Willow's Island

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今は投石が流行ってるのか?

2010年07月08日 21時52分52秒 | 韓国

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0708&f=politics_0708_003.shtml
 重家俊範駐韓大使が7日、ソウルのプレスセンターで行われた特別講演中に、石を投げつけられる被害にあった。重家大使にけがはなく、通訳を担当していた大使館員が手を負傷した。韓国でも、多くのメディアが続々と報じ、ネット上で賛否両論と物議をかもしている。
 「日韓新時代の共同繁栄に向けて」とのテーマで行われた講演で、質疑応答の際に男は「日本大使館に3回手紙を送ったが返事をもらえなかった」とし、手紙を直接手渡すと言って重家大使に近づいた。だが、突然こぶしほどの大きさのコンクリートのかたまりを投げつけたという。その後男は駆け付けた警察に連行された。
(以下略)
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 賛否両論の「否」はともかく「賛」ってのは何だ、「賛」ってのは。「共存繁栄」を語る外国の大使に対し、投石をした人物を英雄扱いとは、民度が知れるというものだ。これだから、いつまで経っても二流国のままなのである。日本ではこんなこと、考えられない。・・・と思ったのだが、ちょうど同じ時期に日本でも似たような事が起きていた。
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http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2010/news2/national/20100707-OYT1T01098.htm
 7日午後1時30分頃、大阪市北区のJR大阪駅北側路上で、参院選大阪選挙区候補者の応援演説をしていた国会議員に、男が数回、石を投げつけた。
 警戒中の曽根崎署員が男を取り押さえ、公選法違反(選挙の自由妨害)容疑で現行犯逮捕した。石は議員らには当たらず、けが人はいなかった。府警の発表では、寝屋川市長栄寺町、無職豊田友一容疑者(70)。「(候補者を公認している)政党が嫌いだった」と供述しているという。
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 この事件に対する、ネットでの反応は以下のとおりだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20100708-00000064-sph-soci
 ・・・まあ、日本も似たようなレベルだったのかな。(^^;) 両件とも、被害者は日本人なんだけど。

KARA

2010年07月06日 21時39分45秒 | 韓国
KARA - Honey(日本語)

 最近は韓国の女性アイドルグループが、相次いで日本デビューしている。このKARAだけでなく、少女時代(ソニョシデ)も日本に来るのだそうだ。以前書いたように、日本は本当にCDが売れなくなっているのだが、はたしてこちらでデビューしたところで採算が合うのだろうか。日本以上にネットでのダウンロードが横行している韓国では、おそらく日本よりはるかにCDが売れなくなっていると思われるが。
 個人的に、KARAは下手な日本のアイドルより良いんじゃないかと思う。特にハン・スンヨンク・ハラがかわいい。だからといって、日本でヒットはしないと思うけど。

日本経済の真実

2010年07月04日 22時02分39秒 | 

 ベストセラーとなっている辛坊治郎氏の「日本経済の真実」を読んでみた。アマゾンのレビューと読むかぎり、これほど賛否がくっきりと分かれる本も珍しい。内容としては、要するに小泉・竹中による改革路線は正しかったが、その後の政権でぶれてしまったため、日本経済の将来は危機的状況にある、というものだ。小泉・竹中の新自由主義的な政策が日本に格差をもたらした、という考えが現在は主流になっているが、むしろ逆であり、小泉改革こそが日本の経済成長、財政健全化にとって最善だった、とのことである。それどころか、発展途上国の労働者と同じ程度の仕事しかできない日本人は所得が下がって当然であり、政府は逆に大企業こそを優遇し、法人税も引き下げねばならない、とまで言っている。極端に低い評価のレビューがあるのも、おそらくこれが原因だろう。
 ずいぶんとバッシングされているこの本だが、私としては納得できる部分が多かった。政治家などは口が裂けても言えないような本音を、辛坊氏が代わりに言ったんじゃないかと思う。郵政民営化がなぜ必要だったのか、その本当の理由(やはり郵便貯金の運用を民間に開放することだった)も分かりやすく書いてあった。小泉政権時代後期の2004年~2005年は日本経済のあらゆる指標(GDP成長率、失業率、財政状況、等)が改善していた、ということも、統計図表を使って明確に説明されていた。
 私が特に重要だと思った内容は、1107兆円にのぼる巨額の財政赤字について、である。これこそが、「ある日、この国は破綻します」というサブタイトルにつながっている。ご存じの通り、これほどひどい財政赤字を抱えている国は、世界でも日本ぐらいである。政府の借金をどうにかするには、ハイパーインフレを起こすか徳政令でも実施して棒引きにするか、どちらかしかない、というのはずいぶん前から言われていることである。これ、本当にどうするんだろうか。もう本当に、国民全体が真剣に考えなければいけないだろう。日本政府の借金は国内から借りているだけで、日本国民の個人資産は1400兆円もあるのだから大丈夫、などという話を聞くこともあるが、「アホか」と言いたくなる。その「1400兆円」のうち半分以上を強制的に政府へ納めてしまえば確かに「大丈夫」なんだろうが、そんなことできるわけねえだろう。しかも、その個人資産にしても、団塊の世代が老後生活に入っていくにつれ、これから減っていくのは目に見えている。
 では、どうすればいいのか。この本では明確な処方箋は示されていない。強いていえば、小泉・竹中政権の「小さな政府」路線に戻って、日本国内に存在する企業の実力を上げていくことにより、経済が再生し、税収を増やしていくしかない、というところだろうか。小さな政府はいいけど、どうやって企業の力を付けていくのか、それは簡単に答えが出ないだろう。
 私としては、道は二つしかないと思う。単純だが、増税するか、政府の支出を減らすが、のどちらかである。毎年毎年、国家予算・一般歳入の約半分を国債でまかなう、というのは絶対にどこかおかしい。歳入内訳、または歳出内訳のどちらかが異常なのである。今の日本がそれほど「大きな政府」をしているとは思えないので、やっぱり歳入の構造に異常がある、と考えるのが自然ではないだろうか。とすれば、やはり増税しかない。「それよりも税金の無駄遣いを減らせ」なんて言葉をよく聞くが、一般歳出の半分近くが無駄遣いだとでもいうのだろうか。そう言う人は、どの予算項目のどの部分が無駄なのか、具体的に説明してもらいたい。ちなみに、消費税を10%に上げたところで、日本の財政赤字には「焼け石に水」である。

勝間和代 VS ひろゆき

2010年07月02日 06時48分31秒 | その他

 これもずいぶん「今さら」な話題だが、先日、この2人がテレビ番組で対談した内容をまとめたサイトを見つけたので、読んでみた。キャリア志向の女性のモデルともいえる勝間和代と、2ちゃんねるを創設しMr.インターネットとも呼ばれるひろゆきとの対談は、笑えるほどまったくかみ合わないものであった。決して討論番組ではなかったはずなのに、「対談」でこれほどひどい結果になることも珍しい。(^^)
http://d.hatena.ne.jp/wt5/20100503
誰と話すときも常に強気な印象がある勝間和代だが、この「対談」ではひろゆきにコテンパンに叩きのめされてしまった感がある。正直言って私は勝間をあまり好ましく思っていないので、爽快な気分になった。(^^) 妻も勝間については「あの人の一方的なしゃべり方、なんか苦手」と言っていた。私も同感である。
 勝間和代は対談の最後の方で、「なんか、すごくね、今日ね、すごくね、私ね、いろんな人とさんざん対談してきたんですけど、はっきり言って、のべ多分100人くらいの中で一番やりにくかったんです。」なんてことを言っていた。そりゃそうだろう。今までの相手は誰もが勝間のペースに乗せられ、彼女と同じ土台の上に乗って話さざるをえなかったのだと思われるが、ひろゆきはガンとしてそれを拒み、絶対に同じ土台には乗ろうとしなかったのだ。だから、まるっきり噛み合わない対談になってしまった。こんなことができる男は、ひろゆきぐらいしかいないのではないか。
 ひろゆきも寝起きで機嫌が悪かったそうで、いくら自分がゲストとはいえ年上に対してああいう話し方はないんじゃないの、と思った。もしかして以前から勝間が嫌いだったのかもしれない。私のように。
 この二人の対決については、村上龍が編集しているメルマガ「Japan Mail Media」で、面白い記事が載っていた。冷泉彰彦というアメリカ在住の作家が、現地アメリカからの視点で日本の出来事について語る、というものである。長いが、これをぜひ読んでもらいたい。
http://ryumurakami.jmm.co.jp/dynamic/report/report3_2032.html
 つまり、日本語の問題だというのだ。重要な部分のみ抜粋すると、「日本語というのは、人間関係の調和が前提となってできている言語です。・・・こうした日本語会話の特質には、相手への明確な反論や、前提への懐疑というのはなかなか馴染みません。それをポンポンとやってしまうと、本人が思う以上の暴力的な権力行使として相手には受け取られてしまうのです。・・・日本語というのは、余程注意しておかないと、会話によってどうしても上下関係を規定してしまうのです。」ということだそうだ。
 そう考えると、韓国語も似たような性質を持つ。日本や韓国のネット掲示板などが荒れやすいのも、使ってる言葉が問題だったのかもしれない。