風は冷たいが、好天が続いている。
年末と言っても、街を歩いていて、昔ほど季節感を感じない。
私の子供の頃の年末は結構忙しかった。
1年のけじめと、家族と一緒に、家の中の大掃除、あるいは広い庭の手入れ、道路の溝掃除とかなり大変だった。
子供にも、結構役割分担があり、今の子供たちと違い、当たり前と思っていた。
屋根に上がって、風呂の煙突掃除は、私の役目だった。
正月飾りに使う「うらじろ」を取りに犬を連れて裏山に出かけたのも、今となっては良い想い出だ。
おせち料理も家でつくらなくなったようだが、結構手伝った。
孫を見ていると、せいぜい自分の部屋の片づけくらいで、ゲームに夢中である。
口出しをすると、嫌がられるので、見ぬ振りをしているが、これが普通と思って、育つのだろうか。