折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

バラ、はよ咲きたいと待っている。

2009年04月20日 22時21分29秒 | 穀雨
    □ ブラッシュ・ノワゼット(Blush Noisette/N/1814/P.Noisette/USA)
        ピエール・ドゥ・ロンサール(LCl)とともに
        アーチを飾るはずの房咲きのオールド・ローズ。
      急に蕾が色づいて来ましたが、本格化は来シーズン以降です。
      
◇ 今日は、二十四節気の一つ「穀雨」です。
  読んで字のごとしで「作物を育てる恵みの雨」
  暦便覧には「春雨降りて百穀を生化すればなり」とあります。
  こちらは夕方から雨になりました、すべての人の心に潤いを…そう願います。

     
               □ レディ・ヒリンドン
      (Lady Hillingdon/T/1910/Lowe & Showyer/England)
      今日くらい咲いているかなあと思いながら帰宅したのに。

◇ 二十四節気でいうと「穀雨」の前の「清明」、連日のブログ更新でした。
  お気づきの方もいらっしゃると思いますが、一花に一スポットを当てて…。
  そのつもりが、結局はあれもこれも、撮った写真を載せることになってます。
  いつものとおり、文章と画像に何の脈絡もない、読みにくいブログでしょう。

     
             □ シラン(Bletilla striata)
              ラン科シラン属の耐寒性多年草
              二軒お隣のおばあちゃんにいただいた花。
              もう一年、そんな時季になったんです。

◇ いよいよ、今咲いている花がなくなりました(撮り尽しました)。
  こうと決めたら徹底して継続する性分ですが、自然界の都合には敵いません。
  自然界とまで言わなくても、自分自身のバイオリズムの変化とか終焉とか。
  ある作曲家の音楽を聴き作家の本を読む…果てしなく…でも果てはあります。

             

     
       □ アーチの半分は、ピエール・ドゥ・ロンサール(LCl)
            三シーズン目で、ようやくここまで…。

◇ これまで、例えば作曲家「モーツァルト」だったり、作家「辻邦生」だったり…。
  心の天空の限りない拡がりと、海底二万哩よりも深い心の溝の奥底。
  個性という名の感受性や想像力が、こんな私にも少しはあるとするなら、
  それは自由奔放な舞踏会場や、美の極致の薔薇の園であってほしいのです。
  だだイマジネーションやパワーには、残念ながら「果て」「限界」がありますが…。

     
           □ アネモネ(Anemone coronaria)
            キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草 

     
         □ セイヨウオダマキ(Aquilegia vulgaris)
           キンポウゲ科オダマキ属の耐寒性多年草

     
               □ ティアレラ(Tiarella)
         ユキノシタ科ティアレラ属の耐寒性常緑多年草
         左のバラの蕾は「ジャクリーヌ・デュ・プレ」(S)

             
           □ 上の三種類の花たちの位置関係です。

     
           □ ウィリアム・シェイクスピア2000
      (William Shakespeare 2000/S/2000/D.Austin/England)
          このイングリッシュ・ローズの寄せ植えです。
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イチゴ、この花もバラ科なり。

2009年04月19日 23時15分51秒 | 清明
        □ イチゴ(英名 Strawberry 学名 Fragaria × ananassa)
               バラ科イチゴ属の耐寒性多年草

     
     (una poesia di oggi)

        もりあげて やまいうれしき いちご哉    子規

◇ バラ科バラ属の花のじれったさをよそに、イチゴがちらっと咲いてました。
  透き通るような白さ、その愛しさ、そして周りの緑に乱反射して「緑ちゃん」
  それにしても、今日の暑さは、あっ初ぅ夏。。。
  東側の半日陰で、ハーブを寄せ植えしたくらい、あとはバラの手入れでした。

     
      □ ブレイリー№2(Brairii №2/Ch/1845/Blair/England)
        シュートのしなりが見えます、強靭なオールド・ローズ。 

◇ バラがどれか咲くのかなと思ってましたが、結局週末の開花はありません。
  そのうちに咲くわいとはわかっていても、それはバラ好きの人情というもの。
  水遣りもたっぷりと、これはバラに限りませんが…。
  そうそう、数えたんです、品種の数を、わが目を疑う七十品種くらいでした。
                                  (ミニバラを除く…)

     
            □ スヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾン
      (Souvenir de la Malmaison/B/1843/J.Beluze/France)
       その向こうは「目玉焼き」ではなくて、牡丹の花です。

◇ どうしてうちの庭にそんなにも入り切れたか、結果的にそうなっただけ…。
  地植えにしたから、そうなったとしか思い当たるふしがありません。
  つまり、バラ中心の庭にしよう、そう決めたから、それだけのことでした。

     
 □ レディ・ヒリンドン(Lady Hillingdon/T/1910/Lowe & Showyer/England)
   香りのティー系オールド・ローズ、これからなかなか咲き進まず…。

◇ ラナンキュラスは、まだまだいたるところから咲きあがっています。
  バラのような姿で、お化粧しているようでもあり、野性味も残しています。
  この陽気、週明けにはバラの開花にお目にかかれる、そう確信したのでした。

     

     
          □ ラナンキュラス(Ranunculus asiaticus)
            キンポウゲ科キンポウゲ属の半耐寒性多年草
            どちらも植えっぱなしの花と思います。
            それなら一応、多年草と言えそうです。

     
          □ 北東側一帯の「ハゴロモ・ジャスミン」

     
        □ それが北側へ続きます。この向かって左側も…。
          並行して、バラのシュートが延々と続いてます。

     
          □ 東側で、∞分の1、見つけました
            ハゴロモ・ジャスミンの次が、バラの開花。
            うちの庭では、通常そんな順番です。

  

    
        □ 今夜から、寝る前の本、昨年古書店で絶版本を。    
          右は「紫モクレン」の花木(ボン・ドイツ)。
          著者(同郷の大先輩)のサイン入り本でした。

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フウロソウ、ひそやかに

2009年04月18日 22時40分55秒 | 清明
            □ フウロソウ(Geranium L.)
              フウロソウ科フウロソウ属 の耐寒性多年草
              フウロソウに、間違いないとは思いますが…。

◇ 園芸をなさっている方は、ゼラニウムをよく楽しまれているでしょう。
  以前住んでいた家の出窓には、家内がゼラニウムをプランターに。
  ヨーロッパでも、よくそんな窓辺を見かけますが、その影響もあって。
  ブログを始めた頃、あれもこれも手を出して、アイビー・ゼラニウムも。

     
      □ アイビー・ゼラニウム、花がちらほら見えてきました。
        この花は、もう三年、プラスチックの平鉢に植えっぱなし。

◇ 本末転倒、私の別名みたいなもので、性懲りもなくやらかす失敗。
  植付け後にガーデニング・ラベルを立て忘れ、そのままほったらかし。
  呑気なもので、花が咲いたらわかるわい…結局咲いてもわからず仕舞い。
  あげくの果ては、雑草と間違えて、さっさと抜いてしまったり…。

     
      □ いわゆるチューリップらしい花とは形が違いますが、
        ルノワールの絵画のタッチのような彩りに惹かれます。

◇ 「フウロソウ」は花壇の中に植えていますから、そんな憂き目には…。
  でも似たようなもの、「私」の次に小さな(!?)花がちらっと見えてきました。
  バラは毎日朝夕入念にチェックしているのに、周囲までは目が届かず。
  ようやく気がついたとき、さぁ、いったい、この花はなんなのだろう。

     
           □ 「風露草」春めいた古風な名前…。
             秋めいた、そう思えなくもないですが…。

◇ そんなとき、ブログ友のmilky-mamaさんの最近の記事に気がつきました。
  フウロソウ…アイビー・ゼラニウムを植えた3年前、科名属名を調べたこと。
  そこにフウロソウ科とあって、ゼラニウムとは似つかない花の姿への驚き。
  昨年園芸店で見つけて、2ポットを植えた記憶がかすかに戻って来ました。

     
  □ エグランタイン(Eglantyne/S/1994/D.Austin/England)の花壇に。
    うちでは「風露草」の方ではなくて、私が「居候」みたいなものです。
                             (自分でも意味不明)

     
       □ うさちゃんのビオラでしたっけ、寄せ植えです。

     
       □ 冬の強剪定も何のその、順調に蕾が育ってます。


   ☆☆☆ 庭のバラ、この頃 ☆☆☆

     
      □ 蕾に色の見えるのが増えて来ました(ノック・アウト)。

     ※ 順風満帆とは行かないのが、この頃のバラ

     
       □ チュウレンジハバチに卵を産みつけられた痕。
         チャイナ系オールド・ローズ「ブレイリー№2」です。
         幼虫が孵化したときに殺虫剤散布か、
         この段階で切り捨てるかです(私はだいたいこちらを選択)。
         大量発生すると、喰い散らされて、丸裸にされます。

     
      □ こちらは「うどんこ病」たっぷりのバラ、それが弱点。
        オールド・ローズ「バロン・ジロ・ドゥ・ラン」(HP)
        つる性ですが、単独でポール仕立てにするしかありません。
        深紅に白の縁取りで、とても魅力的なバラです。
        バラの名誉のために…。



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スイートピー、赤い…。

2009年04月17日 23時57分01秒 | 清明
             □ スイートピー(Lathyrus odoratus)
               マメ科レンリソウ属の耐寒性一年草
               原産地シチリア島、地中海に沈む太陽の色…。

◇ 玄関先のハンギング、レモン・イエローのビオラと寄せ植えのスイートピー。
  数日前から開花が始まりましたが、ビックリしています、真っ赤なんです。
  波長の長い赤い光は、私の安いデジカメごときでは、まずとらえきれません。
  それでも、バラの「L.D.ブレスウェイト」(ER)と「赤」を競いそうです。

     
 □ スイートピーらしい、赤紫系統かと思って、このビオラと寄せ植えに…。
   それでも、このスイートピーには「喜びの春の色」なんでしょう。
   「赤いスイートピー♪」呉田軽穂(松任谷由実)の作曲でした。

     
         □ もう一品種、淡いピンクのスイートピー。
           バラに寄せ植え、今シーズンは二種類です。

◇ 金曜日の夕方、明日明後日と束の間の休日が待ってると思うだけで、満足感。
  少しバラの手入れをしなければならない、そんな時季になってきました。
  害虫が卵を産みつけていますし、牡丹のしべにも虫が喰いついていました。
  無農薬に越したことはないですが、下手なりに最低限の必需品みたいなもの。

     
             □ 夕方の牡丹の様子です。

     
         □ どこまでも淡いピンクを帯びた白い牡丹。
           二つ目が開花しました。

     
     □ その牡丹の向こうに、限りなく純白に近い、白い花が…。

◇ バラの蕾が、日増しに色づいてきました。
  また、日ごとに蕾の数が増えています。
  待ちかねただけに、ホッと胸をなでおろして、そのまま腹につかえて…。
  今シーズンは、一番花が早そうだと思いながらも、待つ身には長いのです。

     
       □ 東側から南側を…何が何やらわかりませんね。

     
   □ その南側の西隣…まあ、バラが咲いたらわかるということで…。

◇ バラ中心の庭にしたい、その元年…いったいどうなるのでしょう。
  微調整しながら、一番花を待つことにします。
  今週末、土曜日、日曜日は初夏の陽気だとは、気象情報。
  次に咲くバラの品種は…そわそわ気味、明日が早く来るように…もう深夜。

     
       □ アプローチの階段踊り場の様子。
         ビオラと寄せ植えのバラ「チャイコフスキー」(S)にも蕾。
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フリージア、地植えはあまり似合わない?

2009年04月16日 22時21分32秒 | 清明
              □ フリージア(Freesia hybrida)
                アヤメ科フリージア属の非耐寒性多年草

                植えっぱなしが、チョボチョボと、
                自分たちの春なんだとばかりに…。

◇ 高曇りというのでしょうか、薄い雲から陽光は紫外線たっぷり。
  今日、会社で一ヶ月ぶりにお会いした方に言われました。
  「お顔が日焼けなさってますね、園芸ですか、大変でしょう」
  「水遣り、病害虫の防除くらいで、真冬のバラ作業に比べたら楽です」

     
   □ 私にはとても魅力的な色彩の「ムスカリ」を数本見つけました。

     
     □ 上のムスカリは、この牡丹のすぐ手前に花芽を出してます。

◇ この頃は、夕暮れが格段に遅くなって来ました(日の入り18時45分)。
  帰宅してからも何とか一通り、バラの状態のチェックができます。
  予想に反して、シュートが込み入ってそうな部分は間引こうと思います。
  病害虫の防止に、意外と風通しの良さも効果ありとは、昨年までの経験です。

     
   □ マーガレットのこんなに優し気な暖かさ、北東側の半日陰です。

◇ そうそう「フリージア」の話をしようとしてたのでした。
  花屋さんの切り花の束は、つんと澄ました豊かな香り、春らしくていいです。
  うちの庭では、ほふく性のように地べたに這いつくばって、少しかわいそう。

     
      □ ハナニラといっしょに咲く、淡いピンクのフリージア。

     
   □ これじゃ、上からしか撮れないですから、鉢植えが良さそうです。

◇ 1ポット植えてみた「カロライナ・ジャスミン」も、あまりに小さくて…。
  オールドローズのシュートに寄りかかっているような状態。
  こちらは、どこか「定番」の黄色いフリージアのミニチュアみたいな感じ。

     
      □ カロライナ・ジャスミン(Gelsemium sempervirens)
         フジウツギ科ゲルセミウム属の常緑つる性低木


   ☆☆☆ 庭のバラ、この頃 ☆☆☆

     
         □ バラもジャスミンも、私は待ち切れません。

     
            □ スヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾン
      (Souvenir de la Malmaison/B/1843/J.Beluze/France)

             蕾にほのかに花びらの色が射し始めました。


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春の青空の下

2009年04月15日 23時58分35秒 | 清明
         □ ANAの機影、飛行機雲、日暮れ前の青い空。
           方角・高度から見て、おそらく中国大陸、上海行き…。

◇ 今日は4週に一度の通院日、別府まで通いました。
  午前中の国道は、窓をすかして爽やかな冷たいほどの風。
  「行きはよいよい」の好例で、昼下がりの帰りは、車内は暑いくらい。
  最高気温21度、さっぱりしたくなって、散髪しました。

     
          □ コデマリとシャクナゲが一輪。
            こういう光景もいいもの、春です。

◇ 帰宅したら、キモッコウバラが突然に一斉に開花してまして、ギョッと…。
  朝はちっとも気がつきませんでしたが、その咲き様は昨年とは大違いです。
  ハゴロモ・ジャスミンと同じ、少しだけ開花して、あとは噴き出すように。
  今に、ハゴロモ・ジャスミンが、短くも絢爛たる春を迎えることになります。

     
        □ ロサ・バンクシアエ「ルテア」(キモッコウバラ)
              (Rosa banksiae 'Lutea'/Sp)

     
      □ オステオ・スペルマムも夕暮れとともに花を閉じます。

     
      □ 少しわかりにくいですが、オステオ・スペルマムに
        キモッコウバラが加わった様子です。

◇ 夢にまで見た(決して大袈裟ではなく)すみれ達、庭のお仲間になりました。
  ヘレボルス達に愛想を振りまいて、半日陰の居場所を譲ってもらってます。
  芸術的な花の付き方もゆかしい清楚さの代表と、これから存分にお付き合い。
  浮き浮きした気分になる春、それは好みの花との相関関係があるようです。

     
           □ スミレ(Viola mandshurica)
             スミレ科スミレ属の耐寒性多年草

◇ あわただしかった一日だったからこそ、早くも暮れようとしています。
  春に三日の晴れなし、明日の夜には雨になるかもしれません。
  ボタンが咲いて、次はハゴロモ・ジャスミン、そしてバラへとバトンタッチ。
  春が確実に佳境に入って行くのを感じています。

     
      □ 白い牡丹、桃色の牡丹、自分で言うのも…優雅です。
        大陸的な趣きの葉の形や色も気に入っています。

     
    □ ハゴロモ・ジャスミン、間もなく、破裂したように咲くはずです。

     
      □ バラ「アンジェラ」の開花を待ってはくれないでしょう。


   ☆☆☆ 庭のバラ、この頃 ☆☆☆

     
            □ マダム・エルンスト・カルヴァ
        (Mme. Ernst Calvat/B/1888/V.Schwartz/France)
         赤い茎の色、葉っぱにまで浸みわたっています。

     
              □ ジャクリーヌ・デュ・プレ
        (Jacqueline du Pré/S/1988/Harknes/England)
       ほしくてたまらなかった花、そのうちに開花を迎えます。
  向こうは「ティアレラ」(ウィリアム・シェイクスピア2000/ERと寄せ植え)

     
     □ アネモネ、バラの番兵みたい、寄せ植えの芽生えです。
       バラはどこにも写ってないようです。
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白き牡丹の咲きにけり

2009年04月14日 23時55分00秒 | 清明
             □ 牡丹の朝は、白い雨の朝となりました。

◇ 昨日の午後9時頃から、パラパラと降り出した雨。
  私の知らないうちに、勝手に本格的な雨になってたようです。
  朝出勤直前、白い牡丹の開花の様子を画像に収めました。
  淡いピンク色を帯びて、春特有のほのかな優しさが感じられます。

     
      □ 夕方の牡丹、雨の乾き切れないボサノバ咲き(!?)。

◇ けさは余裕の洗濯、自作のヨーグルトに他作の苺ジャムを加えて、おいしい。
  そして、庭でデジカメ写真撮り…そこまではよかったのですが…。
  いざジャケットを着たら、財布がない…お金はなくても肝心の財布がない。
  いつもの場所にないのは不思議…結局、車の運転席に落ちてました。

     
         □ シャクナゲ(Rhododendron metternichii)
             ツツジ科ツツジ属の常緑低木
            雨に濡れながらも、咲き始めました。

◇ そんなこんなでバスに遅れて、車で出勤、雨でも意外に道は空いて。
  まさか、今日は土曜日じゃないやろな…小学生が集団登校中で納得。
  午前8時の始業時ぎりぎりに、職場には到着しました。

     
         □ セイヨウオダマキ(Aquilegia flabellata)
           キンポウゲ科オダマキ属の耐寒性多年草
           西日がかすかにすけています。
           日暮れがだんだん遅く時刻になって来ました。

      
           □ ウィリアム・シェイクスピア2000
      (William Shakespeare 2000/S/2000/D.Austin/England)
             セイヨウオダマキとの寄せ植えです。

◇ ところがどっこい、今度はロッカーの鍵が見当たらないのです。
  いつも鞄の決まったポケットに収納してたのに…でも、ない、ない、ない…。
  鞄をひっくり返しても出て来ない、唯一鞄に残ってたのがロッカーの鍵でした。

    
    □ クレマチス、モンタナ系の二品種が玄関先を飾ってくれます。
  「スター・ライト」(Starlight)と「ブロウトン・スター」(Broughton Star)
 「ブロウトン・スター」は同じキンポウゲ科の上のセイヨウオダマキそっくり。

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ブルーベリー、一足早い初夏の装い

2009年04月13日 23時30分31秒 | 清明
     □ ブルーベリー(英名:Blueberry 学名:Vaccinium corymbosum)
              ツツジ科スノキ属の落葉低木

         クリーム色や白い花にいつの間にか囲まれています。
         そんなにたくさんは、庭にはないのですが…。

◇ 水遣りしながら、ふと気がつきました。
  ブルーベリーの大鉢に、かわいい花がたくさん咲いています。
  似通った品種を2株、近隣に植えたら実が成りやすいとか。
  園芸店で、購入時にそうアドバイスされた記憶があります。

     
           □ これだけの花が実に成ったら…。

◇ 実が成って、私には三つ以上は「たくさん」それでも桁違い多さ!
  昨年、豊作万作だってバンザイして、家内と猫に笑われました。
  今年は土壌改良剤も追加しましたし、効果の程を楽しみに。
  ブルーベリーのジャムができるほど成ってほしいのですが…。

     
              □ アイリス(Iris hollandica)
             アヤメ科アヤメ属の耐寒性多年草

             先週末に、白い花びらがチラッと見えて、
             あっという間に、昨日日曜日に咲きました。
             真っ白な花びらの道に「追い越し禁止」の
             黄色いラインが鮮やかです。

     
           □ ボタン(Paeonia suffruticosa)
             ボタン科ボタン属の落葉亜低木
         まだ蕾のままですが、開花は時間の問題でしょう。

     
         □ クレマチス・モンタナ系「スノー・フレーク」
            (Clematis montana 'Snow Flake')
          キンポウゲ科クレマチス属の蔓性耐寒性多年草

     
          □ クレマチス・モンタナ系「スターライト」
             (Clematis montana 'Starlight')
 
     
       □ クレマチス・フォステリー系「カートマニー・ジョー」
              (Clematis cartmanii 'Joe')
            これも次々と素朴な花を咲かせます。

◇ 私の青春の入口、高校生の頃は、フォーク全盛、素朴な軽妙さ。
  「白い花は恋人の色」「白いブランコ」「白い一日」「白い恋人達」
  「白い恋人達」は、わりと最近の曲でした。
  歌が好きな子どもで、その頃すでに懐かしのメロディだった曲も。

   
   (una poesia di oggi)

           白い花の咲く頃   

        白い花が 咲いてた
        ふるさとの 遠い夢の日
        さよならと 言ったら
        黙ってうつむいてた お下げ髪
        悲しかった あの時の あの白い花だよ

     
     □ 純白のヘレボルス、一番小さい鉢なのに、よく咲いてます。

    
      □ 通路沿いの「ムスカリ」に、寄せ植えの「ネメシア」

    
       □ 花壇の「カンパニュラ」に、寄せ植えの「バコパ」
         白いカンパニュラって、いつ植えたっけ!?

     
           □ 花壇の「イベリス」残雪のよう…。

◇ 白い花の木といえば、なぜか「ニセアカシア」のクリーム・ホワイト。
  会社の独身寮の近く、見事な花をつける大木がたくさんありました。
  30年以上も前の、ものみなすべてが初々しく輝いていた頃の記憶。
  あの花の美しさは、一生忘れられないものとなってしまいました。

     
           □ コデマリ(Viburnum plicatum)
             スイカズラ科ガマズミ属の常緑低木

     
         □ どこか紫陽花のミニチュア版みたいな、
           初夏のさきがけの花にも思えます。
           微かな風にも揺れて、ピントが合いません。 


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牡丹、優雅で上品な春

2009年04月12日 22時27分15秒 | 清明
              □ 牡丹(Paeonia suffruticosa)
                ボタン科ボタン属の落葉低木
                初夏のようなさわやかな風にひらひら…。

◇ 空気が乾燥して、初夏のような暖かさの中を、桃色の大輪の花が咲きました。
  朝、いよいよ蕾が膨らんで来たなとは感じましたが、正午前には一気に開花。
  坐れば牡丹…ご婦人の皆様、あなたのことです。
  パソコンの画面をご覧いただだいている方で、立ったままの方はおられない。

     
        □ 今日の朝のうちは、まだこんな感じでした。

     
         □ 午後の様子、違いが歴然とわかります。

     
         □ 向かって左が、先に大きく花開きました。

     
          □ 向かって右の花は、まだ開花途上です。

◇ ボタンの掛け違いのきっかけを作るのは、殿方にまず間違いありません。
  でも牡丹には「大和撫子」(何でナデシコ!?)の優雅さが凝縮されてます。
  この天と地の差は、いったい何でしょう。
  「酒と泪と男と女」ズルさとエラさ…かなあ♪

     
        □ まもなく、白の大輪も開花することでしょう。

     
       □ その手前には、スノー・フレークが控えています。

◇ そんなことを思いながら、しばし牡丹の春に見とれて…ばっかりもいられず。
  今日は、午後からクレマチスのポット苗を五つ鉢上げしました。
  用土はブレンドで「NHK趣味の園芸」のテキストのとおりにやってみました。
  赤玉土(中粒)4:鹿沼土(小粒)3:腐葉土3です(講師:金子明人氏)。

     
         □ クレマチス・モンタナ系「クリンクル」
            (Clematis montana 'Crinkle')
          これは半日陰に、先月地植えしたものです。

◇ 牡丹も咲いて、次はいよいよ薔薇の出番が待たれます。
  それにクレマチスを少々(!?)加えましたから、そちらも楽しみです。
  美しいかどうかは、主観的なもの、趣味や好みの世界に違いありません。
  でも、私は素直に美しいと思える花の世界を、目の当たりにしたいだけです。

     
     □ 私が美しいと思う、春の庭の一角「水仙とチューリップ」

     
  □ アネモネ(一重)やラナンキュラスの咲く、ささやかな「しあわせ」

     
        □ チューリップ、その容姿、美しいこと…。
          このチューリップは、すでに切り花で楽しんでます。


   ☆☆☆ バラ、この頃 ☆☆☆

     
               □ レディ・ヒリンドン
      (Lady Hillingdon/T/1910/Lowe & Showyer/England)
       次は、このティー系のオールドローズが咲きそうです。
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四月中旬土曜日の庭 ~ 新芽、蕾、春の途中 ~

2009年04月11日 22時29分39秒 | 清明
     □ ジューンベりー(英名 Juneberry 学名 Amelanchier canadensis)
        バラ科ザイフリボク属の落葉小高木(セイヨウザイフリボク)

        写真を撮るまで全く気づきませんでした…これですべてです。
        下方には、西洋紫陽花「アナベル」の若葉が見られます。

◇ 連日20℃を超える暖かさで、バラの蕾も急に膨らむと思いきや…。
  そううまくも行かないようです。
  病害虫の早期発見も兼ねて、毎朝バラをチェックしているからでしょうか。
  蕾は出ても、そうそう早くは大きく色づくようにはならないな、実感です。

     
            □ スヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾン
      (Souvenir de la Malmaison/B/1843/J.Beluze/France)

            緑色の蕾があちこちでそのまま大きくなって、
            そのうちに開花を迎えることでしょう。
            無数のハゴロモ・ジャスミンのピンクの蕾、
            夕日に照り映えています。

◇ 今日は腐葉土を一袋買っては来ましたが、ほぼ午前中を家事に充てました。
  クレマチスのポット苗を鉢上げするつもりでしたが、午後からダラダラ曜日。
  バラへの木酢液の散布も含めて、明日の作業にあっさりと先送り。
  あとはデジカメで写真を少々、のんびりと過ごしましたし…。

     
       □ クレマチス・モンタナ系「モンタナ・スノーフレーク」
            (Clematis montana 'Snow Flake')

           購入して(378円!?)、まだ二週間くらいです。
           三日に一度の「バイオ・ポスト」の液肥遣り。
           じわじわと効いてきたのかもしれません。

     
           □ それが、蕾がこんなに大きくなって、
             北向き玄関前で、とうとう開花を迎えました。

◇ この頃はどうしてもバラの様子に目が行くせいか、アッと驚くことばかり。
  単に「鈍感」だけなんですが、いつの間にか花が咲いている…間抜けです。
  自分を弁護しても仕方ないのですが、初夏の陽気で花が急いでる感じです。

     
        □ 牡丹、一昨日までは黄緑一色の蕾が…ほら。

     
       □ ロサ・バンクシアエ「ルテア」(キモッコウバラ)
              (Rosa banksiae 'Lutea'/Sp)

         ご近所の南側の株は、もう咲き始めています。
         私んちは北側ですが、もうすぐ咲きそうです。

     
          □ オステオ・スペルマム(Osteospermum)
         キク科オステオスペルマム属の半耐寒性多年草

         キモッコウバラの下方斜面に、二品種咲いています。

     
          □ 道路から見たら、こんな感じなんです。

◇ バラの春だけを待ちわびて来たのではないですが、品種が格段に増えました。
  すべてのバラ、春には絶対咲くはずですから、すべてのバラに咲いてほしい。
  新しい蕾を見つけては、そういう思いがひとしきり大きくなって来ました。

    
            □ ピエール・ドゥ・ロンサール
     (Pierre de Ronsard/LCl/1988/M.L.Meilland/France)

          うちで唯一のアーチ仕立てに誘引したバラ。
          アーチの約半分をたくさんの蕾で埋めています。
          もう一方のバラは、まだ来年誘引のはずです。
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