母と兄の法事で故郷へ出向いた。
桜の時期に帰郷するのは久しぶりである。
ローカル線の窓から眺めていると、桜と菜の花のコラボがきれいである。
まだまだ、日本の原風景が残っている。
子供や孫に、お墓の負担をかけないために、不便なところにある墓地のお墓から、父と母のお骨を取り出し、近くの菩提寺の永代合祀霊廟に収めることにした。
出来れば、菩提寺境内にお墓を建てたいのだが、スペースがないので、このようにした。
ここであれば、菩提寺が定期的に供養をしてくれるし、子供や孫も訪れやすい。
いずれ、私もここへ入ることになる。
あと、生前に戒名をもらっておけば、負担は少ないだろう。
終活の第一歩を済ますことが出来た。
祖父が昭和の初期に建てた、当時としては珍しい洋館の別荘を訪れた。
随分痛んでいる。
子供の頃、入手したプロマイドや雑誌の付録等、今となっては貴重な資料もいろいろあったが、これ等の整理は、また、次の機会だ。