スワップ協定は廃止！

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M8VO3M6TTDUL01.html
　８月17日（ブルームバーグ）：安住淳財務相は17日午前の閣議後会見で、李明博韓国大統領の竹島訪問などを受けて韓国・ソウルで月末に開催を予定していた日韓財務対話を延期することを明らかにした。さらに10月に期限を迎える日韓通貨スワップの拡充措置も延長しない可能性を示唆した。
　安住財務相は「一連の韓国の大統領の竹島訪問や、その後の天皇陛下に対する礼を逸した発言は看過ならない」と述べた上で、「今回、訪韓することは適切ではないと判断した」と説明。すでに韓国側に伝えたという。
　また、日韓通貨スワップの拡充措置についても「延長するかどうかも含めて白紙の状態だ。韓国側の厳しい経済状況を考慮して配慮したが、今後どうしていくかは政府全体として考える」と言明。期限を前に打ち切る可能性についても「あらゆる事を考えなければならない」と述べ、否定しなかった。
＜以下略＞

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　やっぱりな。「スワップの拡充は日本から言い出したこと」だとか「日韓スワップは日本のため」だとかいう韓国の報道があったので「本当かあ？」と思っていたが、やはり嘘だったようだ。７００億ドル程度では、円高抑止にもさほど効果はなさそうだしな。日本側のメリットが大してあるとは思えん。韓国側の言い分では、スワップが中止されたとしても韓国に大きな影響はない、とのことだ。そうであるなら、迷わずさっさとやめればよい。この協定は日韓双方にとって意味がないということであれば、やる意味がまったくない。
　しかし日本はそれに加えて、韓国の国債購入もやめるべきである。日本にとって買うメリットはない。購入中止を決定するにあたっては、財務大臣がわざわざ会見し「購入には不安がある」とアナウンスすればよい。その結果、ウォンという通貨がどうなるか、ぜひ見届けてみたいものだ。（＾＾）
　それにしても今回のように、日本が韓国に強く出るなどということは、戦後史上初めてのことではないか？　韓国は完全に一線を超えてしまったということである。本当ならこの程度のこと、強硬でもなんでもなく当たり前の対応だと思うが、常に韓国には過剰に配慮してきた日本政府にしては、非常にめずらしいことだ。これは快挙ともいえる。この程度が快挙というのも、情けない話だけど。