昨日は東海地方をものすごい豪雨が襲った。上の2つの画像を見てほしい。これは多治見市が設置したライブカメラの写真であり、1時間ごとの写真がネットで公開されている。上が昨日の正午に撮った多治見市池田町のガード下の写真で、その下が同じ日の同じ場所で午後3時に撮った写真である。正午には普通に車が通る道であったのが、そのわずか3時間後に完全に「川」と化してしまった。すさまじい勢いである。不幸にも多治見では、子どもが1人川に流されてしまったと聞く。もちろん多治見だけではなく、名古屋などでも川の氾濫でひどい状態になったのだそうだ。可児市でも例によって可児川が氾濫した。これから土砂崩れなども心配である。
この地域に住む私も、当然ながら影響を被った。いつもなら恵那ICから多治見ICまで高速道路の中央道を利用して帰るところなのだが、通行止めになったしまったため、やむなく国道19号を通って帰ることにした。ところがこの19号が、とんでもない混み具合であった。いつまで待っても、まったく前に進まない。通常なら長くても1時間半で家に着く道なのに、このままだと日付が変わる時刻になっても可児に着けないのでは、と思ったほどだ。勤務地である恵那市を出発したのは午後5時20分だったが、それから3時間が経過した8時過ぎになっても、20kmほどしか進むことができなかった。そこまで来てようやく自宅に帰ることをあきらめた私は、笠原町の実家に泊めてもらうことにした。瑞浪の中心街で国道を左に折れ、笠原町へ向かったが、19号の混雑が嘘に思えるほど道が空いており、すいすい帰ることができた。今は実家の部屋でこの記事を書いている。
しかし台風はまだこれから接近してくるし、今日もどうなるんだろうな・・・。
笠原は何もなかったようですね。
今日ほど「多治見」という地名をテレビで聞いたのは40.9℃を記録した日以来です。