政府が沖縄と全面対立の状態になっているが、政府のやり方に問題が多いといえそうだ。
口では、沖縄県民の声を聞きながらといいながら、やっていることはまるで違う。
これでは、沖縄の理解を得ることは難しいだろう。
振り返ると、知事選で破れた仲井眞前知事が、任期切れ寸前に、レイムダックの中で、埋め立てを承認したことにある。
政府からの圧力があったのだろうが、これまでやってきた知事の過去の功績に泥を塗ることになった。
政府のやり方で、最もけしからんと思うのは、国民の税金である金を、反対派の市長を通さずに出して、反対派を切り崩そうとするなど、姑息な手段を行っていることだ。
現状では、基地を本土に移転するのは現実的でないだけに、沖縄の人たちに我慢してもらわねばならない。
負担を負わせる相手に対する良識ある態度とは程遠い。
沖縄は、歴史的にも本土とは異質であり、スコットランドのように、独立運動が起こってもおかしくない。
政府はこれまでのやり方を謝罪し、一から話し合いをすべきである。
このまま、強引に基地を作っても、禍根を残すだけであろう。