羽生竜王が最終戦に破れ、タイトル数100の偉業を逃すとともに、長年に亘るタイトルを失い無冠になった。
しかし、これで、永世7冠の偉業の影が薄くなるわけではない。
羽生でも、プレッシャーがあったのだろうか。
再度挑戦して、是否、達成して欲しいものだ。
一方、井山は、山下九段の挑戦を退け、趙治勳の記録を破り、7大タイトルの保持記録のトップに立った。
しかし、羽生の記録と比べると、まだまだである。
若いので、これから、まだまだ記録を伸ばすだろうが、どこまで行くのだろう。
名人位を失い、やや調子を落としているのかと思われたが、天元を守り、心配はなさそうだ。
年明けから始まる棋聖戦が楽しみだ。