想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

住民投票への疑問

2019-04-08 13:43:08 | 政治

イギリスのEU離脱が混迷している。
振り返ると、まさか、住民投票でEU離脱が過半数を上回るとは思わなかった。
しかし、ここに来て、いつ、どのように離脱するのか混迷を極め、再度、国民投票を実施してはどうかとの意見も出ているようだ。
選挙の際、確かに、国民の多くが、EU離脱の影響について、充分に理解していたかは疑問である。
しかし、同じ件で何度も国民投票を実施するのにも問題があろう。
そもそも、賛成、反対がほぼ半々の場合、国民投票の過半数で決めることに問題がありそうだ。
大阪の府知事、市長選で維新の会の候補が勝利した。
選挙に勝ったことで、2015年の住民投票で否決された「都構想」を、再度、住民投票に持ち込む考えのようだが、それでよいのだろうか。
沖縄のように、大多数の場合は、はっきりしているが、仮に憲法改正で、国を二分した場合、混乱するだけだろう。
重大な問題の場合は、3分の2の賛成が必要なのだろう。