生で自分なりに世のための出来ることを考えると思います。  それらの行為は、結果的には自身の人生を耀かせ、多くの人達に希望を持たせ、世に生を受けた喜びをもって人生を送れると思います。
 日本人の精神の根底には、他人に善を尽くすことで喜びとする精神が宿っていると思います。欧米にはない精神です。日本人が世界中の多くの人達から尊敬される所以は、この精神が酌みされていると思います。
 戦後、GHQが最も恐れたのは、この日本人の心と言われる、自己犠牲の精神・・・敗戦国でもある日本が、修身を学ぶことは、日本人の本来の心を取り戻すことを意味し、戦勝国は支配しにくくなり、絶対に許されない道徳規範であったと思います。
 日本敗戦直後、連合国は日本統治には何が効果的かを話し合われたと言われ、多くが軍事力と発言しましたが、中国共産党幹部は日本の教育を支配することと発言しています。

 修身教育の素晴らしさを知っていたGHQ・マッカーサーは、日本を支配するため日本人を骨抜きにするために、修身等々の授業停止を指令、教育勅語を取り払い、現教育基本法を制定したと言われています。

現代アメリカは日本の修身から多くを学んでいます。
 レーガン政権時代、アメリカでは学校には暴力がはびこり、学力低下、麻薬の蔓延・・・教育現場が荒廃した時期がありました。時のレーガン大統領は、日本の修身等々の情報を元に、日本に使節団を派遣し、代表のベネットは修身をもとに道徳読本を書いています。それは3000万部という聖書に注ぐ、超大ベストセラーになりました、道徳読本はアメリカ再建に向かわせました。この道徳読本は戦前の修身と国語の教科書からいい話を百話選んで編纂されています。

 西ドイツのアデナウアー首相は、敗戦後の混乱、混沌とした中でも主権回復の為、先ず軍の創設を1949年当時から掲げていました。1951年に連邦国境警備隊、1955年にドイツ連邦軍が創設されアデナウアー首相の主張が実現、西ドイツの基本国体を形創った後、日本の修身で学んだ道徳教育を推進して、素晴らしい戦後西ドイツ復興を果たしました。

 この修身、道徳教育が現教育に採用されれば、未来を背負う子供達に対する、最高のプレゼントであることは間違いないように思います。国民を真の幸せにできる国を造るには、この修身・道徳教育に立ち戻る意外はないと思っています。

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