想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

女優、原節子の死

2015-11-28 10:35:46 | 映画

原節子の死が報じられている。
新聞でアメリカのかってのスターの訃報を時々見かけるが、「ああ、まだ生きていたのだ。」と思うことがある。
原節子といえば、「永遠の処女」といわれ、(本人は迷惑だったかもしれないが・・)白いブラウスを着た清楚な姿が思い出される。
あれだけのスターでありながら、映画界を去ってから、話題にされることはほとんどなかった。
静かに暮らすといっても、あれだけの有名人だと、本人が望む通りには無理と思われるのだが、彼女の場合、本当に表に出てくることがなかった。
八千草薫と異なり、若い綺麗な姿しか残っていない。
映画俳優の場合、どうしても役柄のイメージが強いので、本当の人物像はわからないが、意外に芯の強い女性だったのでないかという気がしている。
日本を代表する女優といえば、田中絹代、高峰秀子と並んで最初に思い起こされる。
見逃した作品が放映されるかもしれない。
訃報を見るたびに、昭和を代表する人物がまた一人亡くなったと思うが、彼女も95歳、当然のことなのだろう。