想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

数値だけの戦後2番目の景気回復

2018-12-15 09:02:31 | 社会・経済

現在の景気回復は、「いざなぎ景気」を上回り、戦後2番目の長さになり、来年には、戦後最長になると言う。
もしそうだとすれば、判定基準がおかしいと言うことにならないか。
「いざなぎ景気」のときは、入社して間もないときであったが、正に高度成長期で、毎年給与が上がり、社会全体が、経済成長を実感していた。
今回の期間は、実質国民総生産、実質賃金の上昇率を見るだけでも、比較に値しないことは明らかである。
要するに、「アベノミクス」の成果を強調しているだけで、この認識に基づいて、経済政策を進めても、成果は期待できないであろう。
実感の伴わない景気回復は、国民の認識とあまりもずれている。