想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

マンション傾斜問題は一段落か

2015-11-25 14:31:06 | 社会・経済

横浜のマンションの傾斜問題に端を発した杭打ちデータの流用問題は、「大山鳴動鼠一匹」となりそうだ。
データの流用があったにしても、幸い横浜の物件以外に安全性に問題がある建造物はないようで良かった。
「不安を煽るのがマスコミの役目ではない」と書いたが、マスコミがメシの種と、必要以上に騒ぎ立てたきらいがある。
専門家の検討によると、横浜のマンションの傾斜は、1000分の0.4で品確法上、損害賠償の対象とされる瑕疵には該当しないレベルとのことである。
ただ、今回の問題で、杭打ち工事でデータの流用が常態化していることが判明したことは「怪我の功名」で、多分、杭打ち工事以外でも充分ありうることで、今後への対策が課題となる。
杭打ち工事ばかりに焦点が当てられたが、今後は元請の三井住友建設の責任を明確にすべきで、地盤調査をした元請が所持しているデータを開示させるべきだろう。

東京では関心の薄い大阪の選挙

2015-11-24 16:23:27 | 政治

大阪府知事と大阪市長の同時選挙があったが、東京での関心度は低く、ほとんどニュースにならなかった。
政権党の推薦する候補を大差で破り、大阪維新の党が知事、市長共に勝利したのだから、政界へのインパクトはありそうだが、そうでもないらしい。
大阪都構想の住民投票では敗れて、橋本大阪市長が政界を引退すると表明したが、今回は逆の結果である。
自民党が衆議院選挙で勝っても、「安保法制」を国民投票にかけたら、負けるであろうのと同じようなことなのだろう。
新入社員時代に大阪府民であった時期があるが、大阪府と市の関係はわかりにくい。
二重行政の弊害はいろいろな場面で出ており、そのあたりが投票態度の難しさのようで、投票率はぐんと低下している。
橋本氏ばかりが突出しているが、本当はどんな人物なのか理解しにくい。
行動力はあるが、危なっかしさもあり、悩ましいところだ。

急激な外国観光客増はありがた迷惑?

2015-11-23 12:28:27 | 社会・経済

外国からの観光客が急増し、政府は歓迎しているようである。
円安が最大の要因と思われるが、中国人が特に多い。
銀座を歩いていると、中国語が氾濫して、かって日本人がパリで買い物をしていた頃と同じなのだろう。
爆買いとかで、商店は儲かっているので歓迎しているようだが、一般人にはあまり有難くないことが多い。
しかし、日本を訪れた中国人が日本びいきになるのなら、多少我慢せざるを得ないのだろうか。
ホテルに泊まると、中国人は大声で喋りうるさいし、街でも大勢で歩くので邪魔になる。
ホテル不足を解消するため、民泊を認める動きが出ているが、マンションの空き部屋に宿泊させ、住民が困惑しているレポートのようなトラブルが起きないよう、なし崩しで認めるのでなく、充分な対応をしておくことが必要だろう。
国際空港では、進入してくる外来種や病原菌の対応に苦労しているようだ。
ヨーロッパでは、パリのテロ事件で難民拒否の動きが出ているが、日本もいずれ同じようにテロの心配をせねばならないのだろうか。

見ごたえのあるATPツアー・ファイナル

2015-11-22 10:31:56 | スポーツ

連日、ATPテニスをTVで観戦している。
さすがにトップ選手8人の大会だけにどの試合も見ごたえがある。
錦織は、初戦のジョコビッチ戦では力の差を見せ付けられたが、フェデラーとは好試合を演じた。
昨年、ナダルと好試合を演じ、今年は活躍が期待できそうだとブログに書いたが、ランクを5位まで上げる大活躍をした。
今シーズンはあまりパットしなかったが、来シーズンは、また、期待できそうだ。
楽しみなのは、ナダルの復調である。
準決勝では、ジョコビッチに敗れたが、予選を3勝0敗で通過し、来シーズンへの期待をつないだ。
ナダルーフェレール戦で見せた、フェレールの粘りのテニスは、錦織にも大いに参考になるだろう。
一方、世界野球は、トップ12チームの対戦とはいえ、ラグビーと比べても、試合レベルが低すぎる。
観客も少なく、オリンピック種目にはふさわしくないのかもしれない。

大谷の快投をフイにした采配

2015-11-21 10:36:13 | スポーツ

予選リーグを順調に突破し、この調子なら、優勝するのでは思われたので残念に思っている人は多いだろう。
それにしても大谷のピッチングは見事だった。
相手のエラーで、本来1点のところ3点も取ったのだから楽になった。
予選リーグと異なり、韓国も調子を上げているので、このリードは大きかった。
これなら勝つだろうと思い、チャンネルをATPテニスに代え、戻して見たら、何と9回表ノーアウト満塁である。
このチームは絶対的なクローザーがいないので、危ないと思って見ていたら、案の定逆転されてしまった。
それにしても、この投手交代はうなずけない。
先ず、大谷を全然打てていないし、次の試合がないのだから代える理由がない。
則本のストレートも早いが、大谷の後では、さほど気にならないであろう。
しかも、大谷の速球に当たり始めていた。
代えるのであれば、下手投げ、変化球の投手で目先を変えるところである。
7回のノーアウト、1,2塁の攻撃も能がない。
3点リードしているが、内容は1点差である。どうしても次の1点を取る采配をすべきであり、策がない。
小久保監督は自分のミスと云っていたが、救援の準備も遅れていたようだ。
後からなら、誰でも何とでも言えるが、予選を5-0で勝ったことがマイナスになったようで残念な結果だ。