折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

今シーズンは、順調に咲き進んでいます。 ~ バラの一番花 ~

2021年05月10日 21時17分27秒 | 立夏

◇ 暦の上では二十四節気の立夏に入りましたが、これまでに何日か夏日があったりするものですから、あの猛暑の夏の到来が早まるのではと心配になります。

  先週末は再度黄砂が飛来して辺りは若干黄色く霞んで、黄砂やPM2.5にアレルギーがある身には、庭作業も含めて外出を少し控えたりしました。

  そうこうしているうちにも、庭のバラは順調に咲き進んで、遅咲きの品種をいくつか残していますが、一番花らしい爽やかな花の姿を振りまいています。

  今シーズンのバラでこれまでのところ特筆すべきは、病害虫の被害がほとんどないこと、バラ栽培15年で初めてのことにただ驚いています。

 

                                        2021年5月9日

□ 庭で地植えの大株は、だいたい5株くらいですが、

そのうちの一つ、ほとんど開花してしまいました。

 

□ エグランタイン 

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

 

□ ここでもう15年咲いてくれています。

ふわふわの淡いピンクの花に、上品な芳しさが魅力のバラです。

その向こうの黄色いバラも、植えて13年くらいの株です。

 

                                       5月10日

□ たっぷり日差しを浴びて、濃い黄色い花の色です。

 

□ ジュード・ジ・オブスキュア

(Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)

 

                                     5月8日

□ このバラは雨に濡れると咲き切らないことが多いのですが、

今年の一番花はしっかり咲いてくれる花が多いようです。

 

                                           5月9日

□ もう一つ大株と言えば、人の背丈のはるか上を行く株です。

いつもは遅咲きでしたが、今シーズンはとても早く咲きました。

 

□ ティー・クリッパー

(Tea Clipper S 2006 D.Austin England)

上の方の花はなかなか撮りづらいので、この下の方の花は、

雨に濡れて枝がしなってしまい、その先に咲いた花です。

 

                                           5月10日

□ オールドローズもいくつか地植えにしています。

毎シーズン楽しみにしている、ガリカ系のバラの花が咲きました。

 

□ カルディナル・ドゥ・リシュリュー

(Cardinal de Richelieu G before 1840 J.Laffay France)

バラの中で最も濃い紫色の花だそうです。

 

□ こちらもガリカ系のオールドローズ、お付き合いはかれこれ12、3年になります。

 

□ シャルル・ドゥ・ミル

(Charles de Mills G before 1746)

 

□ ラティスには、香りのオールドローズがほぼ満開です。

 

□ マダム・エルンストゥ・カルヴァ

(Mme. Ernst Calvat B 1888 Y.Schwartz France)

この香りのオールドローズも12、3年もの長い間健在です。

 

                                        5月9日

□ 遅咲きのピンクの半八重のバラも、皆につられて咲き始めました。

 

□ スカボロ・フェア

(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)

 

                                    5月10日

□ 春夏秋とずっと咲き続けるイメージがあります。

今シーズンはどうでしょうか。

 

□ このピンクの中輪の花もずっと咲き続けています。

 

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

リビングのテーブルの私の座席から、一番よく見える所で咲いてくれています。

 

                                     5月8日

□ 2月に挿し木した、ハーロウ・カーのポット苗ですが、

鉢上げする前に、もう花が咲いてしまいました。。。

 

                                        5月9日

□ 何年か前に枯らしてしまって、今シーズンがリベンジのバラです。

 

□ ザ・ピルグリム

(The Pilgrim S 1991 D.Austin England)

久しぶりに庭に戻って来てくれましたので、何だかホッとしました。

 

                                        5月10日

□ 濃い赤の色は撮影ではなかなか再現できないのですが…。

 

□ ムンステッド・ウッド

(Munstead Wood S 2008 D.Austin England)

 

                                     5月7日

□ 濃いクリムズン色の大輪の花、とても豪華な感じがします。

 

□ この日は、もう一つ豪華な大輪のバラが咲いていました。

 

□ 何色と表現したらいいのか…濃い赤紫色です。

 

                                        5月9日

□ ウィリアム・ シェイクスピア2000

(William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)

 

                                     5月8日

□ 上のバラの咲き始めは、こんな感じでした。

 

※ バラはまだまだ咲いているのですが、この続きはまた次回に…。

 

 

□ アナベルには花芽が見え始めて、顎紫陽花は早くも「開花」です。

花の季節は、先へ先へと進んで行きます。

 


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4 コメント

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バラ園のよう~♪ (越後美人)
2021-05-11 14:43:52
色も形もいろいろなバラが花盛りですね~♪
バラ園にやって来たような気分になりました。
今年は病害虫がないということ、有難いことですね。
やはり折節さんの管理が良いからだと思います。
我が家のはどれも病気か虫か、どちらに侵されtいますから(^^;)
久しぶりにカムバックのザ・ピルグリムはまたなんて素敵なバラなんでしょう~
きれいに咲いて良かったですね(^_-)-☆
返信する
ややピークを過ぎました。 (折節)
2021-05-11 21:00:27
越後美人さん、こんばんは。

今シーズンのバラの花、見た感じは先週末くらいがピークだったように思います。
晴れた日の眩しい日の光の下では、どのバラの花も生き生きとして、ささやかながらバラの花園でしたよ。
病害虫もほとんどなくて、こんなに条件のよい5月のシーズンも、経験していなかったことです。
4月にバラゾウムシを見かけたときは、すべての株の蕾を見回りましたが、その後(数日後)はほぼ皆無でした。
いつでしたか、北寄りの強風が吹き荒れて蕾や葉が傷んだことがありましたが、それくらいでしょうかね。

ザ・ピルグリムは、10年前を思い出すような、このバラらしい美しい姿を見せてくれています。
今度は枯らさないように、そして一番花が終わったら、せっせと挿し木に勤しもうと思います。

明日から雨予報、九州の南の方は梅雨入りしてしまいました。
まさかとは思いますが、こちらの方面も梅雨入りが間近なのでしょうか。
 
返信する
咲き揃って〜 (Haru)
2021-05-12 21:42:20
折節さん、こんばんは。
バラがどんどん咲いてほぼ全てが咲きそろった頃でしょうか?
今年は5月末までもつバラはなさそうですよね?
こちらではここへきて少し涼しい日々が続いてバラの咲き進みもちょっとゆっくりかしら?

オールドローズの持つ優しい雰囲気のバラが次々と咲いてきましたね。
ピンクの濃淡がきれいですね。
オースティンローズもたくさん育ててらっしゃる折節さんのお庭は本当にバラの花園ですね。
最盛期はそろそろお終いでもまだまだこんなに素敵なバラが咲いてるんですものね!
ウィリアム・シェイクスピア2000も素敵な花でリベンジ!
ムンステッド・ウッドも似ていても色合いが少し違うんでしょうか?

紫陽花も今年は早くに咲きそうですね。
山紫陽花の紅にうっすらとピンクが載ってきました。
まだ5月半ばにもなってないのに、開花の進みが早いのに驚いています!
返信する
バラはほぼ咲き揃いました。 (折節)
2021-05-12 23:16:48
Haruさん、こんばんは。

今日は朝から一日中雨が降り続きました。
まるで梅雨の頃のように間断なく降ってまして、若干肌寒さも感じました。
案外もうすぐ梅雨入りするのかもしれませんね。

バラの花は大方咲き揃ったようですよ。
まだ咲いていないのも一、二ありますが、ほんとに順調に咲きました。
それでもどのバラも開花が早過ぎるくらいで、今月20日くらいには全部咲いて散ってしまいそうです。

いつも5月のバラを見て思うのですが、一季咲きのバラには、とても力強さを感じます。
梅や桜や牡丹などといっしょで、1年で春のこの時季だけ、一気に咲かせて2週間くらいで散っていきますからね。
咲き進む時の勢いがすごいと思うんですよ。
一季咲のオールドローズにも、だから惹かれるのかもしれません。
今はカルディナル・リシュリューの紫色が、しっとりと落ち着いた感じで、とても素敵です。

昨日、家内のお友達が見にいらして、ウィリアム・シェイクスピア2000を絶賛されてました。
確かに見惚れてしまうくらいの素晴らしい咲きっぷりですよね。
ムンステッド・ウッドは、もう少し深い赤色でしょうか。
濃い深みのある赤って、落ち着きがあってしかも豪華な雰囲気がいいと思います。

紫陽花が、えっ、今何月?って、首をかしげたくなります。
でも春先からどの花も早めに咲き始めたんです。
5月に紫陽花が咲いても不思議ではないのでしょうね。
 
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